サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2008年8月
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2008.08.25
第3戦 野尻湖を振り返って、
 
  じつは今回の第3戦野尻湖は私にとって今シーズンの鬼門とも考えていたほどだ。
勝つ為には複数の明確なパターンを見い出す事が必須だが、このフィールドはそれが非常に困難であり、新たなるパターンの発見が必要となる。
直前の公式プラクティスでもストロングパターンを掴むまでには至らず初日を迎えることとなった。

バンクではコンスタントにバイトを得ることが難しく、比較的安定したフラットエリアに多くの選手が集まると予想されていた。
初日の朝一はその日の傾向を探る為ビワジマ西のハイプレシャーエリアに入り、バスが浮き気味であることを認識してロンリーダーのダウンショットで対応し、6位とまずまずのスタートを切ることが出来た。
この日の天候は夏らしい晴天のち曇り。

2日目は低気圧と前線によって深夜から強烈な南風が吹き続き、気温も一気に低下して前日とは明らかにコンディションは変化してしまった。ルアーとアクションは比較的早い段階でアジャストすることが出来たが、ミスとサイズアップに失敗して10位に後退する結果となってしまった。
実にこの日の2,598gのウェイトがボディーブローのように後から効いてくるとは・・・

最終日は予報通り早朝から冷たい雨となり、この三日間全て天候が異なり、釣り方もキッチリ合わせ込まなくては他の選手より多くのバイトを得ることが出来ない。
さらに時間も短く事からも より早い段階でのリミットメイクが要求される。
前日のプレッシャーの低いエリアからスタートして、ボトムでのワンナップ魂が功を奏し、ハイプレシャーフラットでも釣り方がハマリ10時過ぎにリミットを達成することが出来た。
しかしその後の入れ替えで大きなミスを犯してしまい、
50gもロスしてしまった。ただしそこで終わるはずもなく、精神力とコンセントレーションで、劇的な3`オーバーをウェインすることが出来たのです。
この時のドラマは釣りビジョンさんでのオンエアーを楽しみにしていて下さい。

そして結果は9位入賞。
トーナメント前の目標はシングル入賞で、上手くいけばお立ち台と正直弱気な物で、その目標は達せされたが、終わってみればその9位が自分でも満足できるはずもなく悔しい思いで一杯だ。
この思いを次戦の桧原湖で晴らさずにおくもかと!
第2戦のダメージはデカイ・・・

タックル&ルアー
・ロッド:フェンウィックGWT60SL-KTF
・リール:ステラ2500S-KTFドラグチューン
・ルアー:ワンナップ魂 1/16oz #1 カラー/ブラウンパンプキン(プロトカラー) 
・トレーラー:ゲーリーシルクワーム カラー/グリーンパンプキン-ブルーF
・ライン:バークレー バーニッシュ3ポンド

・ロッド:フェンウィックGWT60SL-KTF
・リール:ステラ2500S-KTFドラグチューン
・ルアー:バークレー ガルプサンドワーム4 カラー/カモ 1/16ozダウンショット
・ライン:バークレー バーニッシュ3ポンド

特にワンナップ魂はプリプラから一貫してボトムでのステディリトリーブは特筆すべきストロングなバイトを得ることが出来たのです。
一般的にはスモールワームのライトキャロや、スモラバがスタンダードだけど、ワンナップ魂はボトムでのスローリトリーブでもバスが発見しやすい大きめのシルエットで、圧倒的にバイトが多かったのです。
ただし しっかりフッキングさせる為には超センシティブなGWT60SL-KTFと、微細なバイトを感じた時のチョットしたコツ。この二つが絶対に必要でした。 コツは釣りビで確認してね。
いつも釣りビのカメラさんはロッドティップに出る繊細なバイトを撮る為にティップをアップにすることが少なくありません。 特に今回はティップのアップ率が高かったと思います。
そしてバイトを確実に見極めて素晴らしい映像をお届することが出来るカメラさんも、
「今回のバイトは全く分からない」と非常に残念がっていました。
つまり微細なバイトでバスに違和感を与える前に釣り人側が判断してフックアップさせることの出来か否かで、大きく釣果に影響する物で、飛躍的にミスバイトやバラシも軽減できるのです。
だから優れた道具を使うことで今まで見えなかった世界が見えてくる物で、
釣りという遊びの世界ではプロユースのフラッグシップモデルが初心者にも使い易く、
間違いなく道具のアドバンテージは絶対にあるのです!!


さて、第3戦終了時点での年間ランキングは31位。
後2戦はモチベーション全開で挑み、自身の中での今期の最終目標を達成するつもりです。
プリプラクティスから今大会期間中、同じマリーナで永遠のライバル今江選手と一緒だった事も有り、様々な会話を交わし、お互いのモチベーションを確認し合えたことは私にとっても良い刺激にもなり、
河辺さんも含めたシニア組はまだまだ現役バリバリのフィッシャーマンとして皆さんと共にバスフィッシングを思いっきりエンジョイして行きたいと思います。
 
   
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