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2013.12.31 |
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感謝の年2013 ありがとうございました |
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2013年も間もなく終わろうとしています。 今年は皆さんにとってどんな1年になったでしょうか。 私にとっての2013年はもちろん良い面悪い面様々ありましたが、総体的にはとても良い年だったと言って良いかも知れません。 トーナメントシーンにおいては何と言ってもTOP50第2戦福岡県/遠賀川 優勝が印象に強く残っています。 私自身トーナメントに参戦して30年になり これまでいくつかの優勝経験の中でも今大会は、フィールドのコンディションとバスの状況に完璧にマッチさせたパターンフィッシングとして、あらゆる意味でこれ以上ない展開の戦いが出来たと強く実感すると共に 記憶に深く刻まれた一戦でした。
ステディーなリザルトを廃し、一戦一戦で勝ちを狙った全力のマネジメントで今季一勝する事が出来、これは一重に背中を押し続けて下さった方々のお陰であり、 遠賀川での優勝で多くの方々から頂くその力の大きさを改めて感じ、それが今の私の源となっていることを再認識することが出来た喜びは更に今後の大きな糧となりました。
深く感謝すると共に心より御礼申し上げます。 この1年本当にありがとうございました。
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2013.12.28 |
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驚きの照明テクニック |
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今日からお正月休みに突入という方が多くいらっしゃることと思います。 今朝東京某所のスタジオへの移動でしたが高速の下り方面は交通集中による渋滞が発生していたのも帰省や行楽による物でしょう。 スタジオでの撮影ではプロのライティング技術を目の当たりにし目からウロコ的な驚きと同時に、蛇の道は蛇と言う面でもとても勉強になりました♪
来シーズンスタート直前にはご覧頂けると思いますのでご期待下さい! |
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2013.12.24 |
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KTFアルファス ネオ デビュー! |
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さて、本日はストレスフリーバーサタイルモデル KTFアルファス ネオ のご紹介です。 正直な気持ちは ようやくこの日が来た! そんな想いが一杯で これまでがとっても長い道のりでした。 アルファスタイプFをベースとしたバーサタイルモデルの構想は今から遡ることおよそ2年前。 T3AIRの共同開発でダイワワークスと共にセットアップを繰り返していた時期で、開発のT氏が手掛けていたマグネットブレーキによるフルキャスト&ピッチングの完全両立を図った超画期的なブレーキシステムが遂に完成したと言うタイミングでした。 正にこの時
そして目指したモデルスペックが ボビンマテリアルには超々ジュラルミン(A7075)の1.3倍の実用強度を持つ次世代のスーパーマテリアル 「G1ジュラルミン」 を採用。 そして完全ストレスフリーなAIRブレーキシステムを搭載。 様々なシチュエーションであらゆるニーズに対し最適なラインキャパシティを持つスプールをインストールしたチューンドモデル それがKTFアルファス ネオです。
NEO22スプールの単体重量は約6.0g。 ヘビーラインでのビッグベイトフィッシングにも対応するに上でここまでの軽量化は不要と思われるかも知れません。 しかしラインの重量がスプールの立ち上がりレスポンスを抑え、ピッチングでは軽快さを損なわず、フルキャスト時には強い入力(強いスイング)せずとも 適正なスイング力で気持ちよくロングキャストを可能にしてくれるからです! (フロロカーボン14ポンド75mを巻いた時のスプール総重量は約20g)
ラインキャパシティは不要な下巻きを出来るだけ排除したバーサタイルモデルとして実戦的な巻き量としています。 フロロカーボン12ポンド/85m、14ポンド/75m、16ポンド65m
改めてですがマグネットブレーキモデルの優れた点は ルアーウェイトや、向かい風などの状況変化にもパーミングカップのブレーキダイヤルで簡単且つ瞬時に微妙な調整出来ると言う点です。 ベイトリールに慣れないビギナーの方にとってもバックラッシュを恐れず簡単に楽しくキャスト出来るという事にも大きく貢献するブレーキシステムですね。
そして次世代マグネットブレーキとも言えるAIRブレーキシステムの特徴且つ最大のメリットが、 フルキャストでバックラッシュしないブレーキ設定の状態のまま ピッチングを行なっても 遠心ブレーキモデルのようなブレーキの引きずり感のない低弾道でスムーズなアプローチの実現です! アルファスネオではインダクトロータの質量、設定値の深さ及び稼働域なども最適化しオリジナルのベストセッティングに仕上げていますので、 ファストムービングルアーからテキサス、フットボール・・・etc、ビッグベイトに至る 中/重量級ルアーでのイジーキャストを可能にしたセットアップです。 この画像はファーストプロトでのベストセッティングです。
