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2017.11.13 |
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ベアリングのその2 (メンテナンス) |
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穏やかな日が続いていますが朝夕の冷え込みもはっきりしてきて河口湖周辺は正に紅葉のピーク。 今朝の気温は未だ氷点下にまでは至っていないけれど1度台にまで下がったが、今週の後半から更に冷え込みが強まる予報にもなっているので体調管理にも気を付けないとね。
さて、先日のベアリングのお題の続きメンテナンスについて。 皆さんはどのくらいの周期でベアリングへの注油やメンテナンスを行っているのでしょうか。 セラミックボールベアリングはライフも長くなると言うことを記しましたがまあまあ過酷な使用条件でも簡単にダメになってしまうものではありません。 しかしながらある程度面倒を見てあげないと回転性能は低下してゴキゲンなフィーリングは損なわれてゆきます。 この回転の低下は徐々に進行するので劣化は体感しにくい物ですが同じスペックのリールを複数台使用していた場合にはパフォーマンスの違いが出ることで認識しやすかったりします。 そこでメンテナンスサイクルの一つの目安として任意の釣行回数で行うのが一つ。 期間やシーズンごとで行うと言うのも手です。 因みに私は使用頻度の高いリールは毎トーナメントごとに注油。 ノイズなどの出る個体は都度洗浄を行うメンテナンスを施し、それでも改善しない場合は新品に交換すると言った具合です。
始めに定期的な注油と言う点では先日もご説明しましたが少量のオイルで十分なパフォーマンスが保たれるのでほんの1〜2滴で十分です。 KTFが推奨するオイルの種類は2種類。 スーパーフィネスルーブ
スーパーハイレブルーブ
上記のリンクから製品の特長をサワムラ式のログでご覧いただけますが 軽快な回転を求めるならスーパーフィネスルーブ。 対するスーパーハイレブルーブは回転性能と言う点では控えめなのでバーサタイルなリールにベストで、ベアリング以外に注油可能な箇所も幅広くリール本体のメンテナンスにも重宝します。
どちらも注油ノズルが付属されていているので注油の際の微妙なオイル量の調整のしやすさは格段に向上します! 因みに注油の際のコツは、ボトルを軽く指で押しつぶして空気を少し抜いてから任意の量を注油します。 注油完了直後にノズルを上に向けて、ボトルを押しつぶして出した分の空気を再び吸うことでオイル垂れもせずにクリーンに注油することが出来るのでお試しあれ。
次にベアリングの洗浄です。 ベアリング洗浄はパーツクリーナーで行いますが下記画像のように洗浄剤の噴射でベアリングを勢いよく回転させて油分や汚れを飛ばします。
室内ではチョット無理な作業ですので外で行ってください。 余談ですがその昔カメラのフィルムケースが入手しやすかった時代にはパーツクリーナーをケースに貯めてベアリングを中に入れてシェイクするなんて言うこともしていましたが 今では上記画像の方法が最も効率的で確実です! 洗浄後はクリーナー成分と結露での水分を換装させてから注油をして完了と いたって簡単です。
こうしたクリーニングも併せたメンテナンスは任意の期間を設けて行うと良いと思います。 釣行毎に行う方もいらっしゃいますがこの ひと手間が愛着は勿論 釣行時のコンセントレートにもきっとプラスになるはずです。
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