IXAカーボンハンドル
スタードラグの換装手順
～ダイワ・アルファス編～

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完成のイメージ

写真のリールはプロトタイプです。

必要な工具

マイナスドライバーまたはプラスドライバー

適切なサイズのものをご用意ください。
スパナ

10mmのものをご用意ください。
グリス

K.T.F.ハイパーレンジバリアがおすすめ！
爪楊枝

あると便利！

純正ハンドルファスナの取り外し1

ビスのサイズにあったプラスまたはマイナスドライバーを使用して、
ロックプレートを固定しているビスを緩めます。

適正サイズの工具を使用することで、なめてしまうなどの失敗は激減します

純正ハンドルファスナの取り外し2

次にロックプレートを外してナットを緩めます。

注意点1:工具は10mmのスパナを使用してください。
注意点2:キズ防止のため少し厚手のビニールを被せて緩めます。
注意点3:緩める方向は、・右ハンドル＝反時計回転・左ハンドル＝時計回転です。

手で回せる程度に緩め、その後は工具を使わず自分の指を使いましょう。

純正ハンドル・ドラグの取り外し

まずハンドルを垂直に持ち上げて取り外します。

この時にハンドルとスタードラグとの間に皿形のハンドルワッシャーがあります。
ハンドルワッシャーはリールごとに形状が異なりますので、組み立て時に改めてご説明します。

次にドラグをまわし緩めて取り外します。

緩める方向は、・右ハンドル＝反時計回転・左ハンドル＝時計回転です。

初めての方はこの時点で充分ばらした感があるはずです。

IXAカーボンハンドル・ドラグ装着の前に

必要な３箇所へグリスを塗布します。使用するグリスはハイパーレンジバリアが最適です。

メインシャフトギヤについているワッシャーに塗布。
スタードラグの内側のタップ部（ネジ山）にもまんべんなく塗って下さい。。
メインギヤシャフトのタップ部にもまんべんなく塗布。
比較的広い範囲は指でかまいませんが、細かい箇所は爪楊枝が便利！

グリスを塗布せずに装着すると作動不良や、ネジ山のかじりを起こし
完全使用不能になってしまいますので、グリスの塗布は必須です。

IXAカーボンスタードラグ装着

スタードラグの締め込み作業は要注意！

スタードラグとメインギヤシャフトのタップ（ネジ山）が一致してスムースに回せるように加減しながら締め込みます。

最初のタップの「とっかかり」が最も重要です！
少しでも斜めに入ってタップが一致していないとスムースに回ってくれません。
斜めに入った場合には直ぐに逆回転して緩めること！（重要）
決して力を入れずスルスルと回るところを探る感じで締め込むことがキーポイントです。

締め込み時の回転方向は・右ハンドル＝時計回転・左ハンドル＝反時計回転に回します。

IXAカーボンハンドル取り付けの前に1

ハンドルワッシャーの用意

先程のハンドルワッシャーをスタードラグの上に入れます。
画像右の純正皿形ワッシャーは使用しません。
カーボンスタードラグに付属の正円のタイプ(左)を使用。特に裏表はありません。

IXAカーボンハンドル取り付けの前に2

ハンドルワッシャーの挿入

スタードラグとハンドルの中間に装着します。

IXAカーボンハンドル取り付け1

ハンドルを装着しハンドルナットで固定します。

スタードラグの時と同様にタップに合わせて慎重に締め込みます。
最初は工具は使用せず必ず指でスムースに締めて行き、止まったら、ビニールを被せてスパナで締め込みます。
締め込み具合の目安は、IXAカーボンハンドルの場合、工具を使用する前の手締めで回らなくなったところから工具での締め込み角度は90度前後です。
上記はあくまで目安です。思いっきり締め込むとズルッとなめてしまう事もあり、逆に緩すぎるとハンドルがガタつくので個人の感覚によるところですが「締まった！」と感じるところで決めて下さい。

IXAカーボンハンドル取り付け2

プレートの取り付けとビスによる締め込み

ナットの締め込みの位置をロックプレートの角度が決まる対辺になるよう微調整して下さい。
最後にロックプレートを取り付け、ビスで固定すれば全ての交換作業完了です。

出来上がり！