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2021.02.28 |
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Revo LX/LT系用 KTFネオスプール |
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今回ご紹介するのはこれまでに培ってきたKTFの技術を集約させた最新コンセプトスプール。 Revo LX992Zと旧LT系に適合する33φのネオスプールです。
KTFスプールにおける近年の採用マテリアルは スプールの命ともいえるボビン本体にはダイワ社との共同開発によって得ることの出来た史上最強の軽量合金 「G1ジュラルミン」 を採用し、共にこの大きなアドバンテージを最大限に生かし、軽快なレスポンスと強度の両立を兼ね備えたデザインで今日のベイトリールの根幹を築き上げている。
もう一つ重要な構成パーツはスプールシャフトだ。 これまでの多くのモデルにはステンレスを採用して来ているが、 実はKTFスプールを立ち上げた当初から暫くの間は超々ジュラルミンを採用していたのだ。 ※超々ジュラルミンはG1ジュラルミンに次ぐ強度を有するアルミ合金 ステンレスと超々ジュラルミンの違いとは? 強度に優れるのは勿論ステンレスだが圧倒的に超々ジュラルミンの方が軽い。 もう一つは超々ジュラルミンは硬質アルマイトなどの二次加工を要するのでコストがかかる。 下の画像は当時のRevoエリートのスプールシャフトでステンレスと超々ジュラルミンの物。その重量差は左のステンレスが3.01gに対して右の超々ジュラルミンは1.25gと約4割の重量に抑えられている。
何を隠そうこのスプールシャフトも軽量化することで劇的なパフォーマンスアップに繋がるのだ。 その経緯は前モデルのRevoスプールに採用したステンレス製のスプールシャフトの細軸化から端を発し、再び超々ジュラルミン製のスプールシャフトを見直し テストを繰り返した結果、そこには圧倒的なポテンシャルアップと言う答えが存在した。 そして軽さと強度を有する超々ジュラルミンで3mmのスプールシャフトにてアッセンブリーしたスプールは自重5.9gと言う超軽量で最高パフォーマンスのスプールが完成したのだ。
更には今回のスプールから採用を決定した「セラミック ダブルボールベアリング」との相乗効果でこれまでのKTFスプールの進化が確実ににワンステージ上がったと言っても過言ではない! 因みにパーミングカップ側のベアリングは別売だが、100%のパフォーマンスで使って頂きたいので、是非ともダブルボールベアリング1033単品とセットでインストールすることをお勧めします!
そして軽量&低慣性で回るからこそ、ルアーをフリーフォールさせるときにも極めてスムーズな回転が得られるのでよりバーチカルなイメージでルアーを送り込むことが出来ると言うことも付け加えておこう。
スプール回転の立ち上がりレスポンスが劇的に向上し、ピッチングでは低弾道で軽快に決まるアプローチ。 フルキャストでも軽量&低慣性スプールのアドバンテージを是非体感して頂きたい。
初速=スパーン! 飛距離=ズガーーン!!
そしてさらにさらにAbuには必須のKTFのブレーキシステム「KAHEN」によってキャスト時にブレーキプレートの位置が回転に応じて変化しピッチング、フルキャストそれぞれでブレーキ設定を都度行わなくても軽快且つ快適にトラブルレスなキャストが可能になるので思う存分楽しんで下さい。
一つだけ使用上の注意点として、 パーミングカップのブレーキ調整をMAXから5クリック以上弱めた位置未満でご使用ください。 これはブレーキプレートとマグネットの干渉を避ける為ですが、実際にここまで強いブレーキ設定でご使用いただく事はありません。
今回ネオスプール先行発売ですがフィネススプールも現在生産中で3月にはリリースの予定ですのでご期待下さい。
KTFネオスプール 「KAHEN」 Revo LX/LT系用
スプール外径33φ 自重:5.9g (スプールベアリング除く) マテリアル=ボビン:G1ジュラルミン スプールシャフト:超々ジュラルミン ブレーキシステム:「KAHEN」 スプールベアリング:セラミックダブルボールベアリング ラインキャパシティ : フロロカーボン12LB/80m、14LB/70m、16LB/60m 適合機種 ABU Revo LX992Z ABU Revo LT ABU Revo LTX ABU Revo LTZ ABU Revo Deez 6
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2021.02.25 |
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ダブルボールベアリングの装着 |
