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2013.07.09 |
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エレキの熱対策 |
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梅雨明けが発表されて以降一気に連日夏本番の猛暑となってしまった。 標高の高い河口湖でも日中は30度を越え水分補給等にも気を付けないと熱中症になってしまう可能性大。 そして水温も一気に上昇するこの時期エレキの熱対策は必須だ。高水温期ではモーターの発熱の冷却が追いつかずマグネットの磁力低下でトルクダウンして冬季よりもパワーが出ないのだが、 それ以上に発熱によるアーマチュアの焼けや、最悪の場合絶縁溶融で漏電してしまい不動となることも。 現在エレクトリックモーターに採用されているブラシモーターではブラシからコミュテータへ通電する箇所の温度が最も高くなる。
モーターガイドのデジタルモデルでは変速モジュールもモーターケースの中に配置されているが、このパーツ自体も発熱するし、当然熱対策されているとは言え 出来るだけ使用条件の温度は低いに越したことはない。 ではどうやって放熱しているかというと、直接的には2つのベアリングを伝わってモーターハウジングに熱伝導させて湖水での水冷を行なっているが、 モーター内は浸水しないようににシールされているので空間での熱伝導も加味されている。 そして直接的な熱伝導でもっとも熱くなるコミュテーターの芯にあるアーマチュアシャフトは、 空中でほんの数分間回しただけでも直ぐにさわれない程熱くなってしまうのがこの部分だ。
このモーターシャフトにプロップピンを挿入してプロップを固定するのだが、 この最も熱くなるシャフトに熱伝導させる質量を持たせることで大きな冷却効果得るのが、 KTFクーリングプロップナットです。 回転部分でもあるのでブランキングによる軽量化で自重をより軽くする事でレスポンスも損なうことなく、 プロップベースのテーパーと一体化させているので整流効果も効率アップしています。
装着時にはシャフトのタップ部(ネジ)に少量のグリスを塗布して下さいね。 締め込みはプロップナットの4箇所の穴を利用して。ドライバーなどを挿入して緩まない程度にそこそこの締め具合に抑えて下さい。 エレキの熱対策に必須アイテムのKTFクーリングプロップナット。 |
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