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2009.10.13 |
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昨年とは違う2位 |
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翌シーズンのTOP50に存続する条件は年間ランキング30位以内である。
そして第4戦終了時点でのランキングはトーナメント人生において過去最低の39位。 この時点での有していたのは77ポイント、30位以内にとどまる為には120ポイントがボーダーラインと考えるのが妥当で、 必然的に最終戦で得なければならないポイントは43ポイント、8位入賞と言う事になる。
なにより昨年の桧原湖でのリベンジも果たす意味からも今大会は優勝を強く意識していたのは勿論であり、最終戦へ向けて自らに課したのは最低でも5位以内でフィニッシュする事だった。
故に凌ぐ展開の試合ではなく徹底的に攻める玉砕覚悟のマネジメントではあったが、 単なるギャンブル要素満載の危険な賭ではなく、マネジメントとそれに対するプラクティスでの感触はほぼ一致しており、 『勝てる!』 と言う確信の元で挑む事が出来たのだ。
スモールマウスでイージーリミット且つ2000gのベースウェイトはプリプラから変わらず、 水曜日1日のみの公式プラクティスではボコボコの入れ食いで、ルアーとアクションまで完全に見極める事が出来たのだ。 勿論プラクティスでそれだけ釣ってしまうのは台風18号の通過で気温と共に水温、透明度が一気に低下しレイクコンディションは激変する事を想定してのことだが、 意外にも自分のウォーターはベイトなども全く変わらなかったのだ。 このことは今後においてコンディション変化の考え方に大きな布石となる事は間違いない。
Day1 結果的に水温は2度低下したことで、先にリミットメイクして、勝つ為に不可欠なラージマウスは水温上昇する時間を見計らってランガンするタイムスケジュールに変更。 スモールは怒濤の入れ食い状態でイジーリミット。余裕の帰着時間30分を残してウェイイン。 初日は完璧なナイスゲームとなる展開で2本のラージを含めトップウェイトでスタートすることが出来たのだ。 ただ2位の篠塚選手が全てスモールでウェイン。 その内容が700gを3本含めての10g差だったのが単なるラッキーフィッシュでない事が伺える分微妙な存在だった。
Day2 スタートフィッシングから自己最高の6キャストでリミットメイクし、サックリ2200gまでのウェイトを確保。 残りの時間全てをラージマウスに費やす事 6時間。 がしかしマメラージ2本のみで、ウェイトアップ出来ずにウェイン。 篠塚選手が1200gのスモールマウスを含め3500gオーバーのビックウェイトを出してきたのには、やはりと言うか 正直ショックを隠せなかった。
Day3 初日から変わらずボッコボコの入れ食いで、リミットメイクに苦しむ事がなかったのはこの日も同様だった。スタートフィッシングから30分足らずで2300gを越え、早々にキッカーとなるラージマウスパターンへ移行したのだが、リトリーブスピードの変更やルアーローテーション等も試みるが・ ・ ・ 全く気配すら感じられないまま2時間が経過した時には「 このままで良いのだろうか?」 と自問自答し、 葛藤している自分がいた。 最終日までスモールマウスパターンに大きな変化が無かった事から、篠塚選手は高確率で釣ってくるという事が想定出来る。 そこでラージではなくスモールマウスで入替を行ないウェイトアップする作戦に変更するか迷ったのだ。 そして苦渋の選択として2位狙いに切り替え残り時間の全てを投じてスモールマウスでの入替を選択したのだった。 2500gを越えた時に明らかにサイズの異なる強い引きでラインブレイクしてしまったが、仮にそのバスが捕れていたとしても優勝に届かなかっただろう。 そして帰着時間まで30分を残して私の横をスルーして篠塚選手が帰着していったのがどういう事かすぐに理解出来る。 今回の結果はご覧の通り 参考までに昨年の結果にもカギが隠されている
700gのラージマウスを捕る事も至難だが、1kgを越えるスーパーキッカーラージは更に難解となる。 しかも同ウェイトのキッカーフィッシュをスモールマウスのみで揃える事は今までの常識的には不可能なスコアと思われていた。 故にラージマウスパターンが不可欠であり、昨年は試合には負けたが、勝負には勝った2位と言う内容で、今年はウェイトも上回り、試合展開もほぼパーフェクトだったのだから完全な敗北だ。
ともあれ試合前の目標順位はクリアし、年間ランキングは25位へジャンプアップし、永久シード権を行使することなく来年度も全力で挑む事が出来るようになったのも 全て応援して下さる皆さんのパワーあってのお陰です。このパワーこそモチベーションを継続し続ける最大の源であり、あらゆる意味で共に楽しんでゆくことが出来れば最高の幸せだと思います。
今大会での3日間の模様は釣りビジョンさんが同船しているのでオンエアを楽しみにしていて下さい。
そして今回大活躍してくれたのは ●ラージマウスは昨年同様のワンナップバイブレード! スピナーベイトやクランクを遙かに凌ぐバイト数は今回も変わらず強力なウェポンとなってくれたのです。 水深1〜2mのストラクチャーへのアプローチでノーアクションリトリーブするのみ! ワンナップバイブレード タックルデータ ロッド : フェンウィックGWT66CMLJ リール : Revoエリート ワークス仕様 フィネス ノーマルギヤ右ハンドル ライン : バークレー バニッシュウルトラ14ポンド
●スモールマウスは驚異的な入れ食いになる超ストロングパターンの2.5”スイミーバレットのネイルリグ。 水深5mの湧水がメインで、通常この水深ならシンカーウェイトは1/64or1/42ozを使用するのだが、公式プラクティス時から1/32ozが最も有効で、2.5スイバレには最大級のシンカーバランスで、他のルアーやリグをも寄せ付けない圧倒的なバイト数は我ながら驚く程の強烈な強さを持っていたのだ。 そしてキャッチしたほとんどが飲まれてしまう程深いバイトで、飲まれる事を想定して完全バーブレスにしていたことでミスバイトやバラシはほとんど無かったのもスモールマウスでウェイトを伸ばす大きな要因になっているのです。 2.5”スイミーバレット タックルデータ ロッド : フェンウィックGWT60SLJ-KTF リール : KTFドラグチューンドステラ2500 ライン : バークレー バニッシュウルトラ2ポンド(プロト)+リーダー3ポンド30cm フック : がまかつワーム326 #12 シンカー : ワンナップシンカー1/32oz
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736 737 738 739 740 |
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