サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2010.03.30
某プロジェクト
 
  トーナメント期間中とのメンタル的なスイッチの切り替えが完全に出来ているのが不思議な位いつもと変わらずの慌ただしい日常に戻っています。
ただ次戦の霞ヶ浦のホテルの予約だけはすでに押えるなどこれも準備の内の一つとして済ませておきました。

もう間もなく4月ですが、夏までにリリース予定の製品がいくつかあり、そのスケジュール調整やセッティング&テスト。非常に楽しみでもあり、ある意味悩みの種でもあったり・・・
中でも現在取掛かっている 某プロジェクト は多くの方の期待に応える製品になってくれるはずです。
この詳細も後日必ずお知らせしますので楽しみにしていて下さい!
 
   
2010.03.29
忘れていた経験
 
  春のリザーバーの爆発力は計り知れない。
しかし天候や、人為的要素によって大きく変わることを加味しながらマネジメントを組み、
今回初戦の戦い方は安定したスコアをあえて切り捨て、
スポーニング1陣として上がっている体力のあるキッカーをターゲットにした戦略を選択していた。

一つは最もキッカーフィッシュの密度の高いバックウォーター。
これは早いフライトを引くことが出来ればスタート地点よりほど近い筋で多くの時間を費やすことを考えていたのだが、31番という予選の2日間共に中間のスタート順ではそれも叶わなかった。
そして今回メインとなったのが最もフィッシングプレッシャーを受けると予想されていたシャローカバーをランガンで拾っていく展開。
もう一つはロードベットなどのフラットに存在するピンスポット。
いずれもレンジは2m以浅に限定しており、
特に前者のバンクから大きく垂れ下がったウッディオーバーハングの奥に潜むチョットしたカバーはルアーを入れにくい為、プリプラから公式プラクティス迄一貫して容易にバイトを捕ることが出来たのだった。

そこでバイトを確実に手にするための選択がベイトタックルを用いたスキッピンで、キッチリ ルアーを送り込むと言うアプローチ。
カバーに絡まれても高確率で捕れるタックルシステムをこの野村ダムで初めてトライしたのだが、
プリプラ初日から火を噴いていたほど超ストロングだった。
その翌日にバサーの取材を行ない狙い通りにプリメスで完結することが出来たのだ。
このアプローチに関しては後日改めてご紹介します!

そして大会初日のミーティング前、ボートが隣り合わせとなった河辺さんとの会話の中で、ベースウェイトは4500g? しかも3本で! などと冗談混じりで話していたのだが、実は本心でそう思っていた。
バイトの数は決して多くないが来ればデカイ。

その思いでスタートし、ファーストバイトは釣りビジョンのカメラが廻っている最中に取ったプリメスのキッカーフィッシュからだった。
そして初日はミスしながらも3本3044gで14位。

2日目は全て撃つ! 
しかしストップフィッシングの3時までの間、かつてない完全ノーバイトの1日となってしまったのだ。
その要因はフィッシングプレッシャーによって、バイトさせるためのルアーやそのアクションが異常にセレクティブになったことが考えられる。

優勝した馬淵選手とは極めて同様のエリア、スポットのバッティングがあったのだが、
彼との大きな相違点はルアーアクションに強いリアクション要素を盛り込んでいたこと。
「言われてみれば・・・」 と言う痛恨の思いだった。
過去の経験を生かすことが出来なかった。いや、忘れていたと言った方が正しい。

このことからもこの初戦野村ダムでは初心を忘れることなく、自らのスキル向上との両立を今一度考え直す必要性を痛感した1戦です。

そして応援して頂いている皆様には期待を大きく外す結果となってしまい申し訳ありません。
もちろん次戦への気持ちは更に強くなっています。
負けず嫌いの自分としてこのままで終われるはずがありませんから! 

 
   
2010.03.24
七分咲き
 
  プリプラの時と大きな水位変動は無く、雨によって水温は下がりほとんど変わらなくなっている。

しかし季節の移行は間違いなく進んでいるぞ!

すでにこちらでは桜が開花しており、今週末には満開になりそうだ。

今回はフィールドが小さいのでフィッシングプレッシャーが異常に高くなっている、

ひたすら且つじっくり撃つのみ!
 
