サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2009.12.31
ありがとうございました
 
  体調にイヤ〜な感があり、この年の瀬になってどうやら風邪をひってしまったようだ。
昨日のは休みだったので気合いを入れて今年1年を振り返って見るつもりだが、
体のだるさの方が勝ってとても集中など出来なかった。

しかし1年を締めくくる上でもさすがに今日はサボる訳にはいかない。
トーナメントでは初戦から苦しいスタートを強いられたが、後半戦からはマネジメント通りに自分のスタイルで戦う事が出来た。
しかも確実に後半の方が高い次元のモチベーションを持って挑むことが出来たのも、
その全ての要因は背中を押し続けて下さる方々のお陰であり、その期待に応える事の出来る結果を出したいと言う気持ちに他ならない。

ことしの結果は残念な部分もあるが、
2009年最後の日として決して後悔のない満足感に満ちています。
皆様には心より感謝し、改めて御礼申し上げたいと思います。 ありがとうございました。


 
   
2009.12.28
オフセットカーボンハンドル
 
  昨日&今日はスペシャルエディションのチューンとエレキメンテナンスを超集中的に行ない
年内のスケジュールを一段落させる事が出来た。


今年も残すところ数日となったが、この押し迫った年の瀬の本日

以前から進めていたオフセットカーボンハンドルが遂に仕上ったきた!

すでにこの製品はセカンドプロトとなるのだが、強度やクォリティは 

もはや完璧に市販レベルの仕上がりとなっている。

そして最終的に若干の形状変更を行い 年明けには量産に掛かる予定だ。

全てが言う事無し!!

このIXAオフセットカーボンハンドルの自重は 現在ワークス仕様にも標準装備されている
フラットタイプの重量とほぼ同じの16gアンダー! (15.5g)
世界最軽量でありながらその強度とクォリティも最高峰と言っても良いだろう。
勿論画像を見て頂いた通りオーロラワークス仕様の為に進めてきたハンドルだ。

オーロラワークス仕様は本来この年末にはリリースする予定としていたのだが、
さらなるニューパーツの搭載とそれに伴う軽量化を図った、フルコンプリート限定バージョンとして
トコトン追い込んだモデルに仕上げてみたかったのでリリースを先送りしたという訳だ。

そのオーロラワークス仕様に搭載するスペシャルパーツなど現状ではご紹介出来ませんが、
想像以上に魅力的なパーツであるとだけ申し上げておきます!

オーロラワークス仕様 フルコンプリート限定バージョン
 
   
2009.12.26
再撮と再販
 
  一昨日のリベンジ取材は無念の2ミスに終わってしまい年明けに再びトライする事となってしまった。

両ミス共にかなりデカイサイズだっただけに、思いっきり悔しい思いのみが残ったが、

エリアや状況など難しいコンディションながら見えたと言っても良いだろう。

この後の数週間で大幅に変化してしまうだろうが、大きな収穫を得る事の出来たのは間違いありません。



さて、昨日はRevoエリート ワークス仕様ネオを無事にリリースする事が出来ました。

ご用意していた数量は瞬殺となってしまい、多くの方々にご不便をお掛けしてしまいました。

今後はある程度コンスタントにアップ出来る体制を徐々に整えて参りましたので、1日でも早く手にして頂けるよう努力致します。

ただ、年明けのネオ 左ハンドル、フィネスと続くのと、予定数も少しではありますが多くしようと思いますので、それを終えてからと言う事になります。

とりあえず今朝からほぼ丸1日かけてオーダー頂いたアルミカラーパーツの取付を全て終えるところまできました。


 
   
2009.12.23
雪に備えて
 
  今日日中の気温は10度近くまで上がる暖かな1日となりましたね。

あくまで予報ではあるけれど年内は寒波の襲来もなく穏やかで暖かな日が続くとの事。

雪が降る気配は全くないが遂に今シーズンはスタッドレスタイヤを購入。

昨シーズンはほとんど降雪もなくノーマルタイヤで凌いでしまったが、

いつドカンと来る (雪が) やも知れない恐怖からコレで解放される。

と言う訳で午前中に行なったタイヤ交換だが さすがにランクルのタイヤは重い!!
 
計ってはいないが30kg位か?
クロームのアルミホイールで見た目にもアップグレード!

今日は旗日だったのでキャリルは臨時オープンし、明日を振替の休日とさせて頂きました。

そのクリスマスイブの明日は昨日のデコリ取材のリベンジを行なう事に決定。

とにかく気合い入れてやっつけてきます!