そしてギヤ比は使用目的に適した2種類をラインナップしました。 巻きの 1/5.8 ハンドル1回転約60cm 撃ちの 1/7.5 ハンドル1回転約78cm この中間的なギヤ比設定も候補にはありましたが、やはり33mmと言うスプール外径も考慮した時 ある程度幅のある2タイプのギヤ比設定の方が よりバーサタイルなメカという点で決するに至った訳です。 メインギヤのマテリアルには超々ジュラルミンを採用。 勿論G1ジュラルミンでのプロトテストも経た結果のことです。適材適所でマテリアルを決定するなど妥協しない長期の実戦テストで見極めることの出来た最もベストな結論です。
もう一つがスプールのパフォーマンスを100%発揮させる回転レスポンスには 数々の実績と高い信頼の IXAセラミックボールベアリング の搭載したことです。 ベアリングサイズはスプールシャフトを3mmで設計したことでスプールベアリングにはカラーでサイズダウンした1034と、パーミングカップ内 834の採用で立ち上がりレスポンスを損なうことのないバーサタイルなコンビネーションでパフォーマンスをアップさせています。
さて、デビューリリースですが、やはりトラブルを避けるため抽選とさせて頂く予定です。 お申し込み方法などはこれまでのアルファス フィネスと同様です。 初回抽選のお申し込み受付期間は 2014年1月10日(金)〜1月12日(日)を予定しています。 KTFアルファス ネオ のご紹介ページもアップ致しましたのでスペックなどの詳細を是非チェックなさって下さい。
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2013.12.22 |
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09アルデバラン フルコンプリートエディション |
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今日は先日触れたKTFフィネススプールの搭載をはじめ軽量カーボンパーツやカラーパーツなど全て換装したコンプリートモデル 09アルデバラン フルコンプリートエディションのスペックをご紹介しましょう。 始めにスプール外径についてですが、レスポンスに大きく影響する重要なファクターの一つ。 09アルデバランのスプール外径は32mmでベイトリールの中でも比較的小径の部類に属します。小径であるほどレスポンスは向上し軽量ルアーのキャストに優れますが、その反面スプール1回転の巻き取り量が少なくなるため、ピックアップスピードが遅くなり手返しの効率が低下してしまいます。ついてはバイト時 フッキングのためにラインスラッグの巻きとりもタイミングの逃すことさえ起こりえます。 しかもノーマルギヤ比の1/7.0は一般的にはハイギヤと言う設定ですが、32mm径スプールでのピックアップスピードはお世辞にも速いとは言えません。 勿論糸巻き量にもよりますがKTFアルファスフィネスの33mmスプール&1/7.5と比較しても明らかにストレスを感じるスピード差があります。 と言うことでフルコンプリートエディションには KTF7.9スーパーハイギヤ をインストールしました。 以下はその巻き取り長の比較です ギヤ比 1/7.9=ハンドル1回転で約79cm ギヤ比 1/7.0=ハンドル1回転で約70cm ハンドル1回転で9cmの差? と思うかも知れません。 しかしその体感スピードの差は劇的な違いです。 やはりベイトフィネスモデルとしてハイギヤのインストールは不可欠です。
そしてKTFフィネススプールのパフォーマンスを100%発揮する上でも絶対に外すことの出来ないのが低抵抗で回転性に優れるマイクロベアリングシステム(MBS)の搭載です。 スムーズでストレスのないなスプールの立ち上がりと飛距離アップにMBSは不可欠です。 そして添加オイルは KTFスーパーフィネスルーブ で更にローフリクションセッティングに仕上げています。 ※メカニカルブレーキノブ側のベアリングもMBSに換装してしています
更に軽量化による捲き心地とパーミングバランスの向上によって操作性と感度アップに大きく貢献するのが 軽量且つ強度に優れるカーボンパーツです。 純正のストレートハンドルからカーボンオフセットハンドルと軽量スタードラグに換装する事で 捲き心地とパーミングバランスは飛躍的に向上します。 そしてフェイバリットカラーでのカラーイメージをアップすることで圧倒的な存在感が所有欲を満たしてくれます♪
●KTF アルデバラン フィネスフルコンプリートモデル(遠心ブレーキモデル) ベースモデル:シマノアルデバランMg7 ・KTFアルデバラン フィネススプール ・KTF 7.9スパーハイギヤ ギヤ比:1/7.9 ・KTFマイクロボールベアリングシステム (IXAセラミックボールベアリング搭載) ・IXAハイパーオフセットカーボンハンドル ※今回受注分はハンドル長80mmのみ ・IXA軽量カーボンスタードラグ ・IXAメカニカルブレーキノブ ・IXAメカニカルブレーキベースリング ・IXA軽量HEXビス ・IXAラインガイドキャップ 全パーツ換装後の本体重量:約145g ノーマル実測重量158gから約13gの軽量化となっています
フルコンプリートエディションにはチューンドリールの証 「KTFエンブレム」 を貼付してお届致します。
極めて軽快なKTFチューンドリール 09アルデバラン フルコンプリートエディション 遠心ブレーキモデル特有のゴキゲンなキャストフィールとフリーフォール性を堪能なさって下さい!