   
2010.03.23
11時間
 
  いよいよ明日から公式プラクティス。

今日は移動日のみとして早朝に河口湖を出発。

道中雨が止む事はほとんど無く、四国に近づくにつれ雨足は強くなっていきましたよ・・・

野村ダム迄30分ほどの大洲市のホテルに到着したのは午後4時。

ゆっくり走って来たとは言っても11時間掛かるとさすがにお疲れちゃんだわ。

しかも激雨なんだよ!

と言う事で、プラクティスは なんとな〜く探る程度にしておきますか。
 
   
2010.03.20
KTFチューンド PX68
 
  私がベイトタックルでフィネスルアーを意識し始めたのは5年程前。
ベイトフィネスという総称もなく、タックルも既存の製品流用するしかなかった時代でした。

それは ある程度水深があり スピニングのタイトラインでは捕れないカバーの攻略で、
ゴールデンウィング66CMLにイエローピクシーをコンボして、4インチバレットを10ポンドフロロでアプローチするのがキッカケだったと記憶しています。
今考えてみればキャストや操作性、巻きとりスピードなどどれをとってもストレスの塊みたいなセッティングです。
ロッドの重要性は勿論ですが、ことリールに関してのストレスの方が強く、
何とかしたい! と言う思いから 6.7 というギヤ比をワンオフ製作し、オプションのシャロースプールを装着したチューンドリールが大活躍してくれたのが懐かしいです。
モジュールの問題点から最終的に 6.4 のギヤの開発に至り
コンプリートモデルとして2年前にリリースしたメカがハイレブチューンドピクシーでした。
その当時の内容からベイトフィネスを確立して行く発展途上であることが垣間見られる事も記されていましたね。

そのピクシーがグローブライド社からギヤモジュール変更をして 6.8 というギヤ比を搭載し、
PX 68 という名称でリニューアルデビューするのはご存じかと思います。
このモデルが発表されて以来 『KTFとしてチューンを手掛ける予定はあるのか?』
と言うお問い合せを大変多くの方から頂いていました。
私自身思い入れのあるモデルの一つでもあるピクシーです。その思いを秘めて決定し

   現在コンプリートチューンモデルのリリースに向けて開発に取り組んでいます!
ブラックベースにレッドのアクセントPX68

PX68には標準でクランクカーボンハンドル、軽量スタードラグも装備しているので現時点では
●KTFスーパーシャロースプール
●IXAハイクォリティセラミックボールベアリング 

 ※スプールベアリングとハンドルノブに2個追加して4ベアリング化
この2点のみですが パフォーマンスは全く別次元のスーパーレスポンスを狙っています。 
更に目標自重は155gアンダー。

先ずはプロトの仕上がりを楽しみにしていて下さい。
問題なくことが進めば6月頃には手にして頂ける? 予定です。

※コンプリートチューンモデルですので、スプールの単体発売を行なうことはありません。
 
   
2010.03.19
完結のプロト GWT63CL
 
  実は今週の水曜日に、そろそろ仕上がってくる頃ではないかと気に掛けていた製品のプロトが届いた。
ズバリ GWT63CL  すでに3度のテーパーとアクション変更を行ってきており、
HPとカタログにも掲載されているのだが、リリースまでの期間的にも猶予がなく
私自身ホントにリリース出来るのか? とさえ考えるようになっていたモデルの一つ。

梱包を解いてみると2本の63CLが入っており、手にした瞬間にその2本の意図が理解出来たのです。
先ずは完成度のチェック。 狙ったテーパーとベンドカーブ、そしてパワーが見事に変貌を遂げて仕上がっており、久しぶりの感動を覚える程でした。
今年のフィッシングショーで参考出品のこのモデルをご覧になった方に申し上げておきます。
似て非なる 完成されたモデルに生まれ変わったと!

そして2本入りの意図とは同じブランクに、ティムコ開発の鬼がオリジナルのガイドセッティングを施した2タイプで、1本はすでにリリースされている 64CLP+ 、 610CLP+ と同じスタンダードなガイドを搭載したモノ。
もう1本はやや小径のガイドを搭載したもので、ロッド自重はほとんど差がないのだが、
持ち重りや振った時のもたつき感がなく、絶妙なバランスのセッティングです。

世の中ではマイクロガイドシステムが注目されつつあるが、そのセッティングとは全く異質で、
マイクロガイドのデメリットを排除し、従来のガイドシステムよりシャープさを際だたせ、
ゴールデンウィングのブランクの良さを120%引き出す 実にナイスな 「ONI ガイドシステム」 なのだ!