そしてこの暖かさでコンディションが上向いてくれている事を祈ります。
 
   
2009.12.22
ワカサギでは・・・
 
  早朝の気温は氷点下7度。
先週は表水温が10度弱ありゴキゲンな釣果と言う事を書いたと思うが、
ここ数日間の冷え込みによって水温は一気に6度まで低下してしまいバスの活性は極端に低下してしまったらしい。
そんな中今日は取材ではあったが久しぶりの河口湖実釣で9時過ぎにスタートフィッシング。
この時点でも外気温は氷点下・・・ 
期待大の鵜の島の西に点在するロックハンプに入り、ベイトも多数存在していたのだが何の反応も無し。
その後冷たい北西風は吹き始め、湖流をブロックする溶岩エリアへ移動すると、
魚探の画面を全て覆い尽くすワカサギの反応が!
ジギングスプーン系を主体に探っていた事もあってワカサギが入れ掛かり状態となってしまい
あまりに引っかかってくる数が多いため、カメラさんにお持ち帰りになります?と聞くと二つ返事でOK。
全て12cmオーバーというアベレージサイズ。

近年河口湖ではワカサギを専門に狙う方は皆無なので、釣れないと思われがちだが
今の状況は本気でやったらヤバイ位釣れるはずですよ!
しかしベイトとバスがどうもキッチリ リンクしていないように思う。
と言うより居てもバイトしてこないといった方が正しいかも知れない。
今の水温で安定すれば最低水温期までの間ボチボチ楽しめそうな感じだ。

結果2回のバイトのみで取材は完結させる事が出来なかったので年内にも最チャレンジの可能性大。
本数はいらない。 ここはひとつ一発デカイ奴で今年を締めくくりたいものだ。
 
   
2009.12.20
ワークス仕様 ネオ リリース決定!
 
  今朝の最低気温は氷点下8度と今シーズン一の冷え込みとなった。
河口湖の表水温も7度台へ一気に降下してしまったらしくいよいよスローでタフなシーズンへ突入しつつある。
今週火曜日には本気で出撃する予定なので徐々に準備を始めてはいるが、
ディープのライトリグも不可欠になる事は避けられないだろうな。



さて、今年も残すところ10日余りとなりワークス仕様のリリースを心待ちにいていただいていることと思いますので、今日現在でのスケジュールをお知らせ致します。

ワークス仕様 ネオ 右ハンドルのファーストモデルを12月25日に先行リリース致します。

ワークス仕様 ネオ 左ハンドルは1月中旬。

ワークス仕様 フィネス  スプールのアルマイト処理の遅れで左右共に1月中旬のリリース予定です。


そしてワークス仕様 ネオ 右ハンドルのリリースと同時にIXA 軽量サイドカバースクリュー もデビュー決定。
前にご紹介した今回のワークス仕様から標準となるスプールと同色のハンドルノブキャップを初めとし、
メカニカルブレーキノブ、カムロックスクリューなどのオプションパーツを搭載するとここまで仕上ります。
フェイバリットカラーで仕上げる事で愛着は倍増するものです!

このカラーアルマイトチューンは私の中ではすでに不可欠となっています。
勿論フェイバリットカラーはライトブルーなのですが、全てそれで揃えてしまうととんでもない事に、
と言うのも どれがハイギヤ? どっちがフィネス? ネオは?? 訳が分らなくなってしまう。
使用台数が多い事もあって明確に見分ける為の目印の意味で
私は左右に関係なくハイギヤモデルはライトブルー、ノーマルギヤはレッド、ネオはパープル、ローギヤモデルはオレンジ。
カラーの異なるハンドルファスナーを装着するなんて言うのもありです。

余談ですがこれらのカラーパーツは純正のパーツに比較して若干の軽量化にもなっているのがこれまた嬉しい!
 
   
2009.12.18
ベアリングリムーバー
 
  寒気の南下によって今晩から今年一番の冷え込みとなりそうな気配。
今日の河口湖は朝9時の時点でも氷点下、天候は快晴でしたが西よりの強風で気温はほとんど上がらずフィールドへ出るにはとてもタフなコンディションでした。
しかし釣果の方は例年に無い好調が続いているようで、ディープからの50cmオーバーもかなり期待できるとのことだ。
今年は河口湖へ出船した回数は過去最も少なかったように思う。
そんなこともあって ここは一つ来週にガツンとやっつけてくるつもりだ。

