サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2015.05.31
またしてもやばいプロトだ
 
  今日も暑かったね。 今週半ばからの天候は早くも微妙な感じの予報となっているのでもしかすると梅雨入りは例年よりも早くなるのかもしれないな。
今週末のTOP50第2戦に向けての準備は明日で完了させる感じだが、プロトのルアーでは来月リリース予定となっているクリーピーシュリンプはかなりいい感じでアプローチのイメージが出来るヤツだ。
開発の意図する使用目的とはチョット異なった感じだが、ベイトフィネスタックルでのDSリグや直リグなんて言うのが結構イケテルかな♪






そしてこの週末前に届いたもう一つのプロト。
昨年からテストしていたイグニス2003HタイプRのスペシャルドラグチューンモデルだ!
今週末の第3戦を終えたのちにご紹介しようと思っていたのだが、その仕上がりの素晴らしさ故に先にふれておこうと思って。
見た目でその違いが分かるところがある?


 
   
2015.05.28
レッドスプールBF SPEC
 
  いよいよ来週となったTOP50第3戦は徳島県旧吉野川での開催予定。
今大会に向けてのプリプラクティスは敢えて行っておらずシーズナルコンディションは公式プラクティスの2日間で把握に努めることとしたのだ。
ただし決して簡単な状況ではないと予想はしているので想定できる範囲内でのすべての準備を整えるべく今日からセッティングを始めたところです。

先ずは不足や補充からなのだが、以前よりプロトテストを行ってきた超ストロングNewラインのレッドスプールベイトフィネスSPと称していたラインパケが完成し製品サンプルとして届いたところだ。

正式名称は レッドスプールBF SPEC(ベイトフィネススペック)

現行最強のレッドスプールとの大きな違いは更にアップしたライン強度と感度だ!
結節、擦れや摩耗に対する強度アップは勿論だが、ベイトフィネスで最も起きやすいトラブルに、
バックラッシュや、ややラインが浮いた時のスプール内のライン当たりでのダメージ(ラインブレイク)があるが、これにに対しての強度が格段に向上したことでのトラブルレス&ライフをも大幅にアップさせたスペシャルラインなんだ。
そしてライン自体に若干の張りを持たせることでベイトフィネスアプローチでの繊細なバイトも明確に認識できる感度もその違いを明らかに体感できるレベルになっている。
因みにラインナップは最も多用する5・6・7・8・10・12ポンドの6種でリリース予定は6月の中旬ころの予定。


 
   
2015.05.17
07メタニウム用バーサタイルフィネススプール
 
  先週の台風以来好天の暑い日が続いていますね。
バスフィッシングは勿論アウトドアスポーツや趣味に最高のシーズンが今。 ただし紫外線は最も強烈なので注意が必要です。

さ〜て、今日は旧モデルですが非常に人気の07メタニウムに対応のバーサタイルフィネススプールのご紹介です!
実に現行のモデルではないのですがこれまでに多くのリクエストを頂いていたこともあり限定での生産にトライした次第なのです。
スプール径は約34mmで現行の13メタニウムや先日アップした14クロナークとほぼ同じスペックのモデルですが、ブレーキユニットは軽量でスタンダードな遠心ブレーキのSVSを搭載しているのでピックアップレスポンスに優れ明確なブロック調整が可能と言う点でも、スプールを軽量化することでのメリットは絶大で、想像以上に快適な使用感になります!
今回トライしたバーサタイルフィネススプールの重量は7.5g。因みに純正スプールは10g強ですがラインキャパシティの違いでそのトータル重量は更に大きく異なるので、レスポンスとキャスタビリティーは飛躍的に向上しバックラッシュに対する寛容性も向上するので、軽い入力(キャスト力)でも楽に飛距離アップできるのがバーサタイルフィネススプールの最大のメリットです。
スプールマテリアルには最強のアルミG1ジュラルミンを採用し強度面での不安を完全払拭。


カーボンスタードラグとのコンビネーションでオフセットカーボンハンドル仕様にすることでの劇的なパーミングバランスの向上。
カラーパーツの装着での統一感。全く別のパフォーマンスを持ったモデルに変身した07メタニウムです。
これから最終の検品を行い、ブレーキユニットの移植作業と併せて近日中にアップいたしますのでご期待ください!

