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2009.12.08 |
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飛距離アップのコツ |
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ここ最近就寝している時に寒くて体温が下がってしまうと咳が止まらなくなり目が覚める事がしばしばある。 夏でも布団をはだけていたりすると同様なんです・・・ 昨晩は放射冷却によって今シーズン最も気温が下がったとの事で、夜中に咳き込んで目が覚めてしまった。 今日からもう一枚布団を増やしますか。 そして以前にも紹介した事がある富士山に積もった雪に現れる数字の ” 2 ” 先週末の降雪でお目見えとなり、いよいよ冬本番と言った感じです。
冬の到来とは関係ないけれど、今日はベイトキャスティングのコツについてちょっと。 当然かも知れないがルアーキャスティングにおいて飛距離を求める方は多い。 飛距離アップにもルアーウェイトとタックルバランスは最も重要なことのひとつ。 ロッドに関してのことに、より飛ばしたいから6.6フィートより長い7フィートを選ぶと言うのを良く耳にするが、バスフィッシングでの場合ロッドの長さでは思っている程飛距離は変わらないのが事実。 それよりもウェイトをしっかり乗せる事のできるロッドパワーをセレクトする方が重要なのだ。 このことはマグネットブレーキモデルでのキャスティングでは飛距離に決定的な差が出る。
一般的により遠くへ飛ばそうとする場合、思いっきりフルキャストしますよね。 この思いっきりというのは瞬発的なロッドスイングのスピードに対してリールのブレーキ力が不足しがちとなりブレーキレベルを上げないとバックラッシュしてしまう。 それに対応するためにブレーキレベルを上げれば中盤〜終速での伸びはスポイルされる事になるので、 バックラッシュしない程度にブレーキ力は出来る限り弱くした方が飛距離が出るのはご理解頂けるはず。
ではブレーキレベルを上げずにバックラッシュをしないようにするには? キャスティング時のスイングスピードを落とす事! 力の限りのフルキャストではなく、力を抜いてロッドにルアーウェイトをしっかりと乗せてキャスト後半にパワーバンドのピークを持ってくる感じで。 文字で理解して頂くのは非常に難しいが、実際に投げ比べればすぐに気が付くはず。
練習で使用するルアーウェイトはロッドに乗せやすい1/2オンス以上をセレクトし、 フルキャストしてもバックラッシュしないブレーキレベルを任意で決定する。 次にブレーキはそのままで力を抜いてゆっくりとしたキャストで投げてみる。 当然フルキャストでバックラッシュしないブレーキレベルなので距離が出ない。 そのまま力を抜いてゆっくりとしたキャストを繰り返し、ブレーキレベルを徐々に弱くして行くとどうだろう。 バックラッシュせずにフルキャストしていた時よりも飛距離が伸びていればロッドにルアーウェイトがしっかり乗っている証しだ。 逆にそのブレーキセッティングでフルキャストすると一気にバックラッシュしてしまうはず。 このことが分った方は今まで以上に飛ばせるアングラーになれるはず? です。
何故こんな事を書いたのかと言うと、 キャリルに来店頂いてワークス仕様の試投を希望される方は多く、 初めにピッチンで試して そのレスポンスに驚いて頂き、次にフルキャスト。 当然ブレーキのレベルは変えるのがベストな使い方で、 と言うより変える事が出来るからマグが使い易い最大のメリットなんです。 Revoエリートワークス仕様は軽く投げても飛距離は充分に得られ、ライントラブルの点でも扱いやすいと言う大きなアドバンテージを持ってますが、 私のフルキャストでのセッティングで試して頂くと、時に渾身の力で投げる方がいる訳で、 もれなくラインがブワーっとなってしまうの多く見てきたからです。
ロッドにルアーウェイトを乗せる感覚を是非会得して頂きたい。メカニカルブレーキには手を付けずにマグネットブレーキでベストなセッティングを見出すのですが、その一つの目安がラインの浮き具合(バックラッシュ)と言う事なのです。 勿論フィールドへ出掛けなくても出来る事なので是非試してみて下さいね。 私はフィールドへ出ない日でも駐車場でほぼ毎日投げ込んでいますよ。
そして飛距離アップのコツはこれだけではなく、風に負けない低弾道のサイドキャスト等キャスティング時のパワーバンドも異なる。ラインの太さや、巻き量等その辺についてはまた今度ということで。 因みに遠心ブレーキモデルの場合は初速を必要とするので、マグネットモデルのパワーバンドとは異なりますよ。
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