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2008.12.30 |
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2008を振り返って その2 |
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ほぼ1年前の昨年末に長期に渡って使用してきたリョービ キャスプロメタルライトをお蔵入りにさせるきっかけとなったのがレボエリートを投げたことで 秘めたるパフォーマンスを見出してしまったからだ。 しかしノーマルでのブレーキバランスはあらゆるコンディション変化に対応するストレスのないキャストフィールと言う点では少々ピーキーなモデルでもあり、手を加えるすることを前提に総入れ替えをすることとなった。 すでにこの時点でピクシーのハイギヤモデルのプロトは最終段階となっており、軽量ルアーはピクシー。スタンダードキャストのレボエリで今シーズンを戦う方向性が確立していた時期でもある。
そして4月にハイレブチューンドレボエリートをリリース。 ルアーではグロッキーのファーストプロトが完成したのもこの時だった。
構想からリリースまでの期間を要したハイレブ&ハイギヤチューンド ピクシーが6月に完成。 このピクシーのハイギヤは力作の一つと言って良い程の素晴らしい仕上がりで、 その翌月の7月にワンナップ魂と共に世に送り出すことが叶った。 そして同月にレボエリートCB用のシャロースプールがピュアから発売されたのだが、このスプールは私にとって非常に興味のあった製品の一つで、その目論見はマグネットブレーキモデルのレボエリートへの移植だった。 またこの時すでにハイギヤ及びローギヤのテストも並行して行っており、ワークス仕様への進化は正にこの日から始まり、トーナメントトレイルの実戦中でトライ&エラーを経て完成したこのリールは、単なるチューニングリールではなく、レボエリシリーズ中における新たな仕様のモデルへ進化してきたと言っても良いかも知れない。
私が考える優れた道具とは、バックラッシュなど扱うことに集中するのではなく、無意識で狙うべき所へ正確なキャストが出来ることであり、操作性に優れるロッドがボトム感やバイトを明確にするアドバンテージをもたらすからこそ、釣ることのみに100%コンセントレート出来ると思うのです。
そう言う意味からも今年は例年以上に高い集中力を持って戦い続けることが出来た年だったと感じている。だから楽しくて仕方のない物づくりにも全力を傾けることが出来ているのかも知れない。
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