サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2019.06.08
CT対応 KTFフィネススプール KAHEN
 
  昨日関東も梅雨入りとなりましたが 今日は晴天の暑い1日となりました。
北九州地方にも降雨があった様で福岡県の遠賀川の水位も昨日一気に70cmも回復しているでは!
その遠賀川でのTOP50第2戦も7月の第1週2〜4日と初の平日開催に変更が決定してそれに向けての準備と、その2週間後に開催の第3戦徳島県/旧吉野川に向けても少しずつ進めていく感じです。

さて、今日は以前ご紹介していたダイワのCTシリーズに対応のフィネススプールのご紹介です。
適合モデルはスティーズCTと、アルファスCT/ミリオネアCT対応の3機種です。
CTスプールの外径はかつてない小径の30φ。
当然のことながらより小径スプールの方がキャスト時の回転レスポンスに優れるます。
KTFではこれまでに様々なモデルのスプールに着手してきましたが、そのノウハウを余すことなく この30φに集約し 史上最高のフィネススプールとして完成しました。


スプールのスペックは
ボビン材質:G1ジュラルミン
スプールシャフト:ステンレス
スプール重量:6.0g(ベアリング除く)
ブレーキシステム:KAHEN
フルラインキャパシティ : フロロカーボン8LB /50m

ブレーキシステムは「KAHEN」搭載だからピッチング時の超快適なレスポンスとフルキャストでもバックラッシュのストレスがないとても扱いやすい仕様です。

更にはCTスプールも好みのブレーキにセッティング変更が可能です。 
デフォルトのセッティングは比較的セーフティにセットアップしてありますが、ピッチングでよりスムーズかつ快適な低弾道を好む方は可変ユニットのベースに入れてある樹脂のシム0.25を減らすことで特性変化させることが出来ます。
・スティーズCTは0.25mmが2枚入っていて私は1枚取り外して使用しています。(0.25mmのシム1枚のみ使用)
・アルファスCT/ミリオネアCTには0.25mmが1枚+0.5mmが1枚入っていますがスティーズCT同様 1枚外すかそのままか好みでセットアップしてみてください。

ブレーキのセットアップ工程はこの時の記事を参考に行ってください。

前記にあるようにスティーズCTと、・アルファスCT/ミリオネアCTは異なるブレーキセッティングになっています。その見分けとしてインダクトローターのカラーを変えています。
画像ではチョット微妙ですが、スティーズCT用は左の黒、アルファスCT/ミリオネアCT用は右のガンメタにしていますので両モデルをお持ちの方はお間違え無いようにしてください。


そしてもう一点。
今回もあえて書きますが、小径で非常にレスポンスに優れるスプールですから糸巻き量にはこだわってご使用頂きたいなと思うのです。
例えばラインキャパは8ポンド50mですがその巻量で使うのは糸の重さでかなり残念なことになります。
勿論キャスト出来ますよ。でも5m短くするだけでもその差が体感できるくらいレスポンスとブレーキレベルが変わるので、必要な距離+α程度で、マメにライン交換する方がリーズナブルでゴキゲンな使用方法と言うことをお忘れなく。
因みに私はスティーズCTのXH(8.1のハイギヤ)に8ポンドを巻く場合は30m程度を、ハンドルの巻き数50巻でセットします。




フルコンプリートの重量は約140g軽量かつコンパクトそしてタフ。TWシステムも相まってラインの放出特性はゴキゲンそのもの当然飛距離も伸びるから本当に気持ちの良いモデル。
今シーズン フィネスリールはCTに総入れ替えです♪

先ずはスティーズCT先行でリリースアップ!、アルファスCT/ミリオネアCT用は近日アップの予定です

フィネススプール 「KAHEN」 スティーズCT用
 
   
2019.06.04
TOP50第2戦は減水の為延期
 
  今週末に福岡県遠賀川で開催予定のTOP50第2戦ベイトブレスカップは 過去にない減水によってボートランチングが出来なくなると言う不測の事態で昨日今大会の延期が決定しました。

少し遠いので判りにくいが対岸のシャローフラットは完全に干上がってしまった。

中止決定直後。無念な表情の今江プロ

ご覧のようにスロープは一見何も問題なく見えるが、
水中はコンクリート部がすぐになくなって岩だらけのボトムがタンデムトレーラーの侵入を拒み仮に降ろせても20フィートクラスのバスボートは二度とあげられなくなる可能性を秘めている状況。

遠賀川入りしたのは先週土曜日の午前中。
直ぐに魚探のセッティングを行いプラクティスをスタート。
昨年の豪雨で地形は変化しており、尚且つ過去にない減水によってボートの底やエンジンはヒットしまくり。
座礁箇所も多く魚探掛け作業もひやひやものでした。

2日間を要してほぼ全域の魚探掛けで大まかな地形の把握を完了。
ただ減水は終日続き止まることがなく3日目に突入。そしてこの日からロッドを出してフィールドコンディションを見極めるプラクティスにスイッチ。
日の出時刻の5時に出船し3時間を経過したころで早々にストロングパターンを発見!

1.2kg キッカー


今週末の開催は延期となったがこの数日のプラクティスでわずかではあるが極めて重要な情報を得ることが出来たのは間違いない。
私自身とても相性の良い遠賀川での試合は非常に楽しみでもあるので代替え日程の決定が待ち遠しいのが正直なところ。
梅雨入りももう間もなくなので一刻も早く通常水位に戻ることを祈ります。
 
   
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