チョット分りにくいけれど各ガイドのサイズは未だ秘密と言うことで。

ただし全モデルにこのシステムがベストなセッティングとは限らない。何故なら特にマイクロガイドシステムに搭載のガイドは小径で自重が極めて軽いため、キャスト時にロッドを ほどよく曲げることが出来ないため、比較的パワーのあるロッドではキャストのしにくさの方が勝ってしまうのです。
だからといって ほどよく投げやすいテーパーやパワーに落とすとフッキングパワーが不足するなどのデメリットが生じてしまいます。 要するにそれぞれのモデルにおいてベストなガイドセッティングが存在するという事です。

今回のトライによってフェンウィックのベイトフィネスタックルは更に1歩前進し、
また一つタックルによってのアドバンテージが確実にアップしての完成となりました。
この63CLはラインナップ中最も " ビビビシェイク " がし易く、様々なフィールドで重宝する1本であり、
いよいよ来週に迫ったTOP50初戦でも間違いなくメインタックルになりそうです。

と言うことで、他のモデルにもバッチリハマル可能性を秘めているのは明白なので、
早速 「ONI ガイドシステム」 搭載のプロトを依頼したところです。
ロッドのポテンシャルを大きく左右するガイドは実際に載せてみないと分りませんが、
その結果次第では今後の開発に大きな変革となる重要なファクターになるかも知れません。

因みにGWT63CLのファーストリリースは6月で梅雨入り前には間に合いそうとのことでした。

 
   
2010.03.18
グロッキーの全貌【後編】
 
  グロッキーの全貌後編をお伝えする約束でしたがだいぶ期間が空いてしまい申し訳ありません。
前編ではチューニングなどに関する内容を中心としましたが、ここではアプローチなどについて掘り下げてみたいと思います。 グロッキーの全貌 前編 ハードバージョン
この文はルーマガジンのワンレボにプラスアルファーしてご説明しています。

・ウェイト調整なしの完全ノーマルのフローティング
フローティングでのデッドスティッキングいわゆるキャスト後放置したまま、
ワカサギの多いフィールドではこれから産卵で弱った状態をイメージして漂わせるのがベスト。

・水面にグロッキーの背中が少し出るくらいの比重。
リトリーブすると水面直下をノーアクションで泳ぐように調整することが重要です。
リトリーブを止めると水面に浮上するいわゆるフローティングでありながらのI字引きが可能で、
リトリーブのスピードはスローが基本。
ただ巻きは勿論ストップ&ゴー、コンディションによってはロッドでトィッチや、ジャーク、を入れるなどの強いリアクション効果を織り交ぜるのも効果的です。
浮力調整で大きく化けるのがハードバージョン


・ジャストサスペンド
ここからはアンダーウォータの世界へのアプローチとなります。
ラインセレクトは比重の重いフロロカーボンによってルアーの操作性がイメージ通りとなる重要なキーポイントで、太さは4ポンドがベスト

前記のグロッキーの背中が少し出るくらいの比重と、基本的に同様の使い方が出来るのですが、
リップを有しないグロッキーはリトリーブしても沈みませんね。
そこで比重の高いフロロカーボンラインを水に馴染ませて沈めることでリトリーブレンジを少し深くできる訳ですが、
もう1点はストラクチャーなどに対して「ここぞというポイント」でステイさせることを意識的に行う事で、 
バスを沸かせてバイトさせることが出来るのです。
そのポイントにステイさせる事やバイトする瞬間を認識することで捕れる確率が向上すると共に、
サイトフィッシングとして最高にスリリングな瞬間でもあります。
ルアーが見えることが重要であるからこそ背にインディケーターを貼るその意味が理解頂けるはずです


そしてここからが風を見方につけてのアプローチに触れるわけですが、図解なしの文章のみではどうにも伝わらない無いので、全てバスワールドの記事中イラストの流用ですが参考にして下さい。
ラインを風で流すことが重要

