サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2009.07.31
27アップ!
 
  昨日ワークス仕様フィネスは一斉に発送し、地域によって異なるものの すでに本日手にして頂けた方も少なくないと思います。
そこでブレーキ設定について少し補足しておきます。
ワークス仕様フィネスでは出荷状態の基本セッティングは様々なウェイトでのフルキャストに対応する為に3BS(ブレーキバランスシステム)を装着しています。
この状態でピッチン&キャストをそつなくこなす事が出来ますが、
実際にお使い頂いて更にモアレスポンスが欲しいと思われる場合には下記の画像赤丸のビスを緩めて3BSをはずして頂くのも有りですから、使用目的に応じてセッティング頂く楽しみ方もあります。
外したあとの3BSはなくさないように。

そしてさらなるレスポンスを求める場合には究極のレスポンスを参考にして下さい。


さて、27シャロースプールについても大変多くの方から問い合わせを頂いています。
遠心モデル対応では全く問題ないのですが、
マグに関しては基本的にワークス仕様でのブレーキにセッティングされていますので、ハイレブチューンやノーマル製品ではミニマムからマックスのベストなブレーキ設定でお使いいただくことが出来ません。
そこでワークス仕様以外に装着すると具体的にどの様な事になるのかをご説明しておきます。

ハイレブチューンド レボエリートでは、
純正の3BSをそのままでご使用頂く場合はフルキャストでもバックラッシュの心配は無用で豪快なキャストがOKです。
ただしピッチンにはミニマムの調整値でもブレーキが強すぎる為ストレスのない低弾道ピッチンには不向きです。その場合に27シャロースプールに付属の3BSに交換する事でワークス仕様と同様のレスポンスを得られますが、フルキャストではマックスの調整値でもサミングしないとバックラッシュは避けられません。 ということで使用目的に応じて3BSを交換すれば対応は出来るといったところです。

ノーマル レボエリートでは、
ピッチングでは本来のパフォーマンスを100%発揮してご使用頂けますが、フルキャストではブレーキマックスの調整値でもサミングしないとバックラッシュは避けられません。

オーロラでは、
ピッチン&フルキャストにもある程度の範囲でご使用は頂けますが、ミニマムの調整値でもブレーキの効き過ぎ感があり、超軽量ルアーのピッチンにはストレスを感じるはずです。
フルキャストでのブレーキ力はワークス仕様程強くありませんがサミングで十分対応可能なレベルではあります。

と言う事でパーフェクトな状態ではありませんが、以上の事をご理解頂ければどのモデルへ装着使用可能と申し上げておきます。
そして以前にもお願いした事と重複しますが、遠心、マグ共に装着の際リールの個体差に応じてマッチングする事で100%のパフォーマンスを発揮する事が出来ますので、
リールをお預かりしてキッチリ組み込みをさせて頂きます。

遅れましたが本日 27シャロースプール をアップいたしました。

 
   
2009.07.30
お札とお守り
 
  少し前にも書いた事だが、昨年の後半から自分でも予想しない負の結果に多くの方からお祓いをした方が・・・  と言われる事があまりに多く、遂に昨日意を決して富士浅間神社へ行って来ました。
受付時の説明では同時に2つまでOKと言う事だったので、心願成就も併せて行なっていただくこと 約15分と短時間でしたが、やや緊張しながらも気持ちはリフレッシュ出来たような? 
実のところそう言った感覚は全くなかったのですが、心情的には一安心というのが正直な感想です。
立派なお札を頂いてきました。

そして本日大阪在住のO様が送って下さった。
勝運で有名な「勝つ尾寺」の腕輪とお守りはあまりに絶妙なタイミングで驚きました。
そのお気持ちを頂く事でモチベーションが上がり、勝運にも繋がるのでしょうね。
心より感謝申し上げます。
次戦で身につけさせて頂きます。
 
