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2010.12.21 |
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実は微妙なのか? |
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先日の西湖では各メディアのクニマス取材で、普段では見ることのない状況になっておりました。 ヒメマス狙いの釣り人に同船しての実釣ロケ、岸では大人数のロケ班、マイク片手にインタビューするリポーター。 確かに絶滅したとされる種が70年の時を経て再発見されたのですから大ニュースです。 保護する方針も聞かれますが、ほとんど意味の持たないと思うのは私だけではないはず。 京都大の次教授は今まで通りでイイ! とおっしゃていますが、正にその通りだと思うのです。 今まで何ら保護されることもなく自然繁殖し現在に至っており、ヒメマスに混じって釣れる事は決して珍しくない。それ程の数がいるということなのですから。 実は幻ではないこのクニマス。 聞く話では 美味しく無い らしいです。 私も見せて頂きましたが、お世辞にも美しいサカナとは・・・。 そんなこともあってクロマスと称されてヒメマスファンの間では残念なサカナだそうです。 あまりに温度差がありすぎる気がしますね。
田沢湖へ戻すと言うことも検討されているようですが、現在の生態系に与える影響も考慮する必要があると思います。 世紀の発見に間違いないのですが、あらゆる意味で微妙な発見にもなっているようです。
個人的にはアブラビレのある種の中で ヤマメ が最も美しいサカナだと思いますね。
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