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2013.01.11 |
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D27スプール-Ver2 |
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暫く期間が空いてしまいましたが、本日よりKTFアルファスフィネスのアップデートサービスの再開です。
お知らせのついでにVer2スプールのポテンシャルについて触れてみましょう。 更なるパフォーマンスの向上を目的にスプールデザインを一新した事により、単純にスプール単体重量はファーストモデルの約5.5gに対しVer2は約5.2g。 超軽量ルアーもこれまで以上にストレス無くキャスト頂けるスプールレスポンスアップとスプール強度の向上を両立した革新的なバージョンアップを遂げました。
スプールレスポンス、強度共に確実にアップしているD27-Ver2ですが、AIRブレーキシステムの搭載によって今まで以上にストレス無くしかも非常に楽なキャストを実現しています。 一昨年よりT3-AIRの開発に携わる中でグローブライド社の設計T氏によって具現化され、多くの試行錯誤が繰り返し完成に辿り着いたブレーキシステムなのです。 その時の最終トライの様子が丁度1年前の真冬のテストでした。
AIRブレーキシステムの極めて優れた性能とは、フルキャストでバックラッシュしない任意のブレーキ力をパーミングカップのブレーキダイヤル調整で決定したそのままで、サイドキャストや低弾道ピッチングしたい時にもブレーキレベルを変えることなく、どちらのキャストも完璧に両立させたブレーキなのです! その根幹をなしているのはこの構造にあります。
システム自体は極めて簡単で使用パーツも少ないため非常に軽量であることからスプールレスポンスを一切損なうことのない構造です。 ピッチンなどの低回転域ではインダクトローター (上画像の一番右) が引っ込んだままの状態でブレーキ力は適度に弱いためラインも浮くことなくスムーズな低弾道ピッチンが可能です。 対するフルキャスト時には磁力によってインダクトローターが迫り出すので、シッカリブレーキ力を発生させることで爽快なフルキャストが出来るのです♪
また、遠心ブレーキはスプールの回転数(入力)に二乗のブレーキ力を発生させてキャスト&ピッチンを両立しており、AIRブレーキシステムはこのフィーリングに極めて近いブレーキフィールですが、 遠心モデルの様に雨などのコンディションにもブレーキ変化せず、 ウェイトの大きく異なるルアーローテーションや、爆風などのコンディションでもブレーキダイヤルで瞬時にベストなブレーキ力に変えることが出来るのがマグネットブレーキ最大のメリットです。 そのアドバンテージを最大限生かし、非常にセーフティーでビギナーにも楽〜にキャスト出来るセッティングから、スキッピンを楽にこなす強いブレーキでもストレスのない低弾道ピッチンを撃てる落差のある状態にも変えることが出来るブレーキがAIRブレーキシステムなのです。
現在テストを重ねているモデルもいくつかあり、それら全てにもAIRブレーキシステムを搭載しています。ベイトフィネススペックに限らずストロングバーサタイルなモデルでもこのブレーキは100%のパフォーマンスを発揮していることからも今後のマグネットブレーキのスタンダードとなる事は間違いないでしょう。
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