要するに自身がリトリーブするのではなく、ラインを風(湖流、川の流れにも)に逆らうことなく流すことで、グロッキーをドリフトさせてストラクチャーへよりタイトに送り込むと言うのが最大の肝なのです。

このドリフトテクニックはチームサワムラの高橋晃君が河口湖のシャローゲームで編み出した秘技で、
彼と同船して以来、共にその技に磨きを掛け、グロッキーの完全ハンドメイドの時期からテストにも携わりシークレットにしてきた釣法なのです。

キャストするポジションと、風の方向とその強さ、状況判断によってキャストすべきポイントを的確に見極めることが重要となります。
この風を利用したドリフト釣法はバスフィッシングのアプローチの中でも比較高度なテクニックですが、
今までに同様のアプローチが存在しなかったからこそ私と高橋君はプロトの段階からメチャイイ思いをしてきたと言うことなのです。

このドリフトテクニックの場合フローティング〜シンキングまで全て共通したアプローチが可能ですが、
その使い分けの重要な点はバスのコンディションに応じたレンジをより早く見極めることです。
サスペンドではレンジコントロールをラインの沈みに委ねるしかありませんが、
少し深くルアーを通過させたい場合にはサスペンド状態からほんの少し沈む程度のスーパースローシンキングや、スパースローシンキングより若干早めに沈むバリエーションが重宝します。

●ラインが風に吹かれて流されながら、思い通りにストラクチャーに接近できること。
その為に風向と風力を読み、アプローチのするポジションを決定し、キャストポイントを見定めるのです。

●レンジコントロールする場合ストラクチャーよりどのくらい先に投げればドンピシャのイメージで通過させることが出来るのか。

ここで一つアドバイスがあります。
この風流しのドリフトは、究極のサイトを目的にしているので、思いっきりフルキャストしてしまっては、ルアーの存在が把握できないためバイトチャンスを逃すことにも繋がります。ストラクチャーやバスに近すぎない適切な間合いもこのアプローチには欠かすことはできません。決して急ぐことなく シンキングスピードもよりスローな物を選択して、じっくり且つ確実に目標のストラクチャーを通すことが大切です。

さらには、ストラクチャーのタイプがブッシュやティンバーなどややこしくて根掛かりが懸念されるシチュエーションでは、オフセットフックをセットしたソフトバージョンのグロッキー
よりタイトに送り込むなど 臨機応変な対応がキャッチ率を飛躍的に向上させる秘訣ですよ!

河口湖でのテストでキャッチした価値ある1本!


さて、思い通りのラインでルアーコントロールすることが出来、バスがグロッキーにバイトとした瞬間!
トップウォーターを除いて普通の概念ならばロッドに何らかの生命感を感じ取ってフッキングに至りますが、よほどバイトの深い場合を除いては そのほとんどがバイトした瞬間が見えていながらにして何もロッドには伝わってきません
何故ならラインの出ている量、つまりたるんでいるために伝わるにくくなるのです。
では余分なラインスラックは巻き取っておけば良いと考えがちですが、ルアーの移動するスピードに影響してしまうので、必要以上にテンションを掛けることは逆効果となってしまいます。

このアプローチの最大のテーマはフッキングにあり!

バイトした瞬間に即座に合わせることが重要で、ラインスラックを巻き取ってと考える余裕はないのです。一時期その考えの基にハイギヤモデルも使用しましたが全く意味をなさずフッキングミスの連続でした。
では弛んだラインさばき、瞬時に確実なフッキングを決めるためには?

ズバリ フッキングパワーをしっかり伝達することの出来るストロークが不可欠なのです。
そこでロングレングスの開発に着手し、キャスタビリティとフッキングパワー伝達に最適のミディアムファーストテーパーに仕上げた、ゴールデンウィング GWT72SLP+ (7フィート2インチ)の完成によって、グロッキーのドリフト釣法の全てがパーフェクトに攻略可能となったのです。
短いロッドだと必ず悔しい思いをしますよ〜!

昨年のテストでキッカーを捕った至福のイブニングバイト!

