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2013.02.09 |
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T3用フロントカバーポストの換装 |
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昨日アップしたIXAのNewカラーパーツダイワ T3用フロントカバーポスト
昨年末に一度作業手順を行なっていますが、T3-AIRに対応になったことと、純正ポスト自体ランニングチェンジで製造時期によって構造が異なっているのでどちらにも対応するための追加パーツがあることから改めて換装手順をご紹介します。
先ず始めにランニングチェンジによる純正ポストの構造の相違をご説明しておきます。 初期生産モデルでは画像下のねじ込み式のポストが装着されています。 直近の生産モデルでは画像上のEリング固定式のポストに変更となっています。
因みに今お手持ちのT3-AIRに上記ポストどちらが装着されているのか?パーミングカップ側のポストエンドの形状を見れば判断出来ます。 下の画像左側がネジ固定タイプ、右側がEリング固定タイプです。
それぞれのポストの形状で作業手順が若干異なるので、それを踏まえて手順を追って行きましょう。
先ずハンドル、スタードラグを外します。 装着されていた順序を忘れずに。 ギヤカバーの3つのビスを緩め、ハンドルシャフトを上にしてギヤカバーを開けます。 次に作業しやすくするために、ピニオンギヤ、メインギヤ、ラチェットプレートなどを取り外します。
純正フロントカバーポストを取り外します。 初期生産モデルのネジ固定式のポストでは 細いマイナスドライバー(幅3mm)で画像黄色い丸内の純正フロントカバーシャフトを緩めて外します。
現行生産のEリング固定式ポストは画像のように小さいEリングで固定されていますので、先端マイナスの精密ドライバーなどでEリングを飛ばさないように取り外し、ポストを抜きます。
次にネジ式ポストでの場合下の画像左側の純正のナットを本製品に付属のフランジナット画像右に交換します。
緩める時と同じようにナットを指で押えながら締めますが、力の入れすぎで舐めてしまわないよう十分ご注意を。
Eリング固定式ポストの場合には純正ナットは存在しませんので、本製品に付属のフランジナットを下記のようにセットして締め込みます。
ここから組み上げです。 組まれていた通りに慎重な作業を! ハンドルシャフトのフラット面とラチェットプレートの内面がキッチリ填るように乗せ、半透明の樹脂ワッシャー、次にここでピニオンギヤを装着しておきます。
メインギヤを乗せ、クラッチプレートスプリング×2個を入れます。 残ったパーツがないことを確認してギヤカバーを閉め、スタードラグ、ハンドルを装着して作業完了です。 ※換装作業はT3AIR開発時のプロトリールで行なっていますので、製品とは若干各パーツが異なっていますがそこは突っ込まないで下さいね。
T3AIRで行ないましたが装着イメージはご覧の通りです。
オフセットカーボンスタードラグ、 オフセットカーボンハンドルなど換装したコンプリートイメージはそそるでしょ♪
T3に限った話ではありませんがレベルワインダー部のラインガイドシャフト、チューブのお問い合せや製品化の依頼など頂くのですが、レベルワインダー自体が常に稼働するパーツですから、 使用することでの摩耗によってアルマイトの色落ちが免れないのと、動作不具合も発生しやすくなる為、そこは純正に限ると考えますので製品化は致しません。
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