|
|
|
|
|
2015.09.22 |
|
TOP50最終戦を振り返って |
|
|
|
|
|
|
今大会の前週に未曽有の降水をもたらした台風18号の到来によって霞ヶ浦水系の水位も上昇し、公式プラクティスの時点で平水時の水位より60cmほど高い状態となっていた。
霞ヶ浦水系はご存知の通りフラットな地形エリアが多くショアラインのカバーやリーズは非常に浅いのが特徴だが、この60cmの水位上昇は 普段浅すぎてバスボートでは入れないエリアが新たに増えることとなる。つまりより広大なエリアチェックが必須となるわけでセオリーズとしてもカバーやベジテーションは好条件となるはずだ。しかし公式プラクティス初日は条件の良いシャローからチェックしてゆくがバイトは遠くサイズもいまいちと言う印象が強かった。 一方ブレイクやディープのハードボトムではサイズは勿論バイト数もシャローより優っていたのが一つの方向性を決定するファクターとなった。 翌日には強風を伴った降雨でさらに水位が変動することも考えられたが公式プラクティスから導き出したマネジメントは、基本的にはこだわりを持たず決め打ちしないことで状況に対応すべくシャロー/ディープのどちらにもシフトできる方向性で行くこととしたのだ。
そしてシーズン中盤から徐々に落としてしまった年間ランキングの奪還であり、第4戦終了時点で7位まで後退してしまったのを何としても5位以内にすることだ。 そして最終戦として自分に課せたノルマは優勝は勿論だが、最低でもシングル入賞だった。
Day1 フライトは確か36?だったはず。早ければメジャースポットのマンメイドから始めるつもりだったが、このフライトでは・・・。 と思いつつも誰も入る気配がなくまずはそこからスタートフィッシング。
しかし何も起こらないまま次のスポットへ移動し、プロトのワイヤーベイトで1500gほどあろうかと言うキッカーをミスしてしまった。 しかしこれが重要なキーフィッシュとなったのは紛れもなく、その後同じアプローチでイージーにキッカーフィッシュを含む3本をキャッチ。 レンジをさらに下げて3mのブレイクで1200gのキッカーとキーパーをワンナップ魂で追加しイージーリミットを達成。その後も入れ替えを行ってこの時点で4キロを優に超えるウェイトを持って11時には北浦を後にして霞ヶ浦本湖へ向い、浚渫で1600gのキッカーを5.8スイミーバレットのネコリグでキャッチ。 ウェイト制だけに手を緩めることなくその後も攻め続けディープブレイクなどでもナイスキーパーを捕るも入れ替えには至らなかったが、4つのミスと12本のキーパーを捕って初日のストップフィッシングを迎えた。 ウェイトは5300gジャストで単日2位。トップ澳原選手とのウェイト差は1455g ミスも悔やまれるがコンディション激見えの状態で明日も行くぞと言う感満載でDay1をおえた。
Day2 昨日は雨も降るローライトコンディションだったがこの日は打って変わってハイプレッシャーとなった。 大きな期待とともにDay1に熱かったディープからスタートフィッシング。 ・・・。 ・・・・・。 ルアーローテーションするも完全沈黙。 と言うよりこの時はタイミングがマッチしていないというイメージでエリアチェンジしてワイヤーベイトでランガンしてゆくもミスバイトの連続。 天候のせいだろう 明らかにバイトが浅くなっている。 サイズも500g前後とサイズダウンしているのも懸念材料となったが、再びのディープブレイクではやはり何も起こらない。 早々に北浦を見切りビッグウェイトを求め霞ヶ浦本湖へ向かったのだが晴天無風で実に快適なドライブは良しとしても、あまりに風がなさすぎる。
大きくエリアを変えながらフィッシングプレッシャーの低い一級スポットのみへ的確にアプローチするも無の時間がだけが経過してゆく。 大山エリアではプライベートアングラーに気持ちよくスポットを譲っていただき心から感謝! 当然期待に応えたいのだがここも不発に終わってしまう実に苦しい展開となってしまった。 バイトはあるが正体は鯉とナマズでバスに巡り合うことなくこの日の霞ヶ浦本湖は玉砕。 かろうじて捕ったキーパーは3本そのウェイトは1572gで単日43位と大きく後退して 実質ウェイトでの予選結果は10位。 コンディション変化に合わせることのできなかったDay2となってしまった。
Day3 Day1に確立したストロングパターンは完全崩壊。しかし昨日マンメイドではミスしながらもバイトを得ていたのでそこからスタートしてウェイトを伸ばすマネジメントとしたのだが、これが完全に裏目に出てしまいバイトはほぼ皆無。 長い時間のノーバイトでメンタルの崩壊はリズムを崩しさらにバイトを遠ざけてしまう。 そんな時ふと思ったのは、「ノーフィッシュでもいいや!。順位を落としても命まで取られるわけではないからな」 『何としても捕らないと!』 ではなく逆の発想で気持ちに余裕が出来たのは大きな収穫だった。 ただしその時点であきらめたのとは大きく異なると言う点だけは理解しておいてほしいのだ。
そしてエリアとレンジを変えワンナップ魂で一本目のキーパーを捕ったのは10時半。 更に北利根へ向かいシャローのリーズへ4.8スイミーバレットのリーダーレスダウンショットのフリップでナイスキーパーと、もう一本決定的なウェイト加算となる3本目を気合で捕ることが出来た。
その後も残り時間が少なくなる中戻り方向でのランガンで各所を撃ちながらストップフィッシングを迎えた。
3本のウェイとは2160gで 単日11位。 トータルウェイト9032gで一つ順位を上げTOP50最終戦は9位でフィニッシュすることが出来た。 JBトップ50 第5戦 がまかつCUP
メインタックルデータ ロッド : フェンウィックS-TAV63CL リール : KTF 15アルデバラン フルコンプ ライン : ジャッカル レッドスプール BFスペック 6ポンド ルアー : サワムラ ワンナップ魂1/8oz+シルクワーム
ロッド : フェンウィックT-PMX66CM リール : KTF アルファス ネオ ライン : ジャッカル レッドスプール BFスペック 12ポンド ルアー : サワムラ ジョイントスピン3/8oz(仮称プロト)+4インチワンナップシャッド
ロッド : フェンウィックS-TAV63CL リール : KTF 12アルデバランBFSフルコンプ ライン : ジャッカル レッドスプール BFスペック 7ポンド ルアー : サワムラ5.8スイミーバレット 1/16ozネコリグ+ネコリング シンカー: サワムラワンナップシンカー フック : ワイルドモスキート#2/0
ロッド : フェンウィックS-TAV610CLP+(プロト) リール : KTF アルファスフィネス ライン : ジャッカル レッドスプール BFスペック 12ポンド ルアー : サワムラ4.8スイミーバレット 1/16oz リーダーレスダウンショット シンカー/レインドロップショット使用
昨年は6位と苦汁を飲んだ年間ランキングは 5位へ一つ上げることが出来ました。 昨日も申し上げましたがこの結果も全ては皆さんが背中を押し続けてくださるお蔭であり、それに応えるべく高いモチベーションを維持することが出来た結果です。
今シーズンのTOP50シリーズ戦はこれで終了ですが、この後も3つのメジャートーナメントが控えています。 勿論全て制覇する意気込みで全力を尽くしてい参りますので 55歳沢村の背中を押し続けていただければ幸いです!
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1512 1513 1514 1515 1516 |
|
|