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2013.12.19 |
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SVSブレーキユニット移植 |
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結局昨日の初雪の降雪量は20cm弱も降ってくれたお陰で朝から除雪作業に時間を取られてしまい 更には腰にも結構シリアスなダメージが・・・。
それはさておき、先日アップしたKTFフィネススプール アルデ/スコーピオンへのSVSブレーキユニットの移植行程をご紹介しましょう。 ※作業工程は09アルデバランのスプールで行なっていますが、10メタニウムでも全く同様の作業内容となります。 先ずは純正スプールからSVSブレーキユニットの取り外す作業ですが、SVSブレーキユニットを破損しないように極めて慎重に作業を行うと同時にスプールへのダメージにも注意しましょう。 用意する工具はマイナスのドライバー。あとウェスなどボビンのエッジを防護する物があれば十分です。 下記画像の位置にマイナスドライバーの平面部を押し当てて、3箇所をそれぞれの位置を変えながら少しずつ持ち上げるようにして徐々に引き上げるようにして取り外します。 唯一のコツは外し急ぐことなく少しずつです。
横からのイメージはこんな感じです。
そして取り外したSVSブレーキユニットをKTFフィネススプールのギザ加工のされている部分へ親指の腹で、加減しながら真っ直ぐ且つゆっくり&丁寧に、しっかり奧まで押し込んで装着完了です。 最後にスプールエッジとSVSブレーキユニットがぶれることなく並行に装着されているか横から確認してフィニッシュです。
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因みに私が自分のリールに行なっているチョイ軽量チューンもご紹介しておきましょう。 純正SVSブレーキユニットは6つのブレーキブロックが標準で装着されていますが、フィネススプールではそこまでのブレーキ力は不要なのでブレーキブロックのピンを取り外し 半分の3つにしたものを使用しています。
ブレーキブロックのピンの取り外し方は下記画像のSVSブレーキユニットのうち側にある 幅3mm程のアルミのリングを外します。
SVSブレーキユニットの裏側からマイナスドライバーを使用してアルミのリングのみを押し出す要領です。 軽く接着されているので押し出す箇所も少しずつ変えながら徐々にですよ。
リングが上手く押し出せたら、ブレーキブロックを取り外し、外側からピンのみを内側に押してあげると抜けますので、3つを一つおきに抜いてリングを再び挿入して完了です。
チョイ軽量チューンを行なったSVSブレーキユニットのKTFフィネススプール。 ここでは3つ仕様でご紹介しましたが、ブレーキブロックを対角線上に残した2個仕様と言う攻めっ攻めの物もあります。 ほんの少しだけどレスポンスアップに貢献するのでセッティングの一つとしてトライしてみて下さい。
このチョイ軽量チューンを行なう等、再度SVSブレーキユニットをKTFフィネススプールから外す際は、 スプールボビンの縦壁に空いている8つのブランキングホールを利用してキズや変形に気を付けて SVSブレーキユニットを裏からドライバーなどで押すようにして取り外すのがベストです。 但し脱着を頻繁に繰り返すとSVSブレーキユニットの穴がガバになって固定不良の原因にもなるのでご注意下さい。 それとSVSブレーキユニットのみはパーツとしての購入が出来ないため、破損してしまった場合は純正スプールを新たに購入することとなってしまうので大切に扱って下さいね。
09アルデバラン フルコンプリートエディションのスペック詳細はまた日を改めてご紹介しますのでお楽しみに。 |
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2013.12.17 |
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09アルデ フィネススプールアップ! |
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以前ご紹介した09アルデバランのフィネススプール。 長い時間お待たせ致しましたが本日製品のページをアップ致しました!
