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2010.01.19 |
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63CL セカンドプロト |
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出来たてホヤホヤのゴールデンウィングのセカンドプロトの到着です。 以前にも紹介したスペックのGWT63CLで、ファーストプロトからほんの少しパワーダウンさせたものだ。 この63CLがどんなロッドかはスペックからして大体想像して頂けるはず。 すでにスーパーテクナのブランクではプロトとして完璧に仕上がっており、これは一昨年からベイトフィネスで大活躍しているが、リリースについては全く未定となっている。 そこで同スペックをゴールデンウィングで極めるために昨年より開発を進めているという次第だ。
昨年夏にGWT64CLP+(ライト:パワープラス)がリリースされ、ベイトフィネスを基本コンセプトとしたこのモデルは、シャッドやシャロークランクまでもこなす他、非常に汎用性の高いロッドだ。 しかしながらいかに汎用性が高くとも全てをこなせないのはご理解頂けるはずで、 スピニングタックルを凌ぐ、よりフィネスな領域をカバーする上で、異なるテーパー、アクションが不可決となる。
昨年のTOP50旧吉野川戦ではプリプラから本戦3日間通して、一切スピニングタックルを手にすることなく6位入賞を果すことが出来たが、この時も強烈にベイトフィネスがハマッテいたのだ。 フィールドのタイプやコンディションによってベイトフィネスのアドバンテージは絶対的な物で、 今やこのアプローチを取り入れていない事によってハンデを負うと断言出来る。
そのアドバンテージとは? ・スピニングよりベイトタックルの方がアプローチコントロールしやすく、フルキャストでの飛距離も勝る。 ・ソフトなプレゼンが容易で、何より手返しという点では圧倒的にベイトタックルに分がある。 ・対カバーへのアプローチに太いラインを使用することが出来、ラインブレイクやフッキングミスも軽減出来る。 アプローチとは別の話だが、オカッパリで足下の高いところで抜き上げが出来たりと、 他にもベイトフィネスのアドバンテージは語りきれない程あるのだ。
しかしベイトフィネスが全てではない。ディープウォーターで繊細さを必要とするスモールマウスなどにはタイトラインのスピニングタックルが不可欠となる。 フィールドやコンディションを見極めながらルアーセレクトやアプローチを決定し、絞り込んで行くスタイルは以前から私が提唱していること。
ベイトタックルによるフィネスフィッシングを確立する上でタックル開発に最も情熱を注い出来た過程で、 徐々に変化しながらその優位性を見出し、必要な製品が形になり先程の64CLP+に続きGWT610CLP+が今春リリースの運びとなり、さらにその幅が広がりつつあります。
フィネスであればある程、より的確なタックルバランスを必要とします。 ロッドは勿論、ストレス無くキャスト出来るパフォーマンスを持つリール、適正なラインポンドセレクト。 そのことからも無くてはならないモデルの一つとして、このGWT63CLは1日も早く完成させなければなりません。 その経過として あくまで参考出品と言うことになりますが大阪、横浜で開催されるフィッシングショーに展示し、実際に手に取って頂けるようにティムコさんに依頼していますので、 他のモデルと比較しつつ、63CLでの実釣イメージを大きく広げて頂ければと思います。
因みに現時点でこのモデルで3.8スイミーバレットのネコリグ、ワンナップ魂などをシェイクするしっかりとしたアクションがメインとなっています。勿論ズル引きにもかなりゴキゲンです。 その使い分けなどは63CLの製品完成時に掘り下げてご紹介します。
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793 794 795 796 797 |
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