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2012.10.30 |
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Basser ALLSTAR CLASSIC 2012 |
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はじめに応援頂いた皆様に心より感謝申し上げます 第1回の芦ノ湖からこれまで全てに参戦させて頂いており、私にとって今年が何かの節目という訳ではありませんでしたが今回は勝ちへの執着が特に強く、2勝目を手にしてお返ししたいと言う気持ちで挑んだバサクラでした。
前週からのプラクティス期間は延8日間。多くの選手のモチベーションも非常に高く、決して際だった長期練習日数という訳ではありません。 このモチベーションの源は勿論 勝ち を意識しての物ですが、何よりもあのステージで観客の皆さんに喜んで頂きたい!バサクラを楽しんで頂きたい!と言う普段の戦いには無い使命から生じているのです。
そして今年で2度目となる利根川の広大なエリアをより効率よく見極めは日を重ねることでのコンディション変化も加味、想定してエリアとアプローチパターンを絞り込んで行き、極めてタフで困難な状況が続く中から一筋の光を見出し大会直前には強く自信の持てるパターンを確立しての本戦突入となりました。
因みに今回のタフな状況がどれほどの物かをザックリとご説明すると、 通常なら比較的小さめのピンスポットでも的確にルアーを送り込めばよほどルアーが合っていないと言うことでなければ1〜2キャストでバイトが出る物ですが、 幾度と無くアプローチしてもバイトせず、そのピンスポットにはバスが存在しないと思うほどじっくり攻め無ければバイトしない個体がほとんどで、何よりも「コン」とか「コッ」と言ったバイトを感じることが皆無で、何となく重い? と言った全くやる気を感じられない超が付くスローコンディションでした。 だからといってリアクションに訴えるルアーやアクションが有効かと言えばこれまた非常に微妙。
ではその状況をどう打破して勝ちに結びつけて行くか。 私のマネジメントは下流域&支流のピンスポット&ショートストレッチに絞りライトリグによる喰わせに徹する戦略で、プラクティスの段階からコンスタントにバスを手にしており、キッカーフィッシュの存在も確実に含まれるストロングパターンでした。
そしてスタートした初日。メインエリアの水位は20cm程も増えさらに濁りも強くなったことで、バスのポジションが変わってしまいパターンは完全崩壊し、さらには予想以上の強風が非常に苦しい展開に拍車を掛ける結果となってしまった。
2日目はキッカーフィッシュのみをターゲットにすべくエリアを大きく変え利根川上流域のピンスポットをセレクト。 最初のスポットで朝一のコンセントレーションが強すぎたのか気合いのあまり16ポンドを合わせ切ってしまったが今回2日間を通してのミスは唯一これだけだった。 そして時間の経過と共に今年の優勝はないと言う意識も芽生えはじめるが、決して諦めてはいない! なんとしてもあのステージで喜んでもらいたいと言う思いが最後の一投まで高いコンセントレーションで戦うことが出来ました。
余談ですが、今回釣りビジョンさんが同船して下さいました。 正直な気持ち 勝ちに絡める展開をお見せ出来る絶好のチャンスとも思っていた程でしたが、全く思惑通りの展開に出来ずにストップフィッシングを迎え、表彰式なども全て終えた最後に今回のバサクラを振り返ってと言うコメントがありました。 勝ちを強く意識して臨んだだけにその悔しさと共に応援してくれる方の事が脳裏を過ぎった瞬間 気持ちが溢れてしまいました。 バスフィッシングの楽しさ、素晴らしさを伝えること、そしてそれを共有する事が出来れば最高です。 そして出来る事、すべき事、しなければならない事に向かってこれからも全力で挑み続けて参ります。
Basser ALLSTAR CLASSIC 2012 に携わった全ての皆様お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 |
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