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2011.05.17 |
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ゴリの原因 |
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フェンウィックのプロスタッフでTOP50で共に戦う山岡選手。彼にもKTFのチューンドリールを使用してもらっているのですが、今シーズンから投入したアルデバランフィネスの捲き心地が突如ゴリゴリになってしまったとのこと??? 原因究明と修理のため送られてきたのだが、巻いてみてビックリ! KTF7.9スーパーハイギヤをインストールしているのだが、今までに一度も無い様なあり得ない感触に変わり果てた捲き心地になっているではないか・・・。 今までにギヤの不具合など生じたことがない! 念のため完バラしてメインギヤとピニオンをパーツクリーナーで洗浄してルーペを使ってチェックするも欠けや摩耗、アルマイトの飛びなどの不具合的症状は全く見られず。 内部のビスの緩みなどを確認した後 ギヤへハイパーレンジバリアを塗布して組み込み ハンドルを回したところゴリゴリ感が全く改善していない???
あと考えられる点はワンウェイベアリングしかない。スリーブを抜き取ってみるとご覧の通り帯状に摩耗してしまっていた。
アブ製品はワンウェイベアリングが非常に繊細でハンドルの戻りなどの症状が多く見られたが、 シマノ製品では無いと思っていたのだが、ウィークポイントであると感じざるを得ない。 現状ダイワ製品では同現象は全く見られずワンウェイベアリングとの相性や製品の素材、ケミカルで明暗が生じていると感じるのだ。
実は軽量化を目的としてトライしたことがあるからこそ このパーツの重要性を認識出来たという経緯があり、その判断が出来たと言っても過言ではないからだ。 因みにこのワンウェイベアリングはご自身でのメンテナンスなどを行なう場合に洗浄したり、市販のオイルやグリスの注油は厳禁ですからね。
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