簡単にスペックの詳細からご紹介します。 ボビンのマテリアルは本製品から ”G1ジュラルミン” を採用致しました。 このG1ジュラルミンはこれまでに最強のアルミ材とも言われる超々ジュラルミン(A7075)のおよそ1.3倍もの強度を有した次世代のマテリアルで、T3AIRにも採用しておりダイワワークスとの共同開発において得た非常に大きなアドバンテージであり、 ブランキングホールなども含め細部に渡るスプールデザインの変更によってこれまで以上の立ち上がりレスポンスと実用強度の飛躍的なアップを実現しました。
またアルマイト性に優れるため 深みのある光沢も魅力の一つです スプール単体での重量は約7g。 ブレーキユニットは純正SVSを移植してご使用頂く、極めて軽快な遠心ブレーキのフィネススプールに仕上っています! 適合機種 シマノ 09アルデバランMg/MG7 シマノ 10スコーピオンX1000/1001
KTF7.9ハイギヤインストール&カーボンパーツなど全てのアイテムを搭載したフルコンプリートエディションと、純正ブレーキSVSの移植手順も併せて後日改めてご紹介致しますのでご期待下さい。 フィネススプール 09アルデバラン/10スコーピオン |
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2013.12.13 |
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13メタニウム用ハンドルベースカバー |
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本日はシマノ13メタニウムのカラーイメージアップパーツのご紹介です。
ハンドルベースカバーでハンドルの根本部分の樹脂パーツにオーバーラップするアルミ素材のカラーパーツです。 装着手順はいたってシンプルで、はじめにハンドルとスタードラグを取り外し、純正のハンドルベース(MICRO MODDULEとプリントされている黒い樹脂部)をパーツクリーナーで脱脂クリーニングします。
ハンドルベースカバーの裏側には4箇所両面テープが貼ってあるのでピンセットなどを使用して白い剥離紙をハガしておきます。
後は純正のベース部に押しつけるように装着して完了です。 ベースのセンターに対して若干のクリアランス(余裕)がありますので、中心に貼れるようにしてあげると良いでしょう。
スタードラグとハンドルを装着して作業完了です。 13メタはモノトーンなイメージのモデルですから面積の広いパーツの装着でフェイバリットカラーのイメージに大きく変わりますね♪
ハンドルベースカバー 13メタニウム用
因みにハンドルベースカバーの重量は約1gです。 参考までにこの画像の状態で約159g |
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2013.12.12 |
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KTFアルファスフィネス 突然のお知らせです |
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これまでにKTFアルファスフィネスの抽選は数回行なってきましたが、 現時点でのストック数が抽選を行なう程の数量がなく、モデルカラーによっては欠品もあるため 今回オンラインショップより直接ご購入頂ける事とさせて頂きました!
この度突然のお知らせではありますが、販売日の日時などを事前にお知らせする事で販売開始時のサーバ負荷などでご迷惑をお掛けする可能性がありそれを避けるためですので何卒ご理解下さい。 各アイテムカラーなどの数量は少数なため在庫無しとなってしまった場合はご容赦下さい。
こちらの商品紹介ページの最下段よりご購入ページに移行頂けます。
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2013.12.10 |
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60周年 アニバーサリーモデル |
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フェンウィックロッドは1954年アメリカ ワシントン州のケントで誕生し 来年で60周年を迎えます。 1954年/昭和29年。勿論私も生まれる前のことで戦後わずか9年と言う時で、当時は初の缶入りジュースの発売や、映画「ゴジラ」第1作や黒澤明監督「7人の侍」が公開となり、またマリリンモンローの来日などなど 日本は終戦から高度経済成長期へと移りゆく最中であり、世界的には冷戦構造の構築進んでいた時代です。
そして1971年にティムコが日本へフェンウィックロッドの輸入を開始してから既に42年の時を経ています。 因みに私が初めてフェンウィックと出会ったのは1983年の春。 今年で丁度30年間私の右腕としてフィッシングスタイルを支え、パートナー的な存在としてバスフィッシングを心から楽しみ、そして現在もその厚い信頼によってトーナメントを戦って来たわけです。
そして来年2014年を迎えるに当り、フェンウィックでは60周年 アニバーサリーモデルを限定モデルとしてリリースすることを決定しました。 スペックはフェンウィックプロスタッフ4名の思い入れの強いモデルで、今シーズンのスタートした頃からプロトによるテストを行ない完成度を高めたスペシャルモデルです。
私がプロデュースしたモデルはスーパーテクナ S-TAV60CLJ 今年度リリースとなったゴールデンウィングツアーエディションGWT60CLをベースにスペックアップしたモデルです。 究極のベイトフィネスモデルと言っても過言ではないこのS-TAV60CLは 60年のフェンウィック史上において、最も切れ、感度、操作性に優れる完成度に仕上り、スピニングタックルの領域を完全に凌駕し、ある意味スピニングを越えるベイトフィネスロッドの完成と言って良いでしょう!
