サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2015.01.25
シマノ14クロナークのパーツ換装
 
  シマノ「14クロナーク」のカーボンスタードラグとカラーパーツが新たにアップしましたので、取付け時の注意点などもあわせてご紹介いたしましょう。

現時点で装着可能なチューンナップパーツはカーボンハンドル、メカニカルブレーキ、ラインガイドキャップそしてNewパーツの カーボンスタードラグラインガードポスト のラインナップとなりました。

初めにパーミングカップを取り外しスプールを抜き取ります。
そして下記画像にあるラインガードポストを固定しているEリングを先の細いマイナスドライバーなどで飛ばしてしまわないよう慎重に取り外します。


次にギヤカバーを開ける必要がありますので、ハンドルとスタードラグを取り外し、スタードラグ固定ナットやスプリングワッシャーも外しておきます。
ギヤカバーはプラスのタッピングビス4か所で固定されています。確認しやすいのは下記画像赤○内の3本。


もう一つはクラッチのサムバー下にある黒いフラットヘッドビスです。


この4本のタッピングビスを外すとギヤカバーを開けることが出来ます。
因みにベアリングの交換をする場合にはこの作業で同時に行うことで容易に換装しやすくなるので覚えておいてください!!

メカニカルブレーキノブもこの時点で交換します。
純正のメカノブを外し、丸いゴムワッシャーと四角いベークライトワッシャーを移植しておきます。
下記画像のテンションスプリングを引っ張るようにして外します。


そしてベアリングを抜く作業ですがギヤカバー内側の赤○内からマイナスドライバーなどを使用して押し出すようにすると、比較的容易に交換することが出来ます。


ベアリングを交換してテンションスプリングを装着しメカニカルブレーキを締めこむのですが、ねじ山のずれなど噛み込みに注意しながら取り付けを行ってくださいね。

さて次にメインギヤやストッパーギヤ、ピニオンギヤなどを外しておきます。
因みにどのように装着されていたか覚えておいてください。
ここでNewパーツのラインガードポストを交換しておきます。
ギヤカバー側もEリングで固定されていますのでこやつも飛ばさないように取り外して片側のみ移植しておきます。
因みに純正のラインガードポストはステンレス製でIXAのポストはアルミですので若干の軽量化にもなります。

同時の作業としてラインガイドキャップもここで換装します。
下記画像の箇所をマイナスドライバーでやんわり持ち上げながらレベルワインドガードを取り外して行って下さい。


ラインガイドキャップを換装してレベルワインドガードを取り付けたらこの時点で忘れずにラインガイドポストを挿入して、一番最初に取り外したパーミングカップ側のEリングを飛ばさないように慎重に装着します。
もしもですがEリングを外す際に広がってしまい緩くなってしまったらプライヤーなどで潰さない程度にEリングの広がりを戻してあげてください。 

さて次にピニオンギヤ、ストッパーギヤ、メインギヤを取り外した通りに組み上げてゆきます。
そして下記画像のローラークラッチインナーチューブの爪をスタードラグプレートの溝に合わせて装着してからギヤカバーを閉めて4点のビスで固定します。


スプリングワッシャー2枚を入れワッシャー/黒色の四角いドラグ固定ナットを締めこんでスプリングを入れておきます。


純正スタードラグに入っていた極小のクリックスプリングとピンをカーボンスタードラグの上面の穴に装着しておきます。
下記画像はアルデバランの純正スタードラグですがクリックスプリングとピンは同じですので参考にして下さい。


クリックピンとスプリングをピンセットなどで取り出し上記画像の順と方向を守ってカーボンスタードラグに移植します。
 

ここで参考までに!
IXAカーボンハンドルは装着後のガタが出ないようにメインギヤシャフトへの取り付け部の穴径はタイトに設計されていますので、スタードラグを装着する前に一度メインシャフトに通しておくと後の作業が楽になります。

さて最終作業です。スタードラグの裏にある四角い部分とドラグ個体ナットを一致させてスプリングのテンションを抑えながら装着し 丸い樹脂のクリックプレートをスタードラグにはめ込んでから、カーボンハンドルを装着します。
最後にハンドルファスナーのナットを固定するのですが下記画像のようにスプリングテンションを抑えるようにしながら ねじ山に準じて注意して手で締まるところまで回して行き最後に工具で締め込みます。


14クロナークのパーツラインナップも充実しプロトのSPスプールを装着するとガンメタとの相性もバッチリのチューンドモデルに大変身する。
ご覧のスプールは現在作成中でアップまでもう少しお時間を頂く次第ですが是非ともご期待ください!


 
   
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