まずはグロッキーでこの高度なテクニックをマスターし、様々なルアーのアプローチに応用してみてください。いかなる場合にも必ず役に立つこと間違いありません。


PS:ティムコよりリリースのグロッキーハードは次回4月下旬に入荷とのことです。
 
   
2010.03.17
サワムラ・グロッキー70
 
  数年前にサワムラ×ティムコのコラボレーションの企画が持ち上がり現在に至った訳ですが、
実はその時点でグロッキーのソフトベイトバージョンの構想は出来ており、
ハードベイトも着手することを練っていたタイミングだったのです。
そしてハードはティムコから、ソフトはサワムラから
リリースすべく、共に長期に渡る試行錯誤とテストによって満を持してリリースとなったグロッキー。
実は当初の予定では昨年秋にもリリース予定となっていたのですが、リリースの足並みを揃えるべく今春に変更することになったと言うのが実情なんです。

グロッキーのボディーシェイプはハード、ソフト共に同じデータで作製されているのですが、
見た目の表情はかなり違ったイメージで仕上っています。
ソフトバージョンではベイトが口を開けたイメージにしたことと、
まん丸のポッティングアイによってとても愛らしさのある顔に仕上っている。
ハードバージョンのリアルイメージとは反する可愛らしさはチョット狙っていたのも事実。

同じコンセプトからなる両グロッキーですが、
テストを重ねて行く中でその使い方に違いが現れてきたのです。
ハードバージョンでは比重調整を行ない適正なシンクレートにチューンを施して、
比較的浅いレンジのスプーキーなバスを相手に、スモールシルエットながら強烈なアピール力で攻略するのに対し、
ノーシンカーからダウンショット、ジグヘッド、キャロと、リグにバリエーションの豊富なソフトバージョンは広いレンジで多彩なアプローチとアクションという住み分けが確立していったのです
ニューコンセプトルアー「グロッキー」遂に両タイプ共にデビュー!


とりわけその中でも私のフェイバリットは、ネイルリグのスイミングとダウンショット。
ダウンショットなどはオフセットフックを装着することが多いのですが、比較的ファットボディですからゲイブ幅の広いフックをセレクトすることでフッキングミスが軽減します。私の推奨フックはがまかつ322#1/0です。
シャローカバーからディープのリアクションキャロまで全てに完全対応!


ネイルリグではビビビシェイクの中層のスイミングでサスペンドしたキッカーをバイトさせるのに圧倒的な強さを誇ります。
ワンナップシンカーのウェイトは1/64ozの最軽量が基本で、フックは画像の位置が最もバランス良くアクションしてくれます。
マテリアルはノンソルティ。エサ持ちもバツグンです。

私の中で直近のお気に入りセットは、
ワンナップ魂(プロト)にトレーラーとしてコンボするのがかなりいけてます。
何故かはTOP50初戦終了後に改めてご紹介しましょう!
 
*************************  サワムラ・グロッキー70  **************************
 
   
2010.03.16
本日デリバリー開始
 
  今日の河口湖は気温20度近くまで上昇した小春日和でした。

しかし朝からやらねばならないことが満載で、カツカツのまま1日が終わってしまったという感じ・・・

さて、本日サワムラから 「グロッキー70」 ソフトベイトバージョンがデリバリーとなりました!

地域によって異なりますが明日には各ショップにてニューリリースとなります。

キャリルオンラインショップでも本日中にアップする予定でしたが、

どうにも間に合わず明日の午前中で仕上げることとなってしまいました。

と言うことで、ハードベイトのグロッキーとは異なる使い方など、

この子について私なりのフェイバリットを含めてご紹介しますので明日をお楽しみに!!

何故が妙に愛らしい顔に仕上ったのだ??
 
   
2010.03.15
シューマッハの復帰
 
  昨日のF1バーレーンGPは今季よりフェラーリをドライブすることとなったフェルナンド・アロンソの勝利。
アロンソ氏は22勝を達成し、過去にもチャンピオンを獲得するなど誰もが認める「速いドライバー」のひとりだ。

そして多くのF1ファンはもとより、メディア、業界が大注目したのがミハエル・シューマッハの復帰だった。
かつてフェラーリのトップドライバーとして史上最多7度のドライバーズチャンピオンに輝き、常勝と言って良い程の圧倒的な強さを誇ったドライバーだった。
確か4年前に突然引退し、ファンとしてとても残念な思いをしたのだが、その後も何らかの形でレースに携わり、常にコンペティションな世界に携わってきたのだ。

