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2021.05.08 |
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Newパワーソース ブラッシュレーサ |
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TOP50第2戦の開催地は広島県/山口県の県境に位置する弥栄ダム ここはエンジン使用不可のエレクトリックモーターのみのフィールドで 大まかに二つの筋の流入河川とボディウォターでエレキの移動と言うことを考えればその広さはなかなかどうして広大なフィールドに分類される。 故に移動の速力に限りがあるエレキ戦ではボートのセッティング それに伴う信頼できるパワーソースは絶対的に不可欠な要素の一つと言って良い。
これまでにも私の得意分野の一つでもあるエレクトリックモーターのチューンだが、今回はこれまでのパワーソースをいちから見直した全く異なるボートセッティングをセレクトしたのでご紹介してみようと思う。
今大会からレギュレーションが変更となり5馬力を超える出力を搭載する場合には要船舶検査となったので、船検不要範囲内で最も高効率且つ高耐久を十分に考慮しブラシレスモーター&リチウムバッテリーを選択したわけだ。 そのブラシレスモーターだが様々な分野のモーターで世界にシェアを有する昭和電機(株)SDG Marineが本気で手掛けたブラッシュレーサと言うモータ部だけを換装できるブラシレスモーターパワーユニットがあるのだ。 今となっては非効率なブラシモーターのユニットからブラッシュレーサへの転換で圧倒的なアドバンテージなることは間違いない。
ではブラシレスモーターであるブラッシュレーサのメリットとは。 @発熱しにくい構造故(非接触)にバッテーリーパワーを効率よく出力にすることが出来る。 これまでのブラシモーターの出力効率は約70% つまり30%が熱エネルギーとしてロスしてしまうのだ これに対しブラッシュレーサの出力効率は余裕で90%を超える! これってスゴイ
上段がブラシモーターに対し 下段がブラシレスモーターの効率イメージ
A圧倒的な高耐久性と長寿命 全開フルパワーでの長時間移動が不安なく行えるって これもスゴイことだ!! 熱による焼けなど皆無。消耗部もないことからほぼメンテナンスもフリーなのだ。因みにブラッシュレーサの保証期間はナント10年! 何よりも故障しにくいことはエレキだけで移動する試合では絶対だ。
Bランタイム、巡航移動距離が大幅にアップ。 バッテリーパワーを効率よく動力に変換できるので当然のことながら長距離移動も全く不安なくできるのだ。
C魚探とのノイズ干渉が皆無
D静粛性に優れる ブラシがない非接触モーターなので回転時の音が静か
このようにブラシモーターには無い圧倒的なメリットがある。 唯一のデメリットと言えばブラシモーターよりコストが高いと言う点位だ。
と言うことで、新品のモーターガイドツアーエディションのパワーユニットを ブラッシュレーサに換装。 これまでのブラシモーター3基搭載から、ブラッシュレーサのパワーアップした2基に変更しボートのフローティングバランスなどのセッティングや、魚探や細部に至るところまでのすべてが完了した。 そして完成したコヤツのタックルフル搭載での最高巡航スピードは11kmオーバーをマーク。 2基掛けのセッティングでは最速だ!
これでボートとパワーソースの準備は整ったので 後はしっかりとフィールドコンディションを把握し、そこにきっちりはめ込んでガッチリ釣るだけだ!
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