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GWT K.T.F. SP モニターレポート

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K.T.F.

Monitor Report
GWT K.T.F. SP モニターレポート
8月に応募した「GWT K.T.F. SP」のモニ
ター様から頂いた、レポートの一部をご
紹介いたします。
 
fenwick GWT60SLJ-K.T.F
 
fenwick GWT62SULJ-K.T.F
 
  fenwick GWT 60SLJ K.T.F. SP  
  神奈川県 石原 歩 様  「非常に汎用性のある「オールマイティな竿」」  
 
  はじめに  
 
この度はfenwick GOLDENWING TOUR EDTION K.T.F SP
【GWT60SLJ-K.T.F】のモニターに選んで頂きありがとうございました。
以前から気になっていたロッドを手にする事ができ嬉しく思います。
さて、8/14に神奈川県の丹沢湖にてロッドの初下ろし・初インプレッションを兼ねて実釣してきました。まずはファースト・インプレッションということで、ロッドを使いこなしたとは言えないまでも、何本かのバスを釣り上げましたので、その際に感じた事を書かせて頂き、1回目のレポートとさせて頂きます。
 
「やっと手にしたKTFスペシャルロッド!」
 
     
  自己紹介  
 

私は神奈川県在住の26歳です。バスフィッシングは小学生の頃からの趣味です。社会人になってからは、週末釣行が中心で、レンタルボート(バスボート、アルミ、ローボート)・おかっぱりで、手軽に行ける丹沢湖・山中湖・西湖・河口湖・一碧湖・芦ノ湖・相模湖・その他野池でのんびりと楽しく釣りをするスタイルが好きです。
トーナメント・大会にも興味はあるのですが、現状は積極的に参加しているわけではなく、あくまで個人レベルで楽しければいいや・・・というのをモットーにしています。釣りは楽しくてナンボ!!

 
     
  レポート  
  ・ フィールド  
 

「暑かったです。。。」
  フィールド
釣行日時
スタイル
その他条件

: 丹沢湖(神奈川県足柄上郡山北町)
: 2007/08/14 AM10:00(出船)〜PM16:00(帰着)
: ローボート(レンタル)+エレキ
: 天候/晴れ 気温30〜34℃ 表面水温16.7〜23.5℃

 
 

盆休み真っ最中の丹沢湖に行ってきました。丹沢湖の詳細については割愛します。盆休みということもあり、付近のスポットは家族連れで賑わっていましたが、バスアングラーは少ないほうでした。ボートは私を含めて3隻、オカッパリも割と少ないほうだったと思います。

 
     
  ・ タックルセット  
 

「リールはライントラブルの少ない
ダイワが好きです」
  ロッド
リール
ライン

fenwick GWT60SLJ-K.T.F
: DAIWA EXIST STEEZ CUSTOM 2004
: クレハ リバージR-18 フロロLTD 4LB

 
 

fenwick GOLDENWING TOUR EDTION K.T.F SP 【GWT60SLJ-K.T.F】(以下、GWT60SLJ-K.T.Fと称します)には、DAIWA EXIST STEEZ CUSTOM 2004をセットしました。このリールは、自重が軽い・ライントラブルが少ない・ドラグ性能が良いと、3本拍子揃ったお気に入りのリールです。GWT60SLJ-K.T.Fを初めて手に取った際、重量バランスがとても良く、持ち重り感がしなかったので、この軽さを活かすべく現状の最軽量モデルである本リールをセットしてみました。

 
     
  ・ ロッドについて  
 

さて、ここからが本題になります。私なりにGWT60SLJ-K.T.Fを使って感じた点をまとめてみました。

 
     
  @ やっぱり軽い(バランスがいい)  
 
  「バランスがよいので疲れません」
 
  最近のロッドはどのメーカ・モデルもかなり軽量です。ただ、重量ばかり軽くてバランスが悪く持ち重りを感じるモデルも多々あります。
この点、GWT60SLJ-K.T.Fは重量も軽く、バランスもいいです。リール装着前・後に関わらず持ち重りしません。軽いということは、感度も向上させます。さらには長時間使用しても疲れないという利点もあります。
実際、6時間近くGWT60SLJ-K.T.Fを振り続けましたが、キャスト疲れ・シェイク疲れは皆無でした。
(バスとのファイトによる手首の疲れは残りました♪)
テクナGP・スーパーテクナのスピニングモデルと比べても遜色の無い扱いやすさはさすがKTFスペシャルモデルといったところでしょうか。
 