地位や名誉。勿論巨額の富をも得た彼が何故再びF1のドライバーズシートにカンバックしたのだろうか?
本能的に競うことを好み、自らが求める本来の喜びはコンペティションな世界にしかないと言うこと。
恐らくその気持ちが復帰の原動力となったのだと思うが、余りにも強烈な速さ、強さの印象を失うリスクを冒してまで挑む復帰でもある。
しかし過去の栄光には未練はなく、戦いたいという気持ちの方が勝っていたからなのだろう。
同じコンペティターとして理解出来る部分でもあるからこそ、更に彼への思い入れが強くなるのだ。

昨日の結果は6位。それだけを見れば決して悪くないリザルトだが、そこには悔しさと苦悩が垣間見えるのも事実。
私にとってはシューマッハの復帰は、メンタルの部分でパワーをもらい、モチベーションを高めてくれている。
だから今シーズンは今までとは全く違った視点で観戦しいる自分がいるのです。

 
   
2010.03.14
シャンパンゴールド
 
  今日もとても暖かく、バスのシーズン移行は確実にスポーンへ向けて変化しています。
本日河口湖で開催されたJB河口湖シリーズでは
トップウェイトはリミット3本の合計で、8,145g!
決して簡単なコンディションではないようだが、タイミング良くエンカウンターすると凄いことになってしまう。
30分でアッと言う間にそのウェイトが捕れたそうで、河口湖の爆発力を改めて認識するニュースです。


さて、オーロラ&アカツキのフルコンプリートワークス仕様のお問い合わせも引き続き多く頂いていますが、当初の予定よりも徐々に遅れてしまい大変ご迷惑をお掛けしています。
基本的にオーロラはパープルをベースに決定していたのはご存じの通りですが、
アカツキのカラーバリエーションには非常にあたまを悩ませていました。
しかし最終的には統一感を出すべく全てゴールドで決定し、
ボディの発色とは微妙に差を持たせたシャンパンゴールドです。
アルマイトは3度目のトライでようやくOKカラーで仕上ったのがこれです!
発色も問題なし!綺麗なシャンパンゴールドです。

このアルマイトは材質の違いによる統一感を出すには長けた職人技が必要で、指定カラーで仕上げるのは極めて難しい事があるのです。
一般的には知られていませんが、一口にアルミと言っても非常に多くの種類が存在し、
硬度(強度)、加工性、染色性、コストが異なります。
KTFスプールのマテリアルは超々ジュラルミンを採用しており、一般的なアルミとは比較にならない強度を持っています。 ただ、コスト面の於いても決定的に違いますが・・・
しかも25&27スプールの様にパーフェクトなアルマイトは極めて難しいのです。
さらにはアルマイトにも仕様箇所に応じた適正な処理が必要で、膜厚などはミクロの世界で仕上がり指定する程です。
リリースまでもう暫く時間を要しますが、今回のように進行状況を順次お知らせしていきます。
 
   
2010.03.12
それぞれの初戦
 
  四国は温暖と言うイメージは今回の野村ダムで完全に払拭されることとなった。
昨日の帰路では高速松山道が標高300m程度の山越え区間が積雪のため夕方近くまで上下線共に通行止めとなって、到着時間が大幅に狂ってしまった。
その積雪量自体は恐らく20cmも降っていないと思われるが、除雪車などの保有台数が少ないため開通まで丸1日も要してしまったのだろう。
生活環境の違いだが、寒冷地の住人としてはその程度の積雪で通行止めになること自体が信じられない。
子供の頃(東京の世田谷に在住)30cmを越える積雪があったことを鮮明に覚えているが、
今東京などの大都市で同様の降雪があったら大パニックになること間違いないだろう。
ここ河口湖でも数年前に1mを越える降雪があり、その時はさすがにパニック状態でしたからね。
もちろん屋根の雪下ろしを必要とする豪雪地帯に住んでいる方にしてみれば、
そんくらいの雪なんてなんでのないべよ! といわれそうだが・・・

そして今回のプリプラだが、雨、雪、濁り、増水、5度以上の水温低下。
この状況での動きは把握出来たつもりだが、本戦直前にダム放水で2m程の減水が噂ではあるが囁かれており、それが本当ならば、全く意味なしの珍道中になってしまう。 
果して2週間後どの様なことになっているのか?
フィッシングプレッシャーによるコンディション変化が最重要課題になる初戦だが、
あらゆる意味でストレス満載の1戦になりそうだ。


