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2011.10.30 |
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軽量ブレーキダイヤルスクリューの換装手順 |
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ダイワ用軽量ブレーキダイヤルスクリューの換装手順をご紹介致します。 先ず始めに分解組み立ての作業工程は比較的多くパーツの組み込み時の向きなどを間違えるとはまらなかったり、上手く作動しなくなるので、分解時の状態をシッカリ覚えておく(メモる等)ことが重要で、取り説の展開図を参考にして頂くこともお勧めします。 また、各パーツの換装にはコツを要する箇所がいくつかありますのでご自身で作業なさる場合は心して取掛かって下さい。
1、ブレーキの効き具合をMAXにダイヤルセットします。 すると内側と外側のマグネットの溝が画像の赤線の通り一致させてからの方が作業しやすくなります。 スティーズなどのマグネットがネオジムのモデルの場合は画像のような溝ではなくペイントでマークされていますのでそれを目印に一致させます。 組み立て時にも同様の状態に戻すことを覚えておいて下さい!
2、次に上記画像の矢印の5角リングピンを外し、外側のマグネットをピンセットなどを利用して斜めに持ち上げるように ギヤ部をセットプレートから回避して抜き出します。
※構造を熟知していて取り外し作業が慣れていればセットプレートからマグネットを外さなくてもOKです。
3、セットプレート中央からリング/リテーナーを飛ばさないように外しボールベアリングを抜き取ります。 その下にセットされているフェルトのリング、ベークライトワッシャー、金属ワッシャーを取り出します。 取り外したパーツの順番は下記の通りです。
4、下記の画像の赤丸内のビスを緩めるとセットプレートを外すことが出来ますが、 このビスは緩み止め剤でシッカリ固定されていますのでビスの頭を舐めないように 必ず適正サイズのドライバーを使用して十分注意して緩めて下さい!! このビスの頭を舐めてしまうと、その時点で作業終了・・・交換不能になってしまいます。
ビス舐めすることなく無事にセットプレートを取り外した状態です。
5、下記の画像矢印のリテーナーを持ち上げるとブレーキダイヤル一式が外れるのですが、 外す前にリテーナーとブレーキダイヤルスクリューが どの様に止まっているのか再度確認しておいて下さい。
6、次に画像赤線の位置にセットされているEリングをセットプレートスクリューから外します。 するとブレーキダイヤルからブレーキダイヤルスクリューが外れ、この時点で取り外し作業が完了します。
Eリングを外した後のパーツの順序。展開図と見比べて下さい。 一番右のブレーキダイヤルカラーは装着の向きがありますので取り外す際に必ず確認しておいて下さい。ブレーキダイヤルカラーの凹んだ方がEリング側です。
7、さあここからは組み立てになります。 分解してきたパーツの向きと順序を間違えないように装着していって下さい。 一つアドバイスすると、6、で外したブレーキダイヤル一式をパーミングカップに装着する際、 ブレーキダイヤルをMAXポジションに合わせて装着するとマグネットのポジション等全てがスムースに作業出来るはずです。
純正のブレーキダイヤルスクリューはステンレス製で約2.6g。 IXA軽量ブレーキダイヤルスクリューは約0.9gですので 約1.7gの軽量化になり、 トータル的なカラーコーディネイトでもパーミングカップ側の大きなアクセントになっています。
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