 
   
2015.05.10
14クロナーク ブレーキ移植手順
 
  今年一発目の台風が今週にも日本列島に影響のあるルートでやってきますね。
現時点での予想で12〜13日の台風6号の行方に注意が必要です!


さて、大変遅くなってしまいましたがTOP50第2戦開催の前にご紹介していましたシマノ14クロナークのバーサタイルフィネススプールの純正SVSの移植工程を簡単にご説明して行きましょう。

付属のプーラーでブレーキユニットを外すのですが、最初の準備段階としてに4つのブレーキブロックすべてを取り外します。
プーラーに4本の並行ピンを挿入してブレーキユニットを支持するのですが、
支持する位置は下記画像赤丸内の下面になります。


プーラーの上面のセンターの穴に蝶ネジを浅く(プーラーの肉厚分程度)装着しておきます。
次にプーラーの4つの穴を上記赤丸のへこみ部と一致するようにかぶせて、4本のステンレス並行ピンをそれぞれの穴へ挿入してゆきます。
この時並行ピンが抜けてしまわないように指を上手に使って押さえながら挿入して行き、4本が決まったところで蝶ネジをゆっくり締めこんでゆくと、ブレーキユニットが持ち上がっていくことで取り外すことが出来ます。

ブレーキユニットが外れた瞬間に並行ピンがフリーになるので散乱してなくしてしまわないようにテーブルなどの上でタオルやティッシュを敷いてその上で作業するととよいでしょう。

純正スプールから外したSVSユニットをフィネススプールへ装着しますが、斜めにならないように注意しながら挿入し、確実に奥の段差で止まるところまでしっかり入れます。 下記画像のようにシャフトとプーラーの面位置の状態になっていればOKです。


ブレーキブロックを2個または4個の偶数で装着して完了です。
シマノ14クロナークのバーサタイルフィネススプールのラインキャパシティは10lb/50m。
12ポンドでも40m強巻けるので巻物にも! ぶっ飛びのフルキャストは勿論5g〜14gを一つの目安として気持ちよくアプローチすることが出来るフィネスバーサタイルです。

KTFバーサタイルフィネススプール シマノ14クロナーク用



 
   
2015.05.03
TOP50第2戦北浦を振り返って
 
  アップが遅くなりましたがTOP50第2戦を振り返ってみようと思います。
2週前に行ったプリプラクティスの状況は今では考えられないほどの低温で劣悪なコンディションに見舞われ バスを手にすることは出来ていたが2週間後のトーナメントに向けての情報としてはあまりにも無な感じとなってしまったのが正直な感想です。
プリプラ期間中の最低気温はよもやの 3度!! 北がらみの爆風でさすがにこの日は出船キャンセル。
因みにこのタイミングの水温は平均的に約11度と言ったところだった。

そして迎えたトーナメントウィークはすっかり春めいて公式プラクティス初日の水温は15度を超えるまでに至り、大きな水門操作も行われることがなく水位は比較的高くこの時期ですからシャローの有効性がさらにパワーアップしそうな感がありあり。
ベジテーションに寄る個体の確認をメインにブレイクにも存在するプリスポーンをターゲットとし、バスの濃いエリアのイメージも掴むことが出来た。

Day1
フライトは15番、北浦下流へバウを向け目指したのは北利根上流エリア。

2つのアイドリング区間も含め約30分程度のドライブで到着。数人の選手が目視できる範囲で同ストレッチに散らばった感じだった。
メインのアプローチはベジテーションのエッジ&アウトサイドへのフリッピンで比較的早いテンポで4〜50cm刻みで撃っていくのだが、この日の風向は南風で操船も非常にこなしやすく早い時点から順調にバイトを得ることが出来た。
最も距離の近かったのは200mほど北に居た篠塚選手で彼も快調に竿を曲げていた。
このストレッチは潰すことなくあっさり流し、少しずつスポットを変えながら下流へ移動して行きスポーンエリアと思われるストレッチでリミットメイクを果たし、ブレイクや異なるタイプのストラクチャーへのコンタクトで、更に持ち駒を増やす戦略に移行してゆく余裕も出来ていた。
ただしフィールドコンディションは決してイージーではなくバスのいるエリアをコンディションにマッチしたリグできっちり攻めなければ反応してくれない難しい状況だった。 ※この時点で水温は19度まで上昇
それでも8本のバスをフックアップさせワンミスしたが1度の入れ替えにも成功し
4,275g/9位で3日間のスタートを切ることが出来た。



