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2012.12.25 |
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M.B.S.マイクロベアリングシステム |
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KTFアルファスフィネスをはじめベイトフィネス対応のKTFチューンドリールではIXAセラミックボールベアリングを採用した M.B.S. (マイクロベアリングシステム)を搭載しています。 そのM.B.S. をあらゆるメカに搭載して頂く為にも 遂にリリースが決定したのでそのお知らせです!
M.B.S.はDAIWAが10年以上前から保有しているパテント技術で、小径ベアリングによる最大のメリットである小さな力(軽量ルアー)でも、回転の立ち上がりに優れる 低慣性を最大限に生かしたシステムです。 これにより従来サイズのベアリングに比較してスプールレスポンスは明確にアップするため、ストレスの無いフルキャスト&ピッチンを可能にしてくれるのです。 そしてより低抵抗で滑らかに高速回転するIXAセラミックボールベアリングとの相乗効果によって、更なる低慣性・低抵抗なスプールの立ち上がりを実現しています。 またベアリングの劣化などにより交換を要する場合にもハウジング内のベアリングのみの交換で済むのでとてもリーズナブルな仕様でもあります。 KTFチューンドリールやグローブライド社との技術提携の中で誕生したT3-AIRにも採用されているM.B.S.ですが、ベイトフィネス対応のリールのみに適しているという訳ではありません。 パフォーマンスアップを狙ったリールチューンなどをはじめ、想像以上に幅広いニーズに対応します。 但し通常サイズのベアリングに比較すれば極小のセラミックボールの小径ベアリングは一般的なサイズのベアリングと比較して、強度が低くなるのは当然のことですので、根掛かりをした際の対応には注意が必要です。 スプールを指で押えるだけでラインを切る行為は、ベアリングは勿論、スプール、ギヤ等、リール本体へ非常に大きな負担を掛けています。ですから愛機と長く付き合うの為にもどうにも外れない場合の最終手段としてラインを切る場合にラインを手に巻くなどして、(タオルなど使用してケガには十分注意してください)引っ張るようにする事を忘れないで下さい。 こんな事を書くと強度は大丈夫なの? と躊躇してしまうかも知れませんが 決してそうではありません。 普通にキャストしてビッグフィッシュのランディング程度で簡単に破損する様な心配はありませんから、 以上のことを知った上で適切な使い方として認識して頂ければ十分なのです。 糸巻き量の多いモデルでウェイトの重いルアーのキャストを目的とした場合などは従来のサイズのベアリングが適していることも知った上で M.B.S.との上手な使い分けで更にゴキゲンなベイトキャスティングを楽しんで頂ければと思います。 M.B.S.と既存サイズの比較です。左から1154、1034、834
スプールレスポンスを大きく左右するのは最終的にはスプールデザインであり、各部の形状や重量、ブレーキ等とのトータルバランスに尽きますが、M.B.S(マイクロベアリングシステム)によっても明確にポテンシャルアップするのでその違いを体感頂ければと思います。 アップするタイミングで装着上のチョットした注意点と併せて改めてご紹介しますのでご期待下さい!! |
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