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2011.04.26 |
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伝えること |
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サワムラ式を10日も空けてしまったのは初めての事かも知れない。 集中していたのも事実だが、裏を返せば全く余裕がなかったとも言える。 ただプラクティスでのマネジメントは決して悪くなく、高いモチベーションを持って挑むことが出来たのだが、 今大会はコンディションの変化に全く対応することが出来ないジレンマと焦りで、何も見出すことが出来ないまま予選2日間で終わってしまった。 今後の糧としてまた一つ経験を上げる為の「苦」となった1戦ではあるが、何が足りなかったのか、どうすべきだったのかはあえてここでは書かないことにします。
そしてTOP50初戦を制したのはあの男。 永遠のライバルにして、ここ一番で勝ちを手にする力を持つ今江克隆。 敬称を略しているのも心から敬意を表するものであり価値ある勝利であるからこそ。 3.11大震災の被災地への応援を兼ねた大会でもあり、その意味においてバスフィッシング業界をになう一人のプロアングラーとして賞金の寄付だけではなく今回の優勝はあらゆる意味において大きく貢献したことは間違いありません。
今回最終日のウェイインの進行MCを初めて務めさせて頂き ある意味癖になりそうな楽しさも経験しましたが、 トレーラーウェイインでの最後は今江選手でしたが2位片岡選手との差は非常に微妙なところであり、 結果の行方はコールされるまで分からない状態の僅差。 そして迎えた表彰式で今シーズンから参戦の若手片岡選手が2位のコールがされた瞬間、 横にいた私は無言で今江選手と握手を交わしていた。 そして「去年のクラシックでは沢村さんにやられましたけれど借りを返しましたよ。これでイーブンです。」 と言う返しだったが、 まあまあイーブンではない。 今回の私の結果からすれば逆に一歩リードされた感があったが、彼らしく更に燃えさせてくれる一言だった。
表彰式終了直後のこと。観戦に来て頂いた方の一言がたまたま耳に入ってきたのだが、恐らくご夫婦の奥さんだと思う。「遠いけどやっぱり来て良かった。ほんと楽しかったね。」と、 とても嬉しい一言でした! 確かに早明浦は自然豊かな分市街地から遠く不便なところもあり、駐車場も離れているのでチョット歩かなければならなかったりするのだが、 それを差し引いても 楽しかったと思って頂けたのは、フィールドを提供して頂いた土佐町、ラブ早明浦の皆さん、運営スタッフの協力があってのこと。 その上で私たちの出来ることが バスフィッシングにおける 喜び、楽しさ、希望、元気、をより多くの方々に伝えることです。
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