   
2009.07.28
最強のコンビネーション
 
  昨日は無事にワークス仕様フィネスをアップする事が出来、左ハンドルのハイギヤはほぼ瞬殺状態でした。
やはり世間一般的に右利きの方が多くベイトフィネスをする上でロッドを右手で操作したい。
故に左でリールを巻くと言うスタイルになるからでしょうね。
もちろん私自身もその一人ですが、トップウォータも含むファストムービングルアー全般とフリッピン、ブレイドラインでのカバー撃ちには完全に右巻です。
もちろん人それぞれのすタイルや好みで異なるので扱い易いタックルセレクトが大切です。

ただしベイトフィネスをこなす上で最も重要なのがリールのポテンシャルであり、ロッドとラインセレクトも決して侮る事は出来ないので、使用ルアーのウェイトとのタックルバランスをバッチリ合わせ込んで使用して頂きたいと思います。
そのベストコンビネーションのGWT64CLP+が来月中旬に入荷の予定となっていましたが、
ナント! 『今週土曜日に入荷します』 と昨日ティムコから超タイムリーな連絡があったのだ。

と言う事でショップでお渡し出来る方は今週末にデビュー出来ますね。

 
   
2009.07.25
ワークス仕様 フィネス リリースのお知らせ
 
  カツカツはいつもの事だが、ここ数日間は目が回るようなカッツカツの状況です。
特にレボエリート ワークス仕様 フィネスはリリースを目前にして予定より少し遅れてしまい皆さんには大変ご迷惑をお掛けしていますが、ようやく目処が付いたところです。
なによりもファーストリリースですから不具合チェックなども入念に行なっていますので
完璧な状態でご使用頂けると共に、必ず満足頂けるものと信じています。

と言う事で、
レボエリート ワークス仕様 フィネス は 7月27日(月) 午後12時 にアップ致します!


今回心臓部とも言える27シャロースプールの開発に当たっての試行錯誤の中で、
レボエリートについて さらなる発見をいくつも出来たのですが、
これは大きな布石でもあり様々な意味で今後に役立つのは間違いありません。
そのレボエリートは発売されて以来いくつかのランニングチェンジが行なわれており、初期モデルと現行品とでは微妙なタッチの違いがあり、一つの製品でそれぞれに対応すべく共通させようとすると、
必ずデメリットが生ずるのです。
そこで27シャロースプール単体販売については、大変お手数をお掛けする事になりますが、リールをお預かりして一つ一つにマッチングを行なうというもので、
何より100%のパフォーマンスでご使用頂きたいからなのです。

その27シャロースプール単体のリリースですが申し訳ありませんが数日後にアップ致しますので、
あと少しご辛抱下さい。


 
   
2009.07.23
締め込みには注意してね。
 
  昨日の皆既日食は残念な天候になってしまいましたね。
テレビでの報道の中で子供の頃に昨日のタイミングを計算しその日が訪れるのを何年も待ち続けたと言う方がいたのですが、さぞかし残念だったに違いありません。


さて、ここ最近多発しているリールの修理をご紹介しておきたいと思います。
先ずはこの画像を見て下さい。
目の錯覚ではありません。

ハンドルが明らかに斜めに付いているのがお分かり頂けます。
その原因は多くはハンドルを交換したり、メンテナンスの為ギヤカバーを外す際も必ずハンドルナットを緩める必要があります。
交換又は作業終了後にハンドルナットを装着してスパナなどで締め込む訳ですが、
その時にメインギヤシャフトのネジ山通りに締め込みがされずに、
斜めに挿入してしまった事が原因です。
これに気付かずに工具で締め込んでいってしまうと、シャフト、ナット共にアルミ製ですので
簡単にネジ山が飛んでしまい、二度と完全固定出来なくなります。 よほど運が良ければ別ですが、

このネジ山通りに真っ直ぐねじ込みにくい理由はメインギヤシャフトが面取り加工されている為です。
構造上いたしかたのない形状ですので、装着時に注意するしかありません。
装着時のコツは無理にねじ込もうとせず、優しく真っ直ぐに入っているか確認しながら!
ネジ山通りに入っていれば、工具を必要度せず指の軽い力だけで根本まで締め込む事が出来るので、
この時に初めてスパナやメガネレンチ等の工具を使用して増し締めします。
ただし思いっきり締め込んでしまうとねじ切れてしまうので、
ハンドルがガタ付かない適度な締め込み具合もキーポイントです。