日本初バスプロ宣言をした吉田幸二プロは自らのフィッシングスタイルの根幹とも言えるクランクベイトに特化したファストムービングモデルテクナGP TF-GP61CLJをプロデュース。
2013年TOP50シリーズチャンピオンを獲得した北大祐プロは、トルクと感度に優れたPMXブランクでビッグベイトスペシャル テクナPMX TPMX72CXHJ を完成させました。
そしてミドストテクニックでは一目置かれるレジェンド山岡計文プロは、やはりPMXのアドバンテージを100%発揮させ、かゆいところに手が届くミドルパワーのミドストモデル テクナPMX TPMX66SLJをプロデュース。 ご注文はこちらから!
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2013.12.09 |
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長く楽しかった霞ヶ浦 |
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11月の中旬のJBクラシックのプリプラクティスからスタートして、台風で延期となる前のバサクラのプラクティス&先々週開催に至る迄。そして先週は水曜日に前入りしてDVDロケの実釣を霞ヶ浦水系にて行い、最後は昨日行なったティムコ開発の”鬼”仕切の「鬼カップ」。なるティムコプロスタッフ&その仲間による野試合。 そんな訳で霞ヶ浦の住人とは行かないまでも茨城滞在期間がとても長かった様な気がしますが 今シーズンはこれで霞ヶ浦はフィニッシュと言ったところかな。 水温もバサクラ時から若干低下し10度とそれなりにタフなコンディションでロケもサックリ終われる感じではなかったけれど、無事実釣は完結することが出来ました!
そのフィールドコンディションの流れのまま「鬼カップ」で勝ちを目論んで挑んだ訳ですが・・・。 この鬼カップはペアトーナメントで今回初めて参加させて頂きましたが、今年は北、山岡プロも参戦。 今回私のパートナーはJBマスターズにも参戦している23歳の若手小林翼君。 マネジメントとしては越冬スポットとして最も有望な下流域のテトラでワンナップ魂1/8&1/16ozによる確実な喰わせで5本5Kgと言うプランでした。 因みに昨日の霞ヶ浦水系ではたまたま4つ以上のトーナメントがカブっていたこともあってこの時期にしてはあり得ない程湖上は大盛況でしたね。
鬼カップでは状況や釣果などをツイッターでアップすることがレギュレーションで義務となっているので、他のチームの状況は一目瞭然な訳です。 スタート前から某選手はスロープからトレーラーを落とストラブル付きで早朝から笑わせてもらいましたが、ゆる〜い感じで7時半頃にスタートフィッシング。 トーナメントタイム後半 パートナーの翼君が待望のキーパーをキャッチし、その直後私にビッグバイトが! 勝ちを予感し船中盛り上がるも、残難ながら1500オーバーのコイ・・・。 朝トレーラーを落とした選手は帰着に向かう利根川の水門で閉め出されたり、デッドスロー走行違反など笑題に事欠かなかったりでしたが、今年の優勝は北大祐&宮ナッシー ティーム。
公式トーナメントとは異なり気の知れた仲間と行なう野試合は本気なんだけれど全く違う楽しさがある。 それも今時期の水温低下したタフなコンディションでヤルからなお面白い! 一人のバスアングラーとして久しぶりに心から楽しむことの出来た1日だったなあ。
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2013.12.03 |
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Basser ALLSTAR CLASSIC 2013 |
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先々月の台風26号の影響によっておよそ1ヶ月の延期となり初冬ともなるこの時期において大変多くの観戦に来場の皆様。 そして声を掛けて下さった方々、様々な形でメッセージを頂いたり、遠方からも動向を気に掛けていただき、私の背中を押して下さった皆様には改めて感謝と御礼を申し上げます。
さて次号Basser誌にて掲載となるので大筋のマネジメントとエピソードについて触れます。 トーナメントエリアは利根川の佐原スタートで、霞ヶ浦本湖、北浦それに続く流入河川全て。 このエリアをパターン変化しない範囲での短期間に全て把握することは事実上不可能であることから、 先ずは1週間前に開催となったJBクラシックでのメインパターンとしていたマンメイドストラクチャーでのスローロールの再確認からでしたが、水温の低下に伴い完全に崩壊していた為エリア&ルアーパターンは一からの構築となるので 少しでも移動時間ロスの少ないエリアセレクトと言うことで、プラクティスの半分を利根川のメインにパターンの把握に努め 導き出した答えは、上流エリアを中心にして最下流は黒部川までの間のピンスポットと マイナーなテトラにターゲットを絞りベイトフィネスによるライトリグでの喰わせの釣りと、ウッディヘビーカバーを柱として 想定した通りに5回以上のバイトを得て5キロを超えるマネジメントを組み、全力を尽くして挑んだ今年のバサクラでした。 某O選手がさんざん叩いた後に 3”バレットのノーシンカーで絞り出したキッカーフィッシュ!