さて話は変わるが、今日仕上がりを楽しみにしていた試作品が届いた。
この製品が何かお分かり頂けるだろうか。
マテリアルはジュラルミンでアルマイト処理をする前モノだが、
仕上がりのクォリティは一発OKのパーフェクトな仕事をしてくれた。
何色のアルマイトで仕上げるか検討中


今までにありそうでなかったのがこの ベアリングリムーバー
ご覧の画像だけでは完成品とは言えないのだが、何をするモノか感の良い方はすぐに分ったかも知れませんね。
ベイトリールのスプールに装着されているベアリングを交換する際に、
シャフトに圧入されているシャフトピンを抜くためのジグです。
メーカーや製品個体差によってペンチ等の工具でも抜く事が出来る場合もありますが、
シャフトやピンにキズやダメージを与えてしまうリスクをは避けられません。
誰でも簡単に! とは言えないかも知れませんが比較的容易にベアリングの交換やメンテナンスが
このジグで行なう事が出来る様になるのです。
完成品の入荷は年明けになりますが、製品アップの時に 使用方法を画像と併せてバッチリご紹介しますので楽しみにしていて下さい!
 
   
2009.12.16
完 リベンジ!
 
  昨晩から今朝まで氷点下まで下がり、
日中の最高気温は3度までしか上がらない真冬並みの激寒い1日で 富士山頂も厚い雲に覆われ降雪の予報まで出ていたのですが、先日のリベンジでへ西湖へ行ってきましたよ。

丸美ボートさんに9時半到着のゆる〜い感じでスタートフィッシング。
日曜日に多くのバスが確認出来た溶岩帯へ直行、
ゆっくり流し始めてすぐに2本のキッカーサイズがチェイスしてきたのだが?
様子と言うかバスの定位するポジションが先日とは明らかに違い、
激シャローの岩の陰などに多く見られた奴らの数も激減しているではないですか。
暫くはバンクと並行にグロッキーをアプローチしていたのだが何も起こらない時間が続き、
ふと目に入ったのがバンクから10m程離れた何もないポジションに うっすら見える水深位で完全にサスペンドしているバスを発見!
すかさず沖にキャストして サイトでやっつけたのがこいつだ。
50cmに少し欠ける1890gのキッカーサイズですよ。
掛かり所は紙一重の皮一枚
グロッキー GWT72SLP+ ステラ2500S バニッシュウルトラ4ポンド


明確にバスが集中するストレッチが存在し、そこでバイトさせたのだが、ボトムまでの水深はおよそ10mはあり、水面下2〜3mに浮いている感じだ。
少し時間をおいて入り直すと、ほぼ同じポジションに2匹発見!
完全にステイしており、今度はアウトサイドからワンナップ魂1/32ozをバンクへキャストして、
完全中層ビビビスイミングさせている時に”コッ”っとバイトした2本目はブッリブリの1620g

コレもフックの刺さりは微妙な皮一枚
ワンナップ魂1/32oz+アンクルジョッシュフィネスイール GWT60SL-KTF ステラ2500S バニッシュウルトラ
                                                           2.5ポンド


見た目はスポーニング直前のメスと言っても分らない位のパンパンのグッドコンディション!
やる気があるのとコンディションが良いせいか、水温10度切っているにもかかわらずメチャ良く引くぞ。

太いでしょ〜。

それにしても寒かった〜!
フル防寒で出たにもかかわらず午後2時前には体の芯まで冷え切ってしまいギブ。
一瞬ですが雪も舞いましたからね。
因みにワカサギとヒメマスのお客さんはチラホラ居たけれど、
バスフィッシャーマンは皆無! 完全ノープレッシャー状態でした。
辛いコンディションを押しても出た甲斐があった充実の数時間でしたがリベンジも果す事が出来
今年最後の西湖はゴキゲンで終了です。
 
   
2009.12.14
楽しかったがこのままでは
 
  昨日の野試合は西湖丸美ボートさんに大変にお世話になって行なう事が出来ました。
そもそも今年はスタッフ不足によってスキルアップトーニー(通称スキトニ)を開催することが出来なかったのですが、
このスキトニを心から楽しみにしてくれている方数名が集まり忘年会も兼ねて今回の釣行が実現した訳です。 丸美ボートさん、参加者の皆さんお疲れ様、そしてありがとうございました。