先日メインギヤシャフトをピュアフィッシングにパーツオーダーしたところナント在庫がないらしく、
思いの外 多いというのも聞きました。
と言う事で、完バラ(完全分解)を必要とする修理となってしまうので作業は集中して行なって下さい。
もちろん各社のベイトリールのメインギヤシャフトの形状は同様ですのでAbuに限った話ではありません。
簡単な作業ですが注意を必要とする箇所と言う事です。決してビビリーにならないで下さいね。

IXAのハンドルファスナーの交換も無料で行なっていますので、任せて頂くのも手です。
純正パーツよりタップのクォリティは優れていますね。
 
   
2009.07.21
明日の天候は
 
  昨年の秋に購入したノートPCが突然立ち上がらなくなり、修理出しの結果 全治2週間との事・・・。
旭川での事故の修理に出ているランクルもバンパーやらフォグランプなどのパーツ在庫がメーカーに無いらしく未だ代車のまま。
修理に出す前にロッドだけは下ろしたが、タックルボックスなどは全て搭載したままなので、
明日の釣行もお預けだ。 雨が降らなかったら また渓流でのフライもイイかな。

その明日は日食で、天候さえよければここ関東でも11時前後には7割欠けの太陽が見られるとの事。
小学生の時に色の濃い下敷きに透かして見た記憶があるが、赤外線&紫外線はそのまま目に入ってくるので、やってはいけないらしいが、今になって知ったこの事実。かなりショックなです。
皆既日食ツアーまで開催されている位滅多にない事だが、全ては天候に左右されるので天気予報士もかなり気合いが入っていますが、かなり微妙な感じです。
でもツアーに出掛けている人の為にも晴れる事を祈りますよ。
 
   
2009.07.20
軽〜く。
 
  夕方には3連休の混雑もすっかり解消しいつもの平穏な河口湖に戻り、ショップ内にBGMとして流しているFM富士からは首都圏へ向かう高速道路上りの渋滞は結構きつい事になっているとの事。
この休み中の釣果は人によって大きく異なり、良い人はトップウォーターのみでゴキゲンに楽しめたらしいですよ。

私はほとんどリールチューンに時間を費やしていましたが、その最中にふとした事がきっかけでレボエリートのウィークポイントの一つクラッチの重さを解消する事が出来たのですが、長期の実釣テストをしておきたいと思うので、問題がなければ是非採用していこうと考えています。
とある2箇所なのですが・・・
 
   
2009.07.18
10日も早く
 
  今朝もお湿り程度の雨。日中は雲も暑く気温は低めだったが、さすがに湿度が高くやや不快感有りと言った1日。
一般的な夏休みには少し早いが、3連休での行楽でフィールドはもちろん道路も結構混雑している。
とにかく事故には気を付けてこの休日を楽しんで頂きたいですね。
一昨年より10日程早い開花だ


前にも紹介したと思うけれど、キャリルの裏に自生しているネムノキが数日前から開花し始めている。
この花は私のお気に入りの一つで、夜には葉を閉じるので眠る木・・・ネムノキと言われているそうな。

葉が閉じているのが分るかな〜?
 
   
2009.07.17
チューンド COMPLEX
 
  前線の影響で朝から雷が鳴るバッドコンディション。
雨量はたいしたことはなく、涼しさだけが際だった1日でした。

ずいぶん前にオーダーしていたはずなのだが、ようやく届いたのがコンプレックス。
基本はステラだが、グロッキーを初めハイギヤスピニングは不可欠であり、とりあえず今回は2台を投入。
このモデルからドラグパフォーマンスはかなり改善されているが、それでも今ひとつピンと来ない。
興味本位が先立ち迷わず手を加えたところ ステラと双璧の素晴らしいフィーリングに仕上がり、
ハンドルノブも交換して5gの減量で210gとなった。
さすがにリトリーブ長88cm故に捲き重り感は避けられないが実釣では気にならないのかも知れない。
この高速リトリーブスピニングのアドバンテージについてはいずれご紹介する時が来るのでこうご期待です。
好みはあるが今のところ実戦でのパフォーマンスはシマノがダントツ!
 