Day1 多くの方に背中を押され非常に高いモチべーションで迎えたスタート。
寒気の到来で本戦の初日にはプラクティスから3度の水温低下、スタートフィッシングの直後の上流エリアの水温は8度台まで下がってしまった。 バスの活性は極端に低下したことから一つのカバーでも細かく何度もルアーを投入して 目の前に落ちてきた物だけはバイトするという感じだった。 比較的早い段階で1本目をゲットしたが、明確なバイトは一切なく、ルアーに重さを感じた瞬間に聞き合わせすると言うイメージだった。
Day2 トップウェイトとの差は4Kg以上、だが諦めるなんて出来ようはずがない。 この時期のマネジメント変更は逆に大きなリスクを伴うことと、他の選手の釣果エリアを知った以上昨日と同様に自らのパターンを押してビッグフィッシュのウェインを心に決め上流にバウを向けスタートした。 最も集中力の高い朝一のスポットで極めて明確なバイトを得ることが出来たが・・・。 メンタルの崩壊は負けを意味するのがトーナメントだ。 その後も何も起こらない時間だけが過ぎて行くが、昨日ミスッたキッカーフィッシュ1本を獲りに水門を通過する為の時間ロスを覚悟して黒部川へ向かった。 残念ながら某選手とのバッティングでそのスポットへ入ることが出来ず・・・。 更には黒部を出る水門の中でパワーポールが上がらなくなってしまった。 どうしてもこんな事があると人間集中力は切れてしまうものだと痛感した。 そのまま動けず終いではと言う思いでプレスアングラーの強力な助けを借り 無理矢理だが引き上げることの出来る限界までパワーポールを持ち上げたところ、油圧シリンダーが完全にひしゃげてしまっていた。 そう黒部川の水門は利根川のほぼ最下流で、スタート地点までスロットル全開でも20分ほど掛かる。ポールがほとんど水中に沈んだままのアイドリング走行では10倍以上の時間が掛かる計算なので間違いなく帰着遅れとなる。 本部に連絡を入れ、この時点でモチベーションは完全に切れてしまい 暫くの間は呆然とアイドリングでスタート地点に向かってはいたのだが、 このまま終わりたくない! と言う気持ちの方が勝り、パワーポールが下がったままプレーニングする事が出来るかと言う賭に出てみた。 トランサムなどに極力負荷を掛けないようにプレニング出来る限界速度(約40Km)で会場に向けてスロットルを入れた。 その賭のお陰で帰着出来ないと言う最悪の結果を免れ、ストップフィッシングまで30分強の時間を残し会場近くに戻ってくることが出来た。 勿論残り時間を決して諦める事なくコンセントレートしたのだが無念のノーフィッシュでのウェインとなってしまった。
シーズンはアーリーウィンター。 極めてタフでスローなコンディションではあったが、予想していたウィニングウェイト7000gを軽く1Kgオーバーして2度目の優勝となった小野プロ。 状況判断力に優れた今回の勝ちであり、下位との圧倒的な差を持っていること。 私の成績は1本で980g 強烈な苦を痛感し、明確な課題を残すこととなった2013バサクラでしたが、極めてタフだったが故に選手としてだけではなく、一観戦者としても、逆に楽しかったと感じることが出来たトーナメントであったと思うのです。
そして最後に Basser ALLSTAR CLASSIC 2013 に携わった全ての皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 |
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79 80 81 82 83 |
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