サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2009年11月
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2009.11.05
そのパフォーマンス
 
  先週末に開催されたバサクラ会場のティムコブースで行なったGWT64CLP+ & プロトのGWT610CLP+ にワークス仕様フィネスをセットしたベイトフィネスタックルの試投は嬉しい事に大盛況だったとの事でした。

その試投タックルでティムコスタッフに聞いた ちょっとしたこぼれ話です。
それは開催前日の金曜日こと、プラクティスの為土浦新港でランチングしていた江口俊介選手が上がってきた時に、たまたまスタッフがブース出店の準備としてスロープで試投用のベイトフィネスタックルのテストしていた、
江口選手もそのタックルに興味があったらしく 「チョット投げさせてよ」 と言う事になったそうだ。

5インチストレートワームに1/32ozネイルシンカーのネコリグをセットした
GWT610CLP+ にワークス仕様フィネスは当然ノンストレスでのピッチン&キャストが可能な訳だが、
 その時は 「イイ感じじゃん」 程度の感覚でキャストしていたらしい。

実は彼自身も今回のバサクラではソリッドティップのフィネスロッドに某社マグブレーキリールでのベイトフィネスタックルを用意していたとので、
そのタックルを持ってきて 同じルアーでキャストしたところ  『全然ダメじゃん!!!』 
自らのタックルと比較したことであまりにも決定的なパフォーマンスの違いに愕然としたそうだ。
そもそも江口選手のキャストはロッドスイングにはキレがあり、ルアーの弾道も非常に早く 美しいキャストをするのだが、
その彼でさえそのパフォーマンスを知る以前は、彼独自のベイトフィネスタックルで良しとしていたという事実。  この認識の違いは決して忘れないでおいていただきたいことの一つなのです。

今日の昼間に彼と話したのだが、そのパフォーマンスを知ってしまってからは、今までのタックルに大きなストレスを感じて仕方が無いとも語っていたのだった。

そして先日ワークス仕様フィネスを手渡したティムコの鬼形氏も同様の事を強く語っており、
すでに他のタックルには手が伸びなくなるとさえ言う。
いままでフィネスロッドはあったがリールが対応出来ずにいたのがそのコンビネーションつまりはバランスの取れたタックルを使用する事で、
気持ちよく、楽にアプローチする事が出来、キャストが楽しくて仕方ないと言うことなのです!


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さて、そのワークス仕様ですが、今月中旬リリース予定としておりましたが、
リール本体の入荷が遅れている為、それに伴ってリリースが遅れてしまう事になります。
ワークス仕様フィネス、ネオ、エボリューションの右ハンドルは今月末〜にはリリース出来そうですが、
左ハンドルに関してはリールの入荷が12月下旬になると言う一報が本日入った為、年越しのリリースは必至となってしまいます。
左ハンドルは生産ラインを前倒しで進めるとも伺っているので、今後のスケジュール変更は逐一お知らせするように致します。 大変ご迷惑をお掛け致しますが今暫くご辛抱下さい。

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今日はもう一つご紹介しておこうと思います。
以前お知らせしていたIXAのカムロックスクリューメカニカルブレーキノブが入荷してきました!

そこでメカニカルブレーキノブ交換作業をご紹介しましょう。
工具などは不要で、さほど難しくはないと思いますので是非トライしてみて下さい。

●まず純正のメカニカルブレーキノブを緩めて、スタードラグの間から取れるようにハンドル位置をずらしながら外します。

●メカニカルブレーキノブの中には真鍮製(たぶん?)のクリックスプリング(左)、その中に黒い樹脂製のクリックワッシャー(中央)、があります。
スプリングとワッシャーを取り出した状態
取り外す場合にピンセットがあると便利ですが、無い場合には爪楊枝でもOK。
樹脂製のクリックワッシャーはノブの表側の黒いポッチを楊枝で押すと簡単に外せます。

●次に取り出したクリックワッシャーをIXAメカニカルブレーキノブに挿入しますが、先程取り外す際に押すと申し上げた部分がノブの中で回転しない為のストッパーピンの役割を持っているので、
この突起部がノブに空いた1mm程の穴にはまるように入れます
赤丸部分の突起を穴にはめます。

●そして真鍮製(たぶん?)のクリックスプリングを取り出す前と同様に戻しますが、
このクリックスプリングには向きがあり逆に挿入すると回した時に軽快なクリック音がしなくなります。
その場合はもう一度取り出して裏返して入れれば済む事ですが、
正常な向きの目安として下の画像の赤丸部分が微妙に出っ張って、裏から見れば凹んでいます
挿入する場合に出っ張った方を上(見えるように)にすれば完璧です。
でべそが上です。

●最後に取り外した時の要領と逆に締め込みます。
この時にタップに対して斜めに締め込んでしまわないように注意して下さい。
※クリアランスの調整は一度締め込んでから徐々に緩めて行き、
クラッチを切った状態でスプールがほんのわずか左右にカタカタと遊びがある程度(数値では0.1mm)に調整して交換完了です!!


カムロックスクリューの交換はギヤカバーを開けての交換作業が必要ですので、
ご自身での交換をなさる場合には各パーツの組み付けには細心の注意を払って行なって下さい。
自信のない方の為に交換作業も承っていますのでご依頼下さい。
また、ハンドルファスナーのパープルもついに上がってきました。

これでフェイバリットカラーでのメカとして大きく生まれ変わりますね。
 
   
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