   
2009.07.16
10年ぶりかな?
 
  今日は今シーズン初の気温30度越え!
しかし湿度は極めて低く日陰にさえいれば結構快適なのが標高の高い河口湖の素晴らしいところ。

昨日も暑い1日だったのですが、近所の標高落差が大きい山岳渓流で、マイナスイオンを全身に受けていたので清涼感は200%!
と言うのもおよそ10年ぶりにフライロッドを持って心のリフレッシュをしてきたのです。
その川は道路からはかなり距離もあり、砂防堰堤が非常に多く設置されているので都度それを迂回しなくてはならない為、限りなく命がけの山登りと言ってよい位なのです。
だから長靴タイプのウェーダーでは到底釣り上がってゆく事は不可能なのでほとんど釣り人も入る事がない。
そんなところだから携帯も圏外。当然放流もされていないので100%ネイティブなのだ。
この手の砂防堰堤が20以上ある。


いつも通りに起床し朝食を取ってからのんびりと出掛け、夕方まで掛けてほぼ源流までを制覇。
かつて通っていた頃とは少し様子は変わっていたが、魚の数やクウォリティーは間違いなくアップしており、撃ち始めてすぐにコンディションの良いイワナをドライフライ(トップウォータ)でゲット。
結局20本近いイワナ(最大は31cm)とヤマメまで手にする事で
久しぶりに全てを忘れ命の洗濯をする事が出来た。 が、
さすがに今日は足が筋肉痛に・・・
たまには良いですね〜

携帯は圏外だがカメラとして活躍してくれたね

ウェーディングシューズが必須の山奥
 
   
2009.07.14
ページ更新
 
  本日関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。 が、
今年は梅雨が存在していたのだろうか?
この夏の降雨によっても変わるだろうが、水瓶となるリザーバーの貯水量が心配ですし
河口湖の水位も徐々に減水しており、湖水に生息する生きもの達にとっても決してプラスにはならないので、今後の降雨に期待したいところですね。

ところで昨日 K.T.F.トップページ の一部を更新して頂きました。
ニュープロダクトと今後入荷の無い製品との入れ替えですが、この数日後にも追加する予定となっています。中でもフェンウィックゴールデンウィングの特注アイテムGWT60SL-KTFはすでにソルドアウト。
60SLより入荷数の多かったGWT62SUL-KTFのストック数も遂に赤信号点滅となってしまいました。
 
   
2009.07.13
究極のレスポンス
 
  先日27シャロースプール(スーパーシャロースプール)を搭載したレボエリ ワークス仕様 フィネス の全貌をお知らせしましたが、
リリースの前に このメカのパフォーマンスを120%引き出し 超軽量ルアーのピッチンを よりストレス無く低弾道でビシッと決める為の、27シャロースプール ”こそ” の裏技をご紹介します。

始めにここで表現すると超軽量ルアーのウェイトとは5g未満を指し、
以前から同様の事を説いてきたと思いますが、スプールに巻くラインの量を極端に少なくし慣性モーメントを小さくする事がレスポンスアップのキーポイントです! 今回は具体的な数値も併せているので是非参考にして下さい。
ただしここで認識しておいて頂きたい事が1点。
要約して申し上げると、アプローチに必要最低限の糸巻き量にとどめる事で、スプール自重の増加を抑えレスポンスを損なうことなく超軽量ルアーを気持ちよく低弾道でアプローチする時に用いると言う裏技。
ですが、勘違いして頂きたくないのは、ベースとなるスプール自重が軽くなければ同様の結果は期待出来ないということです。27シャロースプールの自重は8.3g、これよりわずか2gでも重いとレスポンスは極端に低下してしまう事を忘れないで下さい。