で、どんな事になっていたかと言うと、朝7時にスタートフィッシング。
一昨日の温暖な陽気から一転し、厚い雲に覆われ寒〜い1日で、おまけに雨までぱらつく始末。
アーリーウィンターというシーズン的に決して簡単ではなかったけれど、
サイトで確認出来るクォリティフィッシュは思いの外多く、難しいなりにチェイスしてくる”やる気”のあるヤツもチラホラと言ったコンディションで、ほとんどの個体がブッリブリの45アップだ。 産卵直前のメスみたいな
そこで思っていた通り、と言うかやはり メインとなったのはグロッキーで、2度の決定的チャンスがあったのだが、共に紙一重のアマガミでフックアップさせる事が出来なかった無かった・・・
その後にもワンナップ魂1/16ozのサイトフォールで痛恨のミス。
先日紹介したホバリングブライスはチェイスのみでバイトまで至らなかったのだが、
スローリトリーブでもしっかり廻るプロップ等々ルアー特性はかなりイイ線いっていて
私的にもお気に入りで すでに今後のルアーローテーションの一つに仲間入り決定。 

結果私はバスを手にする事は出来なかったのですが、
ご覧のようなキッカーフィッシュをゲットしてくるのですからスキトニ参加の皆さんのスキルは確実に向上している証拠です。
西湖スーパー天才級の2110gと1585g

いや〜釣れなかったけれど いろんな意味で楽しかった〜!
しかしゲットン出来なかった悔しさは当然ある訳で、このままでは終われるはずもない。
なので時間が許すなら必ずリベンジしに行ってきます!! 
 
   
2009.12.12
明日は出撃
 
  今日はとても12月とは思えない暖かで穏やかな1日となりましたね。

あすの天候もアーリーウィンターとしてはベストなコンディションになりそう?

と言う事で楽しみにしていたトーニーとも、ミーティングとも表現のしようがない野試合は明日です。

数週間ぶりの釣行という事でタックルの準備は入念に糸と替えまでしてしまった。

用意したタックルは 唯一のスピニングGWT72SJP+でのグロッキーがメインなので 計4本と少な目のセレクト。

昨年のほぼ同時期には芦ノ湖と西湖で2週連続の玉砕を喰らっているので、

今回はワンナップ魂、ジギングスプーンなどももれなく用意しているので

絶対に釣ってやる!

とりあえずこの4本で何とかなる?
 
   
2009.12.10
勉強は不可欠
 
  人生において様々な事を学ぶ事で必ずスキルは向上するものですが
学生時代の記憶を辿るとテストに向けての勉強や暗記というものが正直イヤでしょうがなかった。
しかしその反面興味のある科目については知識として取り入れる事がとても楽しくメチャメチャ意欲だった。
そして世の中には知識として取り入れる事の無かった未知の分野が山程あり、
たまたま興味があるもの、好きな事であれば迷わず一歩進んでスポンジのように知識を取り入れ、
自分でアレンジする事を楽しんできたのは間違いない。
釣りや、趣味の世界ではもはや勉強と言うにはふさわしくないかも知れないが、
知らない事でのハンデは負いたくないと言う性格なのだから仕方がない。
最近のことでは
江口、青木、高橋、彼ら若手選手がフィネスフィッシングでよく使う超小刻みな「ビビビ シェイク」。
ずいぶん前から気になっていたのだがチョットして事がきっかけで自分のスタイルにも取り入れるべく現在ビビビの練習中なのです。
こんな事をあえて書く必要はないのだが年齢や性別に関係なく良いものはそこから取り入れ、
主観的にならず人の意見を正確に判断する事が大切だと思うからです。
頑固なヤツは全ての物事に対して伸びる事はありませんよ!

で興味ある事や好む事以外で、覚えなくてはならない事も確実に存在しそれが結構やっかいだったりする。
面倒臭がり屋の私としては・・・なのだが、試練を克服する意味でもマスターしなくてはならない事が浮上してきた。
いつかやらねばという思いのまま数年を経てきたが、コレもある事がきっかけで今日から始めようと決意したのだ。
それが何かは未だ言えないが、手始めとして情報収集の意味でこの後書店に行ってその系統の本など何冊か集めてきます。

 
   
2009.12.08
飛距離アップのコツ
 
  ここ最近就寝している時に寒くて体温が下がってしまうと咳が止まらなくなり目が覚める事がしばしばある。 夏でも布団をはだけていたりすると同様なんです・・・
昨晩は放射冷却によって今シーズン最も気温が下がったとの事で、夜中に咳き込んで目が覚めてしまった。  今日からもう一枚布団を増やしますか。
そして以前にも紹介した事がある富士山に積もった雪に現れる数字の ” 2 ” 
先週末の降雪でお目見えとなり、いよいよ冬本番と言った感じです。

