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2019.01.29 |
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ワンナップスピン |
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昨日長らく欠品していたサワムラ ワンナップスピンが再入荷したので改めてこのスピナーベイトのアドバンテージについて触れてみようと思います。
スピナーベイトの構造はヘッドとワイヤー、ブレードと言った簡単な構成にルアーですが、それぞれのパーツが担うバランスによって全く異なる特性に仕上がる物で、その特性を大きく左右する決定的なパーツはブレードとアームバランスです。特にブレードはほんの少しのセッティングで変わってしまうほど重要パーツです。 私がワンナップスピンを手がけた当時 まず最初に叩き台を作ったのがこのブレードからで、コンパクトシルエットは後からバランスを追いくんでいく事でこのサイズになったものでした。
なぜなら、スモールブレードでありながら強く明確なバイブレーションを持つこと、これはブレードが受ける空気抵抗が少ないため圧倒的にキャスタビリティーに優れると同時に、水中では浮き上がりにくい為、 1ランクウエイトを軽くしても同じレンジを引けると同時に、ショートバイト時にも有利且つスナグレス性も向上するのを狙ったからです。
ただしコンパクトサイズのスピナーベイトにも欠点があり、モンスタークラスのバスの吸い込みは一気に口の中へ入ってしまうため、ロングシャンクのフックを装備するなどしないと、すっぽ抜けなどのミスバイトが起こるのですが、ロングシャンクのフックでは根掛かり易いというデメリットがあるので、でかいバスを狙うときは必ず、トレーラーフックを付ける必要があります。 もちろんショートバイト対策にも大きく貢献しながら、想像以上に根掛からないのも事実です。 ※トレーラーフックについてこの時の記事を参考にしてみてね。
もう一つ、アッパーと呼ばれる、フックがバスの顎に下からフックアップしている場合は、ヘッドではなくブレードにアタックしてくるためにおこるもので、当然「バイトはあるのに乗らない」事に繋がっているのです。このアッパーに対応する手段は、ブレードカラーをチェンジする。ヘッドやスカートも有効ですが二次的な要素として思っておく程度です。つまりブレードカラーとコンビネーションは多く持つことでいざというときに対応できるのです。
昨年のバサクラでもメインベイトの一つとして強力な武器となってくれた信頼のおけるルアーであり、 多くに方に長きにわたり愛されてきた本当に釣れるスピナーベイト、それがワンナップスピンです。
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37 38 39 40 41 |
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