このスプール自重8.3gと言う軽量化に成功したのは、スプールマテリアルは超々ジュラルミン(A7075)の軽量高強度マテリアルだからこそ。 ブランキングを施しても強度を損なうことなく、全体の材厚を見直しウィークポイントを排除するデザインとによって異次元の軽量化が実現したのです。




さて、その具体値とは50m!?
ピッチンでは巻き量が50mもあれば充分過ぎる長さで、ある意味フルキャストにも対応出来ます。
この50mを27シャロースプールに巻く ハンドルの巻数はおおよそですが
ノーマルギヤ6.4:1でハンドル巻数 約80巻 、 ハイギヤ7.6:1は 約70巻で約50m巻ける事になります。 
          ※ポンド数によって巻量は多少前後する事を認識しておいて下さい。
ただ50mと言う長さは一つの提案であってその長さがベストと言う事ではありません。
参考までに私は GWT64CLP+ でバレット2インチ(約3g)のノーシンカーをピッチン&ショートキャストで使う場合、バニッシュウルトラ6ポンドをハイギヤモデルで50巻(約35m)程度でとどめています。
実はこのラインの重量というのは想像以上に重いモノで、6ポンドのフロロカーボンライン100mの重量は、
なんと約9g(スプールより重い!)にもなる為、巻き量削減の重要性がご理解頂けるはずです。
このように使用目的や自らのスタイル、好みで巻数を探るのもセッティングと呼ぶにふさわしい事の一つですから是非色々と試してみて下さい。


そしてこのラインの巻量を削減してスプール自重を上げずに使用する場合に必須条件となるのが、
ズバリ ハイギヤモデルを使用する事! であり、これが最も重要なポイントです。
なぜなら、糸巻き量が少ない スプール経が小さくなる 巻き上げ長が少ない ピックアップが遅くなり手返しの効率が極端に低下する。
そこで7.6:1(フルキャパ時の巻き取り長84cm)のハイギヤモデルによってピックアップスピード低下のストレスを完全にカバーする事が可能となるので、7.6:1ハイギヤとのコンビネーションが不可欠となるのです。
バニッシュ ウルトラ6ポンドで50巻/約35mがご覧のとおり。
ライン上の外径は約30mm。ピクシーのスプールにフルライン巻と限りなく同じ径になる。
巻き量は使用ウェイトによって変化させるべし
          これでラインとの合計スプール重量は11.1gに抑える事が出来る。
               よって究極のレスポンスを得る事が出来るのだ!



と言う事で超軽量ルアーもゴキゲンにピッチン出来るワークス仕様 フィネスですが、
軽量ルアーしか対応出来ないと思っている方も少なくないはず?
レスポンスに優れる27シャロースプールですが実際には1/2ozクラスの標準的なスピナーベイト(ダブルウィローでは全体自重で約20gはあるのだ)も強風アゲインスト下でフルキャストOK! 
と言うより軽くキャストしただけでカッ飛びです。
ただしこのウェイトのピッチンにはCBシャロースプールを装着した従来のワークス仕様の方が逆に扱いやすくなります。
14ポンドラインでもスプールキャパシティいっぱいまで巻くことで約55m巻けるので、フルキャストでラインが全て出きってしまう事はほぼ皆無。 これほどまでにバーサタイルなパフォーマンスを持ったメカがあっただろうか?
答えはNo! そのパフォーマンスと扱いやすさを両立させたファクトリーチューンドモデル レボエリートワークス仕様は、道具がキャスティングのスキルをアップさせてくれると言っても過言ではありません!

