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2009.07.23 |
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締め込みには注意してね。 |
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昨日の皆既日食は残念な天候になってしまいましたね。 テレビでの報道の中で子供の頃に昨日のタイミングを計算しその日が訪れるのを何年も待ち続けたと言う方がいたのですが、さぞかし残念だったに違いありません。
さて、ここ最近多発しているリールの修理をご紹介しておきたいと思います。 先ずはこの画像を見て下さい。
ハンドルが明らかに斜めに付いているのがお分かり頂けます。 その原因は多くはハンドルを交換したり、メンテナンスの為ギヤカバーを外す際も必ずハンドルナットを緩める必要があります。 交換又は作業終了後にハンドルナットを装着してスパナなどで締め込む訳ですが、 その時にメインギヤシャフトのネジ山通りに締め込みがされずに、 斜めに挿入してしまった事が原因です。 これに気付かずに工具で締め込んでいってしまうと、シャフト、ナット共にアルミ製ですので 簡単にネジ山が飛んでしまい、二度と完全固定出来なくなります。 よほど運が良ければ別ですが、
このネジ山通りに真っ直ぐねじ込みにくい理由はメインギヤシャフトが面取り加工されている為です。 構造上いたしかたのない形状ですので、装着時に注意するしかありません。 装着時のコツは無理にねじ込もうとせず、優しく真っ直ぐに入っているか確認しながら! ネジ山通りに入っていれば、工具を必要度せず指の軽い力だけで根本まで締め込む事が出来るので、 この時に初めてスパナやメガネレンチ等の工具を使用して増し締めします。 ただし思いっきり締め込んでしまうとねじ切れてしまうので、 ハンドルがガタ付かない適度な締め込み具合もキーポイントです。
先日メインギヤシャフトをピュアフィッシングにパーツオーダーしたところナント在庫がないらしく、 思いの外 多いというのも聞きました。 と言う事で、完バラ(完全分解)を必要とする修理となってしまうので作業は集中して行なって下さい。 もちろん各社のベイトリールのメインギヤシャフトの形状は同様ですのでAbuに限った話ではありません。 簡単な作業ですが注意を必要とする箇所と言う事です。決してビビリーにならないで下さいね。
IXAのハンドルファスナーの交換も無料で行なっていますので、任せて頂くのも手です。
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