Day2
この日はスタート前から東がらみの風で西に面したスロープはまあまあザブザブな感じとなっていた。
スタートは昨日の逆順で同北利根エリアへ向かったが、案の定昨日のストレッチはウィンディショアとなっているのでボートポジションは横流しでのフリップが出来ない為 パワーポールを全開活用で少しずつ進めててはポールを刺すの繰り返しの中 明確なファーストバイト!
推定1,800g。太い!! 少なく見ても1,600は・・・。
ネットまで半分インしたのだが寸前でフックアウトしてしまった。
トーナメント時のこういったキッカーフィッシュはゲットしたときは勿論だが、ミスした時でもアドレナリンで手が震えてしまうものなのだ。
メンタルキープと集中力を切らさないように自分に言い聞かせそこからは我慢の展開となったが、
着実に1本一本を重ねてゆき4本目にフックアップさせたのが1,800gのプリメスのキッカーフィッシュだった。
エリアは全く異なっているのだが取り返した嬉しさとロスとした悔しさの両方で雄叫びを上げてしまったほどだ。
残念ながらリミットメイクはかなわず4本でのウェインとなり4,135g/単日7位 予選暫定順位は4位で決勝に挑むこととなった。


 
Day3
この日の予報は穏やかで温暖な1日とのこと。

日の出とともにモチベーションを上げてく!

この2日間で一体何度フリップしたのだろうか?
トップとのウェイト差はわずか1,180g
勿論今日もマネジメントを変えるつもりはなく勝ちを意識して集中してフリップし続けるのみと決めていた。

この日も北利根からスタートフィッシング。
エッジ/アウトサイドと要所要所には確実にルアーを入れてゆくも何も起こらず。居てももバイトしないのではなく、さすがに居ない感が優っていた。
執着せず早々にエリアを変えて 比較的早い段階でキーパーをゲットすることが出来、気持ちを楽にすることができた。
 
我慢の1日を覚悟したのだがその後も何も起きないまま時間だけが経過して行き実釣時間15分を残したときに2本目をキャッチするという非常に苦しい展開となった決勝日だった。


2本でのウェインは1,074g/単日25位
下位にも大きく捲られ最終リザルトは9,484g/8位で第2戦を終えた。

JBトップ50 第2戦 ベイトブレスCUP

背中を押してくださる多くの方の期待を裏切る結果となってしまった北浦戦でしたが、今大会で多くの経験と今後につながるイメージをも得ることが出来ました。
まだ2戦を終えただけではあるけれど年間ポイントランキングは暫定でトップに立っているので次戦以降が楽しみでなりません。
今シーズンも最年長記録の更新目指して全力で挑みます!



そしてこれまで数々の苦楽を共にしてきた愛艇レンジャーZ21が今大会で最後となりました。
自らが使いやすくするためのセッティング等、相当手を加えてきただけに非常に愛着の深いやつでした。



メインタックルデータ
ロッド : フェンウィックS-TAV610CLP+
リール : KTF アルファスフィネス
ライン : ジャッカル レッドスプール べイトフィネスSP-12ポンド(プロト)
ルアー : サワムラ4.8スイミーバレット 1/16oz直リグ 
直リグシンカー/レインドロップショット使用

ロッド : フェンウィックS-TAV610CMH(プロトモデル)
リール : KTF アルファスフィネス
ライン : ジャッカル レッドスプール 16ポンド
ルアー : ゲーリーフラッピンホッグJr 1/8oz直リグ
直リグシンカー/レインドロップショット使用

ロッド : フェンウィックS-TAV60CL-KTF(60thモデル)
リール : KTF PXスーパーフィネス
ライン : ジャッカル レッドスプール べイトフィネスSP-7ポンド(プロト)
ルアー : サワムラ3.8スイミーバレット ワンナップシンカー1/32oz ネコリグ
フック : ワイルドモスキート#1
 
   
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