そしてバスフィッシングの中でも重要な道具の一つであるリールはニーズにマッチさせた選択をする時代にあると考え、使用するルアーのウェイト、ラインの太さに応じてのスプールキャパシティーを考慮して、
ノーマルスプール、シャロースプール、そして27シャロースプール(スーパーシャロースプール)を賢く使い分け、釣り方とアプローチに最もベストなギヤ比の選択と、ロッドとのトータルバランスを上手に組み合わせてベイトキャスティングの世界を思いっきり楽しんで頂きたいと思います。
       今月末にはリリース出来そうです。
 
   
2009.07.11
パクッテしまった。
 
  昨日入荷したプロップペッパーを購入した方で、
「これってシンキングでしたっけ〜?」 と言う方がいらしたのだ。
純粋にトップウォータースイッシャーなので完全フローティングだが、考えてみればシンキングも悪くないとさえ思ってしまった。
スクリューベイトがその手のコンセプトを持つスイッシャーとして存在するが、
ここは自分で使用するという事でサクッとシンキングプロップペッパーにチューンしてみた。
ややファストシンキングで、ストラクチャー、ボトムコンタクトにも対応させたいのでダブルフック仕様+テールにも追加。
プロップペッパーのスクリュー中央は四角に加工されていて回転時に独特のサウンドを放つので、水中アピールには絶大な効果がある。
まだスイムテストは行なっていないので何とも言い難いが、コンディションさえはまれば爆発するかも。
もちろんトップウォータースイッシャーとしての威力を知って頂くのが一番ですからね。
まんまシンキングスイッシャーコンセプトのパクリだがなかなかイイ感じだね。
 
   
2009.07.10
GWTのラインナップが更に
 
  フェンウィックファン、特にゴールデンウィングを好む方にはピクピクモノのファーストプロトが届きました。
GWT70CLP+ もう1本は GWT610CLP+ と言うスペックだ。
すでにテスト程度だがキャストフィールは両ロッド共に確認済み。

GWT70CMLP+ のコンセプトはGP611CMLP+や、ELT611CMLP+ いずれも非常に使いどころの多いモデルで、これら2本にほんの少しスパイスを加えゴールデンウィングならではのキレと感度、軽さを求めて出来上がった1本だ。
ファーストプロトながらテーパーデザインは完璧!ティップセクションからベリー〜バットへのベンドは
キャストのし易さとフッキングパワーが完璧に両立して結構イイ線イっている!

GWT610CLP+  は?
このスペックは依頼した覚えが・・・・・
が、しかしもう間もなくリリースとなるGWT64CLP+のベイトフィネスをコンセプトとしたベイトフィネスのモデルとして考えた場合に、ロングレングスで少し上のウェイトまでをカバーしながらも、
64CLP同様にファストムービングルアーまでこなしてしまう高い汎用性の片鱗がチラリと見えるのだ。
GWT64CLP+では4g程度のノーシンカーから、ダウンショット、ジグヘッドワッキー、ライトテキサスにはシンカーとのトータルウェイトが10g程度まで位が最も使い易い範囲で、
同ウェイトのミノー、シャッド、シャロークランク、トップウォーターまでも、
ライトウエイトルアーをこなす上で絶対に外せないスッペックで、
その汎用性の高さはティップセクションからベリーに掛けてのテーパー、そしてベリーからバットへのパワーの伝わり方によって最高のキャストフィールとフッキングパワーが完璧に融合しているからこそです。

表示のスペックは参考程度に思っておけばそれで充分。

今回届いた2本の中でGWT610CLP+ についてはリリースすらするか否か全く未定のモデルなのですが、
この先のフィールドテストで何処まで完成度を高めて行けるか、64CLPと同様の汎用性を持たせ、
一つ上のパワーを持つこのモデルは徹底的に追い込んでみたいと感じた逸材です。 

 
   
2009.07.09
1オア5
 
  ほんの数日前のことだけど、ブログ表示がまとめて5日分になってしまったり、
ほんの一瞬ですが今年の1月の内容がトップになってしまった事がありご迷惑をお掛けしました。
と言うのは表示内容を管理出来ることに気付き、安易に入力変更したら数日間元に戻らなくなってしまったという情けない話です。
プログラム上1日に1回の更新が基本なので、複数回アップ出来たら素晴らしいじゃない?
なんて思ったのですが、そうはイカの金太郎でした。
今まで通り1日1本、あるいは先日のように5日分一気に見られるのとではどちらがイイでしょう?
 