冬の到来とは関係ないけれど、今日はベイトキャスティングのコツについてちょっと。
当然かも知れないがルアーキャスティングにおいて飛距離を求める方は多い。
飛距離アップにもルアーウェイトとタックルバランスは最も重要なことのひとつ。
ロッドに関してのことに、より飛ばしたいから6.6フィートより長い7フィートを選ぶと言うのを良く耳にするが、バスフィッシングでの場合ロッドの長さでは思っている程飛距離は変わらないのが事実。
それよりもウェイトをしっかり乗せる事のできるロッドパワーをセレクトする方が重要なのだ。
このことはマグネットブレーキモデルでのキャスティングでは飛距離に決定的な差が出る。

一般的により遠くへ飛ばそうとする場合、思いっきりフルキャストしますよね。
この思いっきりというのは瞬発的なロッドスイングのスピードに対してリールのブレーキ力が不足しがちとなりブレーキレベルを上げないとバックラッシュしてしまう。
それに対応するためにブレーキレベルを上げれば中盤〜終速での伸びはスポイルされる事になるので、
バックラッシュしない程度にブレーキ力は出来る限り弱くした方が飛距離が出るのはご理解頂けるはず。

ではブレーキレベルを上げずにバックラッシュをしないようにするには?
キャスティング時のスイングスピードを落とす事!
力の限りのフルキャストではなく、力を抜いてロッドにルアーウェイトをしっかりと乗せてキャスト後半にパワーバンドのピークを持ってくる感じで。

文字で理解して頂くのは非常に難しいが、実際に投げ比べればすぐに気が付くはず。

練習で使用するルアーウェイトはロッドに乗せやすい1/2オンス以上をセレクトし、
フルキャストしてもバックラッシュしないブレーキレベルを任意で決定する。
次にブレーキはそのままで力を抜いてゆっくりとしたキャストで投げてみる。
当然フルキャストでバックラッシュしないブレーキレベルなので距離が出ない。
そのまま力を抜いてゆっくりとしたキャストを繰り返し、ブレーキレベルを徐々に弱くして行くとどうだろう。
バックラッシュせずにフルキャストしていた時よりも飛距離が伸びていればロッドにルアーウェイトがしっかり乗っている証しだ。
逆にそのブレーキセッティングでフルキャストすると一気にバックラッシュしてしまうはず。
このことが分った方は今まで以上に飛ばせるアングラーになれるはず? です。

マグネットブレーキのメリットを最大限生かして下さいね!

何故こんな事を書いたのかと言うと、
キャリルに来店頂いてワークス仕様の試投を希望される方は多く、
初めにピッチンで試して そのレスポンスに驚いて頂き、次にフルキャスト。
当然ブレーキのレベルは変えるのがベストな使い方で、
と言うより変える事が出来るからマグが使い易い最大のメリットなんです。
Revoエリートワークス仕様は軽く投げても飛距離は充分に得られ、ライントラブルの点でも扱いやすいと言う大きなアドバンテージを持ってますが、
私のフルキャストでのセッティングで試して頂くと、時に渾身の力で投げる方がいる訳で、
もれなくラインがブワーっとなってしまうの多く見てきたからです。

ロッドにルアーウェイトを乗せる感覚を是非会得して頂きたい。メカニカルブレーキには手を付けずにマグネットブレーキでベストなセッティングを見出すのですが、その一つの目安がラインの浮き具合(バックラッシュ)と言う事なのです。 勿論フィールドへ出掛けなくても出来る事なので是非試してみて下さいね。
私はフィールドへ出ない日でも駐車場でほぼ毎日投げ込んでいますよ。

そして飛距離アップのコツはこれだけではなく、風に負けない低弾道のサイドキャスト等キャスティング時のパワーバンドも異なる。ラインの太さや、巻き量等その辺についてはまた今度ということで。
因みに遠心ブレーキモデルの場合は初速を必要とするので、マグネットモデルのパワーバンドとは異なりますよ。

 
   
2009.12.06
グッと来たね〜
 
  昨年からシンキングスイッシャーが注目され各社からそれぞれのコンセプトで製品がリリースされましたね。
中にはお呼びでないものもあったりで、単に形状だけを似せただけのナンチャッテまで出現・・・
そんな中あえてこのシーズンにリリースとなったTHタックル ホバリンブライス
プロップの形状とそのサイズ、0.2tと言う板厚からして、明らかに一般的なシンキングスイッシャーとは異なるものを感じる。
以前プロップペッパーのスローシンキングチューンを紹介した事があるが、プロップの板厚とサウンドという特徴を持っており、バイトチャンスのアップが明確に体感出来た。

