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2008.08.26 |
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レボエリ ワークス仕様 |
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昨日から前線の影響で河口湖は完全に秋に突入してしまった感が強く、 Tシャツではすでに寒く ロンTで丁度良いほどの陽気です。
さて、 以前にご紹介したレボエリの進化バージョンはこの2ヶ月ほどでセッティングが完璧に決まり、特注のスペシャルパーツも野尻湖戦の最中に届いていたので早速組み込みをして再確認をしたのが昨日のこと。 このリールのスペックを改めてご紹介すると マグネットブレーキのレボエリに遠心ブレーキのCB用シャロースプールを装着したモデル。 シャロースプールの交換することでの最大のメリットに、深溝スプールではストレスに感じる軽量ルアーのピッチンや、フルキャストが可能になる事です。
ところで、遠心モデルのCB+シャロースプールをそのまま使えば良いんじゃない? と思われる方もいると思うので、なぜマグモデルのレボエリにこだわるのかに触れておきます。 ピッチンでスムースな弾道で非常に気持ちよく使える遠心モデルだが、ルアーウェイトの変更に対しブレーキブロックのセッティングが瞬時に行えないのと、ヘビーカバーへのアプローチの際、ルアーが狙ったポケットに入る前に枝などにルアーが触れてしまうと、高確率でバックラッシュしてしまう。 フルキャスト時も常に変わる風に対応しにくく、雨天時などブレーキプレートに水が浸入するとセッティングが変わってしまう。 リールの持つポテンシャルを100%発揮する為にメカニカルブレーキは締めない私にとってストレスに感じることが多いからだ。 もちろん遠心モデルの誹謗ではなく、ブレーキのタイプによる好みの問題ですので。
ストレス無く、より使いやすく100%のポテンシャルを上手く利用して楽に使える。このコンセプトで完成したのが、レボエリート ワークス仕様なのです。
シャロースプールにすることで、不要な下巻きが無くなる為、スプール自重を軽く抑えることが出来、回転モーメントが下がる為にレスポンスが向上する。 だから今までよりも軽量のルアーを気持ちよくキャストできるようになるのです。 ノーマルのスプール自重は11.8g シャロースプールの場合12.6gと0.8g重いのですが、 ラインを巻いた場合にはその重量差が大きく逆転することになります。
この画像の比較はバークレー/バーニッシュ10ポンドをフルに巻いた状態の重量差です。 ノーマル/30.1g : シャロスプ/22.2g = その差はなんと7.9g この約8gは誰が投げてもその差がはっきりと分かるほど劇的に変わる重さなのです。 また、リール本体重量を8g軽量化すると言う点でもとても大きな意味があります。 8gも軽くするのは大変なことなんです!
と言うのも、このワークス仕様ではドラグプレートとラチェットをアルミ素材で作製し、 約5gの軽量化もはかっているのです。 そしてスプールとこの2点のスペシャルパーツによっての軽量化と、捲き心地を軽くすることに大きく貢献しています。 さらにこのプレートは鏡面仕上げの後にハードアルマイト処理(対耐久性)を施こしている為、 ドラグ性能が飛躍的に向上しているので、超スムースで気持ちイイ!
もちろんスプールの回転フリクションの低減では絶対に外すことの出来ないIXAセラミックスボールベアリングのスーパードライ仕様を標準装備しています。
このワークス仕様は近日中にでもリリース出来る様、誠意努力中とだけ申し上げておきます。
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