   
2009.07.08
モチベーションの相違
 
  今朝は薄陽が差していたが次第に雲が厚くなり始め昼前からは小雨となった河口湖。
キャリルは定休日だがいつも通りの時間に出勤? ではないがPCを立ち上げ一通りメールをチェック。
先日の旭川ダムの会場で使ってみて欲しいという事で頂いたリール用のケミカル剤のテストなども含めゆったりとした午前中を過ごし、
午後からはオフリミット中に書けそうで書けなかった原稿に取り掛かり、とりあえず期限付のモノは全てやっつける事が出来た。

と言う事で先延ばしにしていたTOP50第3戦旭川ダムを振り返って見ようと思う。
今回は直前の会場変更を余儀なくされ異例のオフリミット期間2日間のみというスケジュールとなり、前週の3日間をプリプラとした。
シーズン的なバスのコンディションはほぼポスト回復のアーリーサマーという印象が強く感じられる中、
エリアを上、中、下流と3分割して見た場合やはり上流におけるキッカーフィッシュの密集度合は高く、
リミットメイクとウェイトアップでのマネジメントで中下流とのエリアセレクトが非常に悩める状況であった。

そしてオフリミット期間に降った雨は水位増&濁りを伴いそれまできつくのし掛かっていたバスへのフィッシングプレッシャーは完全にリセットされ、公式プラクティス初日もローライトコンディションと相当量の降雨のお陰でプリプラ時とは異なったルアーへの反応と変わり、
ひょんな事からの発見によってその日に得たバイト数は優に30を超え、パートナーと合わせれば50バイトに限りなく近く、コンディションの把握とその手応えは非常に良かった。
シチュエーションはアウトサイドベンドの岩盤がメインとなっていたが、フラットエリア中のブッシュ、ガレ場、オーバーハング、ティンバー、スタンプなど多くの小場所と共に共通した釣り方が
エコワンナップリング5.5インチ(チャートリュース/ライムグリーンF)に 1/16ozワンナップシンカーを挿入したネコリグ。フックはモスキートヘビーガード#1/0の先端をカットしたYガード仕様
タックルはGWT64CLP+ & Revoエリート ワークス仕様 フィネス & バークレーバニッシュウルトラ6ポンド
これを15〜20mのディスタンスでバンクにアプローチしフリーフォールさせるだけ!
メインレンジは2〜3mで着底直後にバイトし ラインが走ると言う非常にイージーなパターンで、
キーとなったのが垂直フォールのスピードを早くする事だった。
ワンナップシンカーのウェイトを替えながら最終的に1/16ozがベストウェイトと見極め、このタックル1本で勝てるとさえ思える程ストロングなパターンであったのだ。
しかも早いフォールで手替えしよく撃って行くのにベイトフィネスタックルはスピニングタックルとは比較にならない程のアドバンテージがあったのも事実。
そしてもう一つはウッドカバーに対して3.8インチスイミーバレットに1/42のネコリグの中層スイミングで、
基本中下流でキッカーを混ぜながらリミットメイクし、その後に上流で入替を図るというのが今回の戦略だった。 因みにリミットメイクのベースウェイトは1500g。多くの選手も同様の読みをしていたようだ。

3日間の天候の変化とフィッシングプレッシャーは当然考慮していたが、タイミングのずれやそれにキッチリ合わせ込む事が出来なかったのが最大の敗因としてあげられる。
もちろんキッカーフィッシュのチャンスもあり、決して間違った事をしていた訳ではないのだ。
故に不完全燃焼のまま予選を終え、最終日は玉砕覚悟でエリアを上流1本に絞りやりきった結果ノーフィッシュに終わってしまったが、やはり全てのタイミングがずれていたというのが無念という気持ちの表れになったのだ。