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先日リリースしたセラミックダブルボールベアリングの装着について解説して参ります。
先ずベアリングに同梱しているOリングについてです。 純正のベアリングをはじめこれまでの製品の厚さは4mm で、ダブルボールベアリングは3mmですので、 その1mmの差を補うための物です。
下記が付属のOリングで左が小でスプールに装着します。 右が大でパーミングカップに装着
スプールベアリングの換装時には下記の画像のようにダブルボールベアリングを装着する前にスプールシャフトへOリング小を挿入しその後にダブルボールベアリングを装着してスプールシャフトピンを固定します。
パーミングカップ側もダブルボールベアリングを装着する前にベアリングホルダー内へOリング大を挿入しその後にダブルボールベアリングを装着して固定ピンをはめて完了です。
上記の通り通常のベアリング換装の前にそれぞれのOリングを先に装着して頂くだけです。 これでベアリング位置の適正化が出来ますので参考に作業なさって下さい。
注1)ダイワ スティーズAIRTW/アルファスAIRTWの純正スプールにはOリング(小)は不要ですのでダブルボールベアリングを直接取り付けます。 |
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2021.02.23 |
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セラミック ダブルボールベアリング |
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実に久し振りのサワムラ式更新ですね。
本日はこれまでにないコンセプトのベアリングシステムのご紹介です!
初速 スパーン! 飛距離 ズガーン! 超回転のダブルボールベアリングでぶっ飛び!!!
径の異なる2つのセラミックボールベアリングを用いたダブルボールベアリングは内外のベアリングが互いの回転を補うことから、これまでにはない最小のフリクションロスによって極めて高い回転性能を発揮し、更にそれぞれのベアリング回転数も半減するので高耐久性をも得ることが出来るのだ。 キャスト時にはより低慣性で回る為に必要な回転性能と、リーリングやランディング時の負荷の掛かる巻き取りにもこれまで以上にスムーズで滑らかな回転を実現! 超軽量ルアーを快適にキャストするためのベイトフィネスモデルから、巻きモノやビッグベイト対応のバーサタイルモデルに至る 全てのベイトリールに完全対応する次世代のベアリングシステム それがダブルボールベアリングだ。
特にその回転性能には目を見張るものがあり、キャスト時にはブレーキの設定値(任意で設定するブレーキ強度)をワンランク強く効くようにする必要があるくらいだ。よく回るからルアーをフリーフォールさせるときにも極めてスムーズな回転が得られるのでよりバーチカルなイメージでルアーを送り込むことが出来る。
このように極めて良く回るダブルボールベアリングによって低弾道でのピッチングが可能となり静かな着水でのアプローチが出来るだけでなく、 フルキャストでは飛距離アップにも大きく貢献する正に良いことずくめなのだ。 ただこのセラミックボールを用いたダブルボールベアリングにも短所はあり回転ノイズが顕著になりやすい点と高コスト。いずれもベアリング数が多くなるので致し方ないのだが、その圧倒的なメリットを手にすることが出来ると言うことでそこは目をつむってほしいところだ
またダブルボールベアリングの構造上極めて小径のサイズは製作不可の為 スプールベアリングは換装できる適合サイズがあってもパーミングカップ側の適合サイズがない場合(その逆もある)は片側だけでも回転性能は向上しますが、従来のマイクロボールベアリングとの組み合わせでご使用頂くのがベストです。 '>
メンテナンスなど注油に関するところでは そのままでも装着ご使用頂けますが、 更にパフォーマンスアップさせるには 装着前にパーツクリーナーをしっかり吹きつけ良く洗浄してから乾燥後、 外側(大径)のベアリングには低粘度のKTFスーパーフィネスルーブを、 内側(小径)のベアリングには中粘度のKTFスーパーハイレブルーブ をそれぞれ1〜2滴注油頂くことで高耐久且つ最高のパフォーマンスを発揮します! >
サイズは1133と1033の2種類 1033 外径10mm×内径3mm×厚3mm 1133 外径11mm×内径3mm×厚3mm
'> IXA セラミック ダブルボールベアリング
純正ベアリングやIXAその他ベアリングとの換装については後日改めて手順をご紹介します。
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