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           Revoエリート ワークス仕様フィネス リリースのお知らせです。

    ワークス仕様フィネス ハイギヤモデルの左右を 3月15日(月) にリリースいたします。

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話は変わり今週末はF1第1戦バーレーンGP。
今シーズンから帝王ミハエルシューマッハが再びF1ドライバーとして復活し、近年希に見る面白いシーズンとなりそうなので楽しみで仕方がない。
単に結果だけで見るのではなく、裏話的な情報をより多く知ることでその過程や結果のとらえ方が大きく変わり面白くなる。 これはトーナメントも同じだと思いますよ。
 
   
2010.03.11
晴れのはずなんですが
 
  昨日までほぼ全国的に春の嵐なんて称され、荒れた天候でしたね。

そして今日から一気に回復するとの事だったはずが?
スロープに到着前にまたして白いモノが舞い始め、ボートのデッキはあっという間にご覧の通り。

帰路に時間が掛かるので昼過ぎにはプリプラを終え、これからゆっくり帰ります。
 
   
2010.03.10
さらに劣悪な
 
  今朝も6時半にスタートフィッシング。

気温は3度、出てすぐに雨が降りだし、強烈な風迄吹き出してしまった。

昨日見極めたパターンは完璧ににハマっており、サックリ4キロ越え。

しかし1時間ほどで雨は雪へと変わり 体感温度とモチベーションは急降下。

スタートしてから3時間足らずで完全にギブアップ。
午後から原稿を1本やっつけ、明日のプリプラ最終日に備える事となった 寒〜い1日でした。
 
   
2010.03.09
冷たい雨の中
 
  ここ数日の天候予報は見事に的中しており 昨晩から降り続いた冷たい雨は今朝になってもその勢いは止まることがなかった。

今日もスロープに一番乗り。

その少し後に河辺さんが到着。

いつもの事だが プリプラは勿論、本戦時も朝一でスロープに到着するのは
私か河辺さんのどちらかであることが多い。

それはさておき、そんな劣悪な天候なので後に続く選手は皆無。

因みに今朝の気温は4度。 コールドフロントを伴った激雨は真冬同様だ。

そんな中強行した取材だったが、苦戦を強いられかと思いきや

午前中でサックリと完結する事が出来たのだ。

しかもバスのサイズは申し分なく、

パターンとしても完全にハマっていたと言ってイイだろう。

ニューウェポンを投入した釣り方の詳細は 次号のバサーで!

いや〜本当に寒かったけれど 充実したゴキゲンな実釣取材でした。
 
   
2010.03.07
予想以上に
 
  冷たい雨で予想していた以上に寒い野村ダム。

しかもバックウォーターからは冷たい濁流が入り込み、

増水と濁りでプリプラとしてほぼ意味なしのコンディションだ。


ところで、昨日から開催されているJBマスターズにおいて 北大祐選手が見事 優勝!!

しかもデビューしたばかりのグロッキーで勝ったのだ!

個人的にも非常に嬉しい知らせです。 北君 おめでとう。


チョットわかりにくいかな これが野村ダムです。
 
   
2010.03.06
まいりました・・・
 
  愛媛迄およそ900km。10時間掛けて無事に到着したはいいが、
宿泊予定のホテルでバッテリーの充電がほぼ不可能なことが判明!

急遽別の宿を紹介してもらったが・・・

初めてのフィールドはこんなこともあったりするからゴキゲンなのだ

PCも使えないのでこんなところで勘弁してね
 
   
2010.03.05
今日もめまぐるしい1日
 
  昨日の雨は夜中には上がり、晴天で今シーズン一の温暖な1日となり、
河口湖の水温は7度まで一気に上昇したことで、シャローうろつきバスの個体数もかなり目にするコンディションになってきたそうだ。
明日からマスターズの初戦が開催されるが、どの様な結果になるのか非常に楽しみだ。

と、先週のマスターのプリプラで訪れていた庄司潤選手から前から話題になっているベンズメンダーを頂いたのだが、その際にオーダーした製品を今日持参してくれたと言う訳だ。
バスの口の中に針を刺すため比較的失敗が少なくダメージも軽減出来る優れもので、アメリカでも超流行っているそうだ。
簡単作業が人気の秘密だ。