     
  A 絶妙なアクション  
 
  「fenwickシリーズに惚れてます」
 
  GWT60SLJ-K.T.Fを初めて手にしたとき、「あれ?予想していたより柔らかいな」と感じました。KTFの兄弟モデルであるGWT62ULJ-K.T.Fと比べてもあまり変わらない柔らかさ・・・という印象でSLというよりはULに近いと感じました。私の使用目的は「ネコリグ・アンダーショットリグ」であり、既に所有しているスーパーテクナ S-TAV63SLJとテクナGP TAV-GP64SULJの中核を担わせようという狙いがありました。よって、この柔らかさで感度が確保できるのか、バスとのファイトで主導権を持っていかれないか、等と色々と心配していました。
ところが、実際に使ってみると「なるほど」と思わせるアクションでした。まず、キャストがよく決まります。今回は5〜10m程のスタンスを取って、岸壁沿いをエレキで流し絨毯爆撃したわけですが、サイドキャスト・ピッチングともにライトアクションによる恩恵を感じる事ができました。モーションがゆっくりになるために正確なキャストが可能です。また、シェイクがし易い。ティップがしなやかなので、シェイク時にティップの動きがソフトになり、ワームアクションがとてもナチュラルな感じになりました。糸ふけを利用したミドストも可能です。
さらに、バスがバイトしたときの感度。これは予想を反し、しっかりとその魚信を捕らえることができました。今回釣り上げたバスは9本、9本ともアゴにきっちりとフッキングが決まりました。一度も飲み込まれなかったのは、きちんとバイトを捕らえているという何よりの証だと思います。ディープで小さなバイトを取って行くような釣りにおける感度については、今回は試さなかったので追って報告したいと思います。
また、バスを掛けてからのアクションも特筆すべきものがありました。竿全体で負荷を吸収しながら、バッド上部まで綺麗に曲がります。もちろん、リールのドラグセッティングは必須ですが、竿そのものにドラグ性能を持っているように感じました。
 
     
  B リールシート  
   
 

リールシートについても、特徴がありました。画像中、左がGWT60SLJ-K.T.F、右が TAV-GP64SULJです。GP TAV-GP64SULJ(S-TAV63SLJも同様)はリールシート前部のグリップが可動式になっており、これを回すことによりリールを固定します。これに対し、GWT60SLJ-K.T.Fはリールシート後部のグリップが可動式になっています。
どちらの方式もリールをがっちりと保持できるのですが、GWT60SLJ-K.T.Fの方式のほうが(私の握り方では)手を添えたときにしっくりきました。これは、リールシートの手の触れる部分の凹凸が少ないためだと思います。リールのT型ステー前部とロッドの接触部が、可動部を介さずに手の中に納まるために、感度も向上していると思われます。テクナGP・スーパーテクナシリーズにも採用してほしいくらい、良い設計だと思います。

 
     
  C ガイド  
 
  「取り付け間違いかと思いました」
 
  GWT60SLJ-K.T.Fの一番手前のガイド。画像の通り、2番目以降のガイドとはステーの向きが逆です。恥ずかしながらショップでみたときは気づきませんでした。家で袋から取り出したときにビックリ!!!取り付け間違い!?と焦って、キャリルホームページの沢村氏出演の動画で確認してしまいました。結果、この逆向きステーは正常でした。
逆向きステーの狙いは定かではありませんが、私が予想するには、ロッドに理想的なテーパーを持たすため・・・ではないでしょうか。このガイド位置を確保したまま順向きステーにすると、スレッドがテーパーの邪魔をしてしまうため。苦肉の策でこうなった・・・と予想しております。もしそうなら、本当に細かなところまで妥協せずに作られたロッドということ。果たして真相は・・・???
それと、未確認ですが、ティップ側からの1(トップ)・2・3番ガイドは、フェンウィックの最新モデルと同様のガイドでは。とりあえず、手持ちのTAV-GP64SULJ・S-TAV63SLJのガイドとは違います。構造からして、ライントラブルを防止するデザインと思います。実際、今回の実釣で、ラインがティップに絡まるトラブルは起きませんでした。
 
     
  D 見た目の良さ  
 

GWT60SLJ-K.T.Fはかっこいいです。実用性の高さはもちろんのこと、デザインの面でも他ロッドと比べて一歩上をいっていると感じました。派手すぎず地味すぎずで、非常に渋くて飽きのこないデザインだと思います。見た目が良いと、使っている本人のモチベーションが維持され、釣果につながる・・・というのは私だけではない筈です。

 
     
  E 改善して欲しいところ  
 

これは全てのテクナGP・スーパーテクナにも言えることですが、グリップエンドの素材に違和感を覚えます。金属製のグリップエンドは、砂利・岩などに置くときに気を使います。塗装が剥がれ、傷がついたところで釣果は変わらないですが、ロッドを大切に・キレイにいつまでも使いたいという方は少なくないはずです。実用面でもゴム系のほうが優れていると思うのですが・・・。

 
     
  F 総評  
 

今回、実際にGWT60SLJ-K.T.Fを使ってみて、意外と「オールマイティな竿」という感じを受けました。ロッドを受け取る前は、プロ志向のマニアックなモデルなのかな?という印象だったのですが、実際はそんなことはなく、(ライトリグ向けという範囲で)非常に汎用性のあるロッドでした。その応用範囲が広いために、沢村氏動画にあるような繊細なベリーライトネコリグ・ディープ攻めのような、ある意味特殊とも呼べる使い方にも対応できるのだと思います。
理想のロッドを探し求める上級者の方にも、そしてどんなロッドを使ったらいいのかわからない初心者の方にもお勧めできる一本です。今までのタックルでは獲れなかったバスが獲れるようになるかもしれません。
私のロッドローテーションの中でも、これからはGWT60SLJ-K.T.Fにもメインを担ってもらいます。まだまだ色々な使い方・長所・短所があるかと思いますので、これからもチェックしていきます。

 
     
  釣果  
 

今回の実釣で釣り上げたバス達です。
全てGWT60SLJ-K.T.Fで獲りました。リグはスリムセンコーのネコリグです。
13:30/43cm、13:40/25cm、14:15/46cm、14:30/25cm、14:50/38cm
15:10/25cm、15:19/41cm、15:25/25cm、15:40/47cm