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2010.03.01 |
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時代と共に |
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先日お気に入りのロッドを2本教えて欲しいというご質問を頂きました。
取材などでも本数を限定してと言う事が多々あるのですが、 2本に絞るのはかなり難しい選択になります。 と言うのも私のフィッシングスタイルには 「好きな」 とか 「得意な」 と言った偏りを持つことなく あらゆるフィールドにおいて その時のコンディションに確実に対応する柔軟性を大切にしているためです。 ボッコボコに釣れる時、激タフで超難しいコンディション下でも、釣り方やアプローチがハマッテさえいれば 同じ楽しさと感動を得ることが出来るはずです。
話を戻しますが、このご質問より随分遡りますが、バサーのフェンウィックカタログに私がセレクトした フェイバリットタックルは GWT62SUL-KTF と GWT66CML でした。
しかし今回のご質問に対しては、同じゴールデンウィングのブランクではありますが、 GWT66CML と、GWT63CL の2タックルをお気に入りとして返答させて頂きました。 GWT66CML はスピナーベイト、クランクなど巻物を中心に多用する1本ですが、 その汎用性は非常に高くキャスト出来るウェイトレンジにも幅があるので、稼働率は100%に近い頻度であるからです。 そしてもう1本は、間もなくリリース予定のグロッキースティックと称しても良い GWT72SLP+ とのいずれかで悩みましたが、 やはり現在の流れとしてもはや不可欠なアプローチ ベイトフィネスにおいて ”今” 最も多用する1本 GWT63CL をセレクトしたと言う訳です。 ただこのゴールデンウィングの63CLは まだ製品サンプルも完成していないプロトです。 何故このモデルをセレクトしたかというのも、GWT63CLよりも前に 同スペックをスーパーテクナで試作し、長期のテストを経てその真価が実証されているからこそです。
この様にフェイバリットタックルはフィッシングスタイルやタックルの進化によって徐々に変化します。 従って現在最も使い易いと思われるモデルでも、10年後には時代の遺物となっているかも知れません。 あまりに悲しい事実ですが、テクノロジーの進化はフィッシングタックルのみに限らず 生活身の回りは勿論すべてにより優れた製品を求めるのと同じ事だと考えるからです。 ※63CLのスペック表示は製品時には若干変わります。
逆に現在使っているタックルやルアーをそのまま過去にタイムスリップして投入することが出来たら どんなにか凄いことになるでしょうね。 想像の域でしかないのですが、何故かワクワクします。
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さて、明日はお知らせ通り Revoエリートワークス仕様 ネオ 左右モデルともアップ致します。 |
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