サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2007年12月
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2007.12.09
メカニカルブレーキは・・
 
  先日バークレーラインで御世話になっているピュアフィッシングさんからリールが届いてビックリ。
リリースされて間もないAbu アンバサダー・レボ エリートです。
早速バーニッシュ14Lbを巻いて投げてみました!

今現在使用しているベイトリールはキャスプロメタルライトとピクシーが中心で、
このエリ−トはキャスプロに相当するモデルで、その自重は180g強と比較的軽く(Abuのラインナップではとても軽い)
9個ものボールベアリングが使用されているため巻き心地もとてもスムース。

ブレーキシステムはマグネット。ブレーキ調整が任意で設定でき、初めにブレーキ最強で第1投目。
気持〜ちスプール上でラインがフワつく感がある。2投目以降サイドキャストで少しずつ距離を出すために力を加えてゆくと、サミング無しではややバックラッシュ気味。
15m迄のピッチングでは低弾道のままスムースに延びてゆく感じがとても気持ちイイ!

このインプレッションのタックルセッティングはフェンウィックS-TAV65CMで、
ワンシャ5インチのノーシンカーでのトライ。
ただフルキャストとなると実際にフィールドに出て、きついアゲンストの状況でバックラッシュせずに投げ続けるのはストレスを感じるだろう。

その場合一般的にメカニカルブレーキを締め込めばキャストはし易くなるのだが、
私は絶対にメカニカルブレーキを締めて使うことはしない!!
なぜなら各メーカーがこぞってスプールを軽量化し、ローフリクションのベアリングを標準装備して、
スプールの回転効率にこだわった素晴らしいポテンシャルを、わざわざ殺してしまうことになるからです。

サワムラ式のベイトリールの極意は、メカニカルブレーキのセッティングを
クラッチを切った状態で、ほんの少しスプールが左右にカタカタとあそぶ程度ところに決定し、
キャストフィールや、飛距離、バックラッシュの具合により、遠心又はマグネットブレーキの調整範囲で補う様にすることで、リールの持っているポテンシャルを100%引き出すことが出来ると考えます。

ピクシーなどはスプール径も小さく軽い物をストレス無くフルキャストしたり、ピッチングするのに優れたポテンシャルを持っています。
当然メカニカルブレーキを締めればスプールのレスポンスが死んでしまい100%の性能発揮が出来なくなるわけです。

と言うことで、早速パーミングカップを開けてブレーキを見て、考えること15分ぐらいでしょうか、
ビビッと閃き、早速ブレーキチューンにトライ。
手を加えた状態での1投目でかなりの好感触!後わずか0.2mmの調整をしてみたところで完璧なセッティングが出て、
誰にでも投げやすく、サミング無しでアゲンストでのフルキャストが出来る仕様が完成しました。

 
 
   
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