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2016.11.12 |
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TOP50最終戦を振り返って その2 |
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早速昨日に引き続きTOP50最終戦でのパターンについて振り返って参りましょう。 昨日の最後に軽く触れていましたが翌日も変わることを前提にマネジメントを組んだと記しましたが、 それは絶対に勝つ!という強い信念で大きな戦略の変更も決断する勇気を持つことでした。 つまりDay1でのストロングパターンを引きずらないようにメンタルコントロールするということをテーマとして挑んだ予選2日目。
Day2 フライトは初日の逆になるのだがこの日も25番・・・。 でも急ぐことはなく初日のコンディション確認からスタート。 今日からはオブザーバーも同船し、モチベーションも自ずと一つ上のギヤにアップするというものだが・・・・・。 ・・・。ギルバイト・・・。 エリアも変え昨日の再現と、新たなる展開も試みるが・・・・・。 そしてスタートフィッシングから約2時間強を費やした時点でも確実なバイトも得られなかったばかりかベイトの確認も出来ず、何かがかわったと判断せざるを得なかった。 しかしそれも想定範囲内でその場合のマネジメントとして霞ヶ浦本湖への勝負を挑むプラン変更を決意し北浦を後にした。
そして大きく移動したスポットで待望のファーストバイトは余裕のキロフィッシュだった。
そしてもう1本出て来ないものかと時間を掛けて見ると再び微かなバイトを捉え強力にフックアップさせたその個体は明らかに1500上だったが、無念のフックアウト。 このスポットでは喰わせの4.8スイミーバレットのネコリグだった。 そう 前日同様にここでもワカサギのリンクを確認できたことでコンフィデンスを持って集中出来た結果だが、行きがけの駄賃としては最高の展開だ。
余談だが私はゴルフを趣味としていて始めてから約3年になるが現在はクラブ競技にも参加するなどして負けず嫌いな性格上まあまあ本気でエンジョイしている。 そのゴルフなるスポーツは常にミスが付きまとうと共に強烈なメンタルスポーツの一つでもある。 いかなる時もメンタルを自分自身でコントロールし大きなミスをしてもそれを引きづることなく次のホールで前向きに攻めることが出来るかであり、また攻めるうえでもマネジメントが重要となる。 故に如何にミスを減らしてスコアメイクするかなのだが、これがまたバストーナメントでのメンタルコントロールと全く同じなんだ。 そう。ゴルフで学んだメンタルの意識やフィジカル的なことまでも現在の私のトーナメントシーンで確実に大きなプラスになっているのは間違いない。
だからミスは引きずらない! キッカーをバイトさせることが出来ているんだから間違っていない! 気持ちを入れ替えて強いモチベーションで霞ヶ浦本湖へ向けてリスタートしたわけだ。
画像ではご覧の通り気温は低めで防寒ウェアを纏っているがこの日は風も穏やかで本湖をランガンするには絶好のコンディションだった。 そして本湖でのファーストポイントのピンにキャリラバ1/2oz+3”ワンシャの送り込むが・・・。 やはりいないのか?
そうではない。スローコンディション故、直ぐにはバイトしてこない。 そして数投した後に押さえる様な微妙な重さを感じてフックアップさせた瞬間だ。
ご存知の通り霞ヶ浦水系はキャットフィッシュ、野鯉、ニゴイ等の外道も良く釣れる。だから魚体を見るまでは安心できないのだが、次の瞬間一気にアドレナリンが爆発! 1600オーバーのナイスキッカーをネットイン!
興奮冷めやらぬ中、ナントほんの十数メートル離れたもう一つのピンでも抑え込みバイトのフックアップに成功し 獲った個体は1400のキッカーフィッシュだった。
マネジメント通り霞ヶ浦本湖でこの2本を獲ることが出来たのは最高の展開でこのキッカーフィッシュを生かすべくさらに走りリミットメイクに成功したが、最後までライブウェルにキーパーサイズギリギリの300g弱が残ってしまい唯一悔しい思いを残してウェイイン。
コンディション変化にアジャストすることが出来たDay2も5キロ超えの5,205gで単日3位。 予選を暫定トップで通過となった。 Day1/Day2の予選結果
2位の西川プロに対し1210gのアドバンテージをもって挑む決勝だが決して予断を許さない。 コンディションの変化に対応すること! それが最終日の最大のテーマだった。
Day3 予報通り夜明け前から強い北東風で風下エリアは結構なラフウォーターとなりシャローは壊滅に近いコンディションでスタート時ボートを下ろす際後ろからガッボガボに浸水するくらいだった。
その時点でスタートフィッシングは風裏をセレクトしファーストポイントのマンメイドでは不発だったが、次に向かったポイントですぐに700g上のキーパーをキャリラバでゲット。 そして同エリアで数分後に1200gのキッカーをネットインした瞬間 コンディションは変わっていないと確信。
流石に霞ヶ浦本湖の西岸は釣りにならないと判断しDay1/Day2でバイトのあった北浦と北利根エリアを巡って行き、4.8スイミーバレットのネコリグとキャリラバでのスロー&ファストを押し通して1本づつ確実にライブウェルを満たして行き、更には入れ替えまで行いストップフィッシングを迎えた。 最終日はトレーラーウェイインで暫定トップの私はラストでステージへ。 検量を終え暫定トップの横山プロがステージ上のホットシートに座っている。 その彼とのウェイト差は1,023gだが、最初にライブウェルから700gフィッシュ2本を取り出したその時が今大会の優勝を決めた瞬間だった。 そしてこの日もトップウェイトとなる4,255gをマーク! 最高に気持ちの良い ゴキゲン な勝ち方だった。
これも全て背中を押し続けてくださる皆さんのお蔭であり、最高の結果をご報告できることにも深く感謝いたします。
ありがとうございました!
JB TOP50 第5戦 がまかつCUP
メインタックルデータ ロッド : フェンウィック スーパーテクナ60CL リール : KTF16アルデバランフィネス フルコンプリート ライン : ジャッカル レッドスプールBFスペック8ポンド ルアー : サワムラ 4.8"スイミーバレット ネコリグ ネコリング仕様 フック : ワイルドモスキート#1 シンカー : サワムラワンナップシンカー 1/42oz
ロッド : フェンウィック エイシス510CMH(プロト) リール : KTF15アルデバランフィネス フルコンプリート ライン : ジャッカルレッドスプール BFスペック12ポンド ルアー : ティムコ キャリラバTG1/2oz&サワムラ ワンナップシャッド3”インチ
ロッド : フェンウィック エイシス510CM(プロト) リール : KTF15アルデバランフィネス フルコンプリート ライン : ジャッカルレッドスプール BFスペック12ポンド ルアー : ティムコ キャリラバTG3/8oz&サワムラ ワンナップシャッド2”インチ
サングラス : サイトマスター セプター/イーズグリーンミラー レインギヤ : フォックスファイア ストーミーDSジャケット&パンツ 魚探:ローランスHDSタッチ
後日今大会の私なりのイメージとエピソードなどについてもう少し掘り下げてみようと思いますのでご期待ください。
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