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2009.05.03 |
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22歳の別れ |
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ずいぶんと昔の話になるが、JBTA(JB前身)の時代には河口湖と琵琶湖がトーナメントフィールドの中心で現在のTOP50程全国的なトレイル程ではないが、 年に数回は他の地域への遠征があり、愛媛県の金紗湖というリザーバーでの開催もあったのだ。 季節は夏、どんなフィールドイメージだったか記憶は曖昧だが、比較的大きなインターセクションのアウターベンドの岩盤にサスペンドするバスを6インチティーズワームのカットテールのショートスプリットショットリグのフォールで釣って行った記憶だけは鮮明に残っている。 もう一つ忘れ得ないのが、当時金紗湖周辺には数件の民宿がある程度で、泊まった宿の風呂の湯船にスゴイ数の虫が浮いていたのが・・・・。
その時代には瀬戸大橋は存在せず、フェリーで四国へ渡るのが唯一の交通手段であり、ナビゲーションなども無い為、今思い出すだけでも笑っちゃうくらいの珍道中だった。 そして帰路でのこと 本州へ渡るフェリー乗り場で昼食をとり、時間をもてあましている時に痩せた子猫がよろよろと近づいて来たのだ。 辺りには飼い主らしき人影もなく、明らかに野良猫と判断出来る容姿だったけれど、 あまり目にする事のない珍しい毛色に覆われた子だった。わずかに青く クリッとした目を見た瞬間に、 ビビッと来てしまい、一緒に自宅まで帰ってきたのが今から22年前の事。
当時は東京在住でキャリルのオープンで共に河口湖へ移住し、このサワムラ式でも過去に数回登場した家族の一員。名前は 「やん」 女の子です。 自宅の窓や、柱等いたるところには爪の跡を残し、夏は涼しいところを、冬はファンヒーターの前と分かりやすい性格でした。 そしてここ1年程は22歳という年齢で、さすがに元気に飛び回るという事はありませんが それなりに元気に暮らしていたのですが、昨日の早朝に急に体調が悪くなり、その日の夜8時にはあっけなく息を引き取ってしまったのです。
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