このホバリングブライスの作者は濱田氏。私の中で彼のイメージは 魚類的な感覚の持つ釣り人であり、
トーナメントにも参戦するなど幅広い視野を持っていて、ルアーのコンセプトを良く理解し、
今までにも奇天烈な発想のルアーを作り出してきている。
そんな意味からも今回の製品もかなりグッと来る物があり、来週末にお気楽な野試合の予定があるので、是非試してみたくなり思わず書いてしまった次第です。
チューンしがいのあるルアーという感じですね
 
   
2009.12.05
スタビライザーU
 
  ここ数日間は様々なプロトが続々と上がってきている。
一つの製品を形にするまでの過程は最も楽しい時間であり、
特にファーストプロトが出来上がってテストする時は至福の時でもあるわけで、
不都合なく一発OKならなおさらです。

下の画像はエレクトリックモーターのパーツで、モーターガイドのゲーターフレックス360を使っている方ならすぐに理解出来るはず。
完璧な仕上がりだ!

工法の異なる仕上げ方でいくつかの試作を行ない最終で出来上がってきたのがこいつ。
アルマイト処理を行なう前の生地そのままのだ。
製品名はアイソレータ スタビライザーU
GF360マウントはアイソレータというゴム製のパーツ(画像右)によって岩などにモーター部をヒットした時 シャフトへの直接ダメージを軽減する為のクッションになっているのですが、
特に初期のアイソレータは速力を上げた場合そのフレキシブルであることが仇となってグニャグニャになるほどしかり感がなかったのです。
それを改善すべくランニングチェンジされたのが現行のマウントに装着されています。
それでも100%と言うには充分ではなかった事で、初期スタビに続き現行のアイソレータにジャストなサイズを形にした訳です。

衝撃時のフレキシブルさは残しながらも、全開時のアイソレータのタワミを抑えるしっかり感で
ストレスのない移動が可能となります。
装着は簡単。画像にあるアイソレータの溝に押し込むだけ!
スタビ装着後はアイソレータが脱落しやすくなるので、ゴム系のボンドでマウントとアイソレータを固定するのがベストです。
桟橋でエレキをセッティングする時にアイソレータだけ落水してしまったらその日の釣行はアウトですからね。

このスタビライザーUは年内にはリリースを予定しています。
GF360マウントユーザーには絶対お勧めの優れアイテムです!

 
   
2009.12.03
スプールと同色が標準装備に
 
  1年の経過は早い物で2009年も残すところ1ヶ月弱。
一般的に師も走る年末は忙しいのだが、私個人的には師走も他の月もほとんど変わらないのですが・・・


さて、ワークス仕様のリリースまでいよいよもう間もなくとなってきましたが、
ここで少しスケジュールの変更がありますので途中経過としてご報告致します。

右ハンドルモデルの ワークス仕様 ネオ は Xmas 前後にはデビュー出来そうです。

ワークス仕様 フィネス は年末〜年明けには と言った予定で進めていますが、
  直前で微妙な前後があるかも知れません。


ネオとフィネスは同じタイミングでのリリースを予定していたのですが、スプールの出来上がりがずれ込んでしまった為です。
今回27シャロースプールは見た目の印象を少し変更していますが、パフォーマンスには全く影響のないところでのランニングチェンジです。

左ハンドルモデルは、リール自体の入荷が年末と言うスケジュールが少し早くなったことで、
予定通り1月の中旬にはフィネス、ネオ共にリリース出来そうです。


そして次回リリースのモデルからカーボンハンドルに装着していたハンドルノブはIXA製に変わります。
私個人的なインプレッションはルックス、実釣での握りやすさ等トータル的に
今までの製品より明らかにイケテると思います!
コルクノブも軽量ですがは重量にばらつきがあり、バランスの悪さは避けられなかったのですが、
IXAのノブは完全成型品なのでウェイトバランスが良い上に、自重はコルクを上回る軽さなのだ!
コルクノブが平均して4.1g±だったのに対して、新型ノブはほぼ均一で3.6g。 2個で1.0gもの軽量化となっています。
また、エンドキャップはカラーアルマイト処理されており、スプールと同一カラーが標準装着となります。
カラーコーディネイトをする上でも魅力あるパーツの一つとなっています!
ワークス仕様ではスプールカラーとコンビネーションでリニューアル!

 
   
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