サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2008年7月
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2008.07.07
ikインプレッション
 
  先月末にリリースできる予定となっていた
KTFハイレブ&ハイギヤチューンド ピクシー/エアリーレッド。
予定より遅れていることもあって連日問い合わせの嵐となっていて、何とも嬉しい限りです。
今日は朝から雨が降ったり止んだりの天候で、止んだ瞬間を見計らってセッティングに変更を加えてみました。
リリースを目前に控え最終確認の意味も兼ねてのセッティング変更のつもりだったのですが、
なんと!わずかではあるけれど明らかにパフォーマンスアップさせることが出来たのです。
遂に来る所まで来たって感じの仕上がり具合で、今週金曜日の11日にアップ出来る事となったので、
あと数日お待ち下さい。
大変良くできました!

ikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikikiki

さて、先日ハイレブチューンを施したワークス仕様のレボエリートをAbuのプロスタッフでもある今江プロに送っていたのだが、数日前の取材で実戦投入した時のインプレッションを送ってくれたのでご紹介します。

帰国以来溜まった仕事で暫く忙しく、中々テストが出来なかったのですが、一昨日、ようやく取材でフィールドに出ました。
レボ沢村SPのインプレッションですが、結果から言うと取材日は雨の前の風の強い日で、試作のバズを投げるのにレボエリCBでは四苦八苦の中、
非常に安定したキャストフィールを実感できました。特に強い逆風下でもセーブすることなくバズ(3/8oz)をフルキャストできることが一番のメリットでした。

従来のレボマグでは比較的強い逆風(当日は風速5mの予報でした。)の場合、マグをMAXに効かせなおかつメカニカルを強く締めて制御しなければならないレベルのところを、SSPはマグを「MAXに近い」状態で使えば、メカニカルを通常のまま緩くキープできるので、結果、フルキャスト時の安定感と飛距離における最終の伸びが明らかに違いました。

バンクきわきわに落とさなければならないリザーバーでのバズベイトゲームでは、着水目標地点より更に奥に最大到達飛距離点をおき、サミングで減速コントロールしてギリギリに落とします。従来のマグ(現行他社品も含め)では逆風の時、MAXセッティングのマグと強めに締めたメカニカルブレーキの摩擦抵抗で最後のひと伸びが伸びずに失速し、目標着水点に対しショートすることが多々有りました。故に高度なサミング技術があれば飛距離を伸ばせる玄人好みの遠心のCBを使っていました。

このリールのおかげで苦もなく逆風下で、レボ本来の「伸びあるキャスト」が躊躇なく使えるようになりました。バックラッシュ、スプール上でのラインの浮きの少なさは特筆すべきものです。ストレスフリーと言う点において過去のABU史上最高に使いやすい機種だといってもいいですね。沢村さんだけに、カリカリチューンかと思いきやむしろ初中級者に極めて優しいとは意外でしたね・・・・・w。最近は飛距離にこだわるカリカリのベイトが多い中、実に現場での使い勝手重視のチューニングだと思いました。

また何台かABUから送りますのでよろしくお願いします。


ここまでしっかりレポート下さった今江プロに感謝です。
実は彼には電話で話していたのですが、今回使ってもらったリールは通常のハイレブチューンとはほんの少しだけ仕様の異なったモノで、製品より若干ピーキーなセッティングになっています。
その内容については現時点でご紹介することは出来ないけれど、間違い無くパフォーマンスアップしており、このワークス仕様は日々進化し続けているので、最終形態となる完全バージョンはもう暫く時間がかかりそうだ。
それにしても恐るべしレボエリート。どこまで進化するのだろう。
まだまだ進化する。
 
   
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