サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2015年7月
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2015.07.14
TOP50第4戦桧原湖を振り返って
 
  2週間前のプリプラクティス時には東北地方の梅雨入りもない状況でしたが連日の雷雨などそこそこの降雨もあり比較的容易なレイクコンディションで季節の進行と減水を想定しシャローからディープに至る様々なパターンを見極めて終了。

公式プラクティス時は梅雨明け前の桧原湖と言うこともあってかなりまとまった降雨となったが、コンディション変化を探る中でディープレンジ7〜9mでのネコリグを柱としたパターン見出し、本戦中の天候変化によってレンジやルアーローテーションを合わせて行くマネジメントを組立て2日間のプラクティスを終えた。

Day1
迎えた初日はフライトと選手の動向で超メジャーな大場所をセレクトすることとしていた。
しかしフライトは30番・・・。
前日も非常に熱かった張り出しへダメもとで向かったところ見た感じでもう1艇入れる余裕あった。
因みに全ての選手のスタートが終わった時点でこの張り出しには合計6艇の選手が終結した。


ウェイト制となったことでラージマウスの選択肢もあったが敢えて手堅くスモールマウスでリミットメイクをし ベースウェイトを得てから勝負に出るというのが初日のプランだった。
しかし前日まで非常に熱かったこのエリアでまさかのノーバイト。(他の選手も同様だった)
時間をかけずしてこのスポットを見切ったのだが、プラクティス時のコンディションとは確実に変わったことがここでのノーバイトで判断できたと言っていいだろう。

その後レンジとルアーセレクトを変えその日その時を釣るというテーマで探りながらも9時過ぎにはリミットを達成。しかし2キロ後半のウェイトでそこからはシャローのビッグスモールとラージマウスをメインに集中力を高めていったのだがキッカーとなるサイズに口を使わせることが叶わずストップフィッシングを迎えることとなった。

Day1のウェイトは2,928g/33位と大きく出遅れてしまった。


Day2
昨日と同じマネジメントでは予選通過も微妙なのは明白。
そこでリスクを承知でスタートフィッシングから勝負に出る戦略でシャローメインにプランを組み立てたのだが、何かが違うのかスタート直後の時間帯では全く反応もなくサイト出来る個体もほぼ皆無だった。

そこで一旦エリアとレンジを変えディープでの反応を見ながらルアーローレーションしてこの日も10時過ぎにはリミットを達成。
その後は梅雨の最中とは思えないほどの日差しと高気温に状況は変化してゆく中で再びシャローにシフトしロングディスタンスでシェイドをベイトフィネスでアプローチするとファーストキャストで800gのナイスなスモールがバイト! ルアーは3.8スイミーバレットの1/64ozネコリグ。
すぐ後に同様のシチュエーションでまたも推定800gを同ルアーでフックアップ!!
しかし木の枝にラインが巻いてしまい。すぐさまボートを近づけるも微妙にネットの届かない水深で一進一退の状況となってしまい 無念のラインブレイクでロストしてしまった。
この時 すでに14時少し前。そのエリアの同様のシチュエーションを隈なく撃って行くもそう簡単ではない。
そこで移動してタイミングを計ることとしたのだがその際のライブウェルチェックで、 ディープで捕った580gが完全に体色が変わってしまい全く呼吸していないという衝撃の事実。
昨年の野尻湖戦でも謎のデッドを経験しそれ以降全試合でエアレーター常に回し続けていたのだが・・・。
残すところ1時間でこのデッドフィッシュを取り返すべくこれ以上ない集中力とメンタルキープで挑んだのだが1度のミスバイトに終わり 無念にもストップフィッシングとなってしまった。

結局4本でのウェインとなりウェイトは2,508g/41位と撃沈。
言っても仕方ないが、死んでいなかったら予選通過で決勝を迎えることが出来たはずだった。


予選順位は40位。
無念としか言いようがない。
それ以前にコンディション変化に適応できなかった自己嫌悪のほうが強いのが正直な気持ちだ。
年間暫定ポイントランクも7位まで落としてしまったが、気持はすでに切り替えて最終戦に向いている。

JBトップ50 第4戦 エバーグリーンCUP

メインタックルデータ
ロッド : フェンウィックGWT60SL-KTF Ver2
リール : ダイワ イグニスタイプR 2003H KTFチューン
ライン : ジャッカル レッドスプール2.5ポンド
ルアー : サワムラ スイミーバレット2.5" (ダウンショット)
フック : ティムコTMCフック 206BL#12(フライフック)
シンカー : ザップダウンショットシンカー1/16oz

ロッド : フェンウィックGWT56SL-KTF (スペシャルプロト)
リール : ダイワ イグニスタイプR 2003H KTFチューン
ライン : ジャッカル レッドスプール2ポンド
ルアー : サワムラ スイミーバレット2.5" ネコリグ
フック : ティムコTMCフック 206BL#12(フライフック)
シンカー : サワムラワンナップシンカー 1/42oz

ロッド : フェンウィックS-TAV60CL-KTF(60thモデル)
リール : KTF 15アルデバランフィネス
ライン : ジャッカル レッドスプール BFスペック 8ポンド
ルアー : サワムラ3.8スイミーバレット ワンナップシンカー1/64oz ネコリグ
フック : ワイルドモスキート#1

ロッド : フェンウィックS-TAV610CMH(プロトモデル)
リール : KTF アルファス ネオ
ライン : ジャッカル レッドスプール 16ポンド
ルアー : ゲーリーフラッピンホッグJr 1/4ozテキサスリグ

この一戦では非常に多くのプロト製品を実践投入していたのですが、後日それぞれをご紹介していきますのでご期待ください。

そして最後になりましたがこの第4戦までに叱咤激励を下さる皆様に心から感謝いたします。
最終戦は見ていてください!
 
   
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