その暖かな午前中には以前から約束していたピュアフィッシングのT原氏との打ち合わせ。
1時間半程だったが、プリプラ明けに再度スケジュール調整して更に詰めた話をすることとなった。
もう一つの約束は超レアなAbuの限定リール&グラスを差し上げる事だった。
分かりやすいいつものバークレイ号
超欲しかったらしいが入手不可。喜んで頂いて何よりです。


そしてプリプラノ準備もほぼ一段落したが、かなりやっつけなので忘れ物が多発しそうな雰囲気がアリアリだ。 明日の早朝出発予定なのでこの後最終確認をしなくては。
 
   
2010.03.03
国民の義務
 
  TOP50初戦の愛媛県野村ダムは過去に訪れたことがないので、移動日を含めて1週間の予定でプリプラの予定を組んでいる。

ところが何を隠そう今日現在も未だボートはおろかタックルに至る準備は全く手が付けられていないのだ。

準備は勿論だが今週末の出発予定の為 その前に何としてもやっつけておかなければならないことがある。

それは毎年恒例の確定申告。

昨年は早々と2月中に済ませることの出来たのだが、気が付けば時間が無いことが発覚した次第。

午後には無事申告を済ませることが出来たが、更なる非常事態が発生し、タックルの準備所ではなくなってしまった。

非常事態についてはマル秘だが、明日からの2日間で何とかしないと・・・

かれこれ20年以上の恒例行事だ。
 
   
2010.03.01
時代と共に
 
  先日お気に入りのロッドを2本教えて欲しいというご質問を頂きました。

取材などでも本数を限定してと言う事が多々あるのですが、
2本に絞るのはかなり難しい選択になります。
と言うのも私のフィッシングスタイルには 「好きな」 とか 「得意な」 と言った偏りを持つことなく
あらゆるフィールドにおいて その時のコンディションに確実に対応する柔軟性を大切にしているためです。
ボッコボコに釣れる時、激タフで超難しいコンディション下でも、釣り方やアプローチがハマッテさえいれば
同じ楽しさと感動を得ることが出来るはずです。


話を戻しますが、このご質問より随分遡りますが、バサーのフェンウィックカタログに私がセレクトした
フェイバリットタックルは GWT62SUL-KTFGWT66CML でした。

しかし今回のご質問に対しては、同じゴールデンウィングのブランクではありますが、
GWT66CML と、GWT63CL の2タックルをお気に入りとして返答させて頂きました。
GWT66CML はスピナーベイト、クランクなど巻物を中心に多用する1本ですが、
その汎用性は非常に高くキャスト出来るウェイトレンジにも幅があるので、稼働率は100%に近い頻度であるからです。
そしてもう1本は、間もなくリリース予定のグロッキースティックと称しても良い GWT72SLP+ とのいずれかで悩みましたが、
やはり現在の流れとしてもはや不可欠なアプローチ ベイトフィネスにおいて ”今” 最も多用する1本
GWT63CL をセレクトしたと言う訳です。
ただこのゴールデンウィングの63CLは まだ製品サンプルも完成していないプロトです。
何故このモデルをセレクトしたかというのも、GWT63CLよりも前に 同スペックをスーパーテクナで試作し、長期のテストを経てその真価が実証されているからこそです。

この様にフェイバリットタックルはフィッシングスタイルやタックルの進化によって徐々に変化します。
従って現在最も使い易いと思われるモデルでも、10年後には時代の遺物となっているかも知れません。
あまりに悲しい事実ですが、テクノロジーの進化はフィッシングタックルのみに限らず
生活身の回りは勿論すべてにより優れた製品を求めるのと同じ事だと考えるからです。
※63CLのスペック表示は製品時には若干変わります。
今現在のお気に入りはこの2モデルと言うことになる。

逆に現在使っているタックルやルアーをそのまま過去にタイムスリップして投入することが出来たら
どんなにか凄いことになるでしょうね。 想像の域でしかないのですが、何故かワクワクします。

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さて、明日はお知らせ通り Revoエリートワークス仕様 ネオ 左右モデルともアップ致します。
 
   
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