すでに自分の中では次戦9月の旧吉野川に完全に切り替えが出来ており、戦う前の気持ちも整っている。
と言うのも昨日河辺さんがフラッと寄ってくれた時に会話の中で、何気なく発した自分の言葉でハッと気付く事があったのだ。
以前AOYを2度の獲得したころの事だが、その当時はシリーズ初めの(年頭)時点で年間1番を狙って挑もうと考えることは全く無く、とにかくその時の そのフィールドをどう釣るかであった。
86年の最終戦で今江選手と1ポイントを争った時にも、彼とのポイント差や 何位以内でフィニッシュすれば勝てる等の打算的な考えは一切無く、ただ捕る事だけに集中して、気が付けばその年を制していたというのが以前の戦い方だった気がする。

「好きこそものの上手なれ」という言葉が好きで、とにかく無心でバスフィッシングを純粋に楽しんでいた時代のモチベーションで挑んでみようと考えるのです。

 
   
2009.07.07
よくある事です
 
  先週11日間留守にしていた分の処理等々で 朝から完璧にデスクワークオンリーな1日となり、
一段落はしたが暫くの間は余裕のある状態にはほど遠い感じがアリアリです。

また、ワークス仕様 フィネスのリリースを直前に控え、これまでほぼ順調に事は進んでいたのだが
本日チョットした手違いが発覚し、リリースのタイミングが少し遅れる可能性がありそうですが、
その状況については逐一お知らせしていきます。
現状ではこの先に大きなトラブルがない限り今月下旬にはアップ出来そうです。

公開ページの作製なども徐々に進んでいます。
 
   
2009.07.06
またしても
 
  今回の第3戦はあらゆる意味で重要な1戦で、心して挑んだ結果は・・・ 実に「無念」です。
応援して下さる皆さんのここで一発やってくれるだろうと言う期待も大きく裏切ってしまい、
過去に感じた事のない自己嫌悪とジレンマで今回の帰路は岡山から一気に走りきる気力もなく河口湖に到着したのは今朝の9時過ぎ。
私が判断した公式プラクティスからの旭川ダムの詳細は後日あらためてご報告致します。




予選終了後の土曜日にホテルの駐車場でラインの巻替え行い終了後にティムコプロスタッフのメンバーと食事に出かけた時の事。食べ始めた頃に増田聖哉プロから少々興奮気味の声で電話がありその内容は

「駐車場で沢村さんの車がブッツケられましたよ!!」

私のランクルはホテルの駐車場へ止めたままでティムコY沢氏のレンタカーに相乗りして食事に行っている最中のこと、
相手車両は駐車場内で方向転換する際にバックで右リヤからランクルの左フロントに突っ込んだそうだ。

増田プロとは宿泊ホテルが同じで、他にも10数名の選手が利用していたのだが、
たまたま彼はホテルの入り口で待ち合わせをしていたところ偶然にもそのタイミングと遭遇し、激突した相手車両を引き留めてくれたという訳だ。

またしても無惨な姿に・・・

実は増田プロは霊的というか潜在的? その手の事を感じるモノを持っているそうで、
「お祓いした方が良いかも知れませんよ」とアドバイスしてくれる様なになっているらしい?
昨年からの数ヶ月間 の部分が自分でも強く感じられるのも事実であり、
近日中に行ってみようと本気で思うのです。
 
   
2009.07.02
とことんやるだけ!
 
  本日公式プラクティスのタイムリミットは午後2時までとなっており、その時点での水位は月曜日からの雨によっておよそ+80cmで、スタート地点より上流部の流速はとうていエレキでは遡ることは不可能な流速になっている。
先週のプラクティスの時点からはパターン変化が強く見られかなり難解な状況であることは確かだ。
それでもレイクコンディションは過去の旭川ダム戦において最も良いと考えるのが妥当だろう。
ただしフィッシングプレッシャーをはじめ状況の変化は間違いなくあると思われので、上手にアジャストして行くことが不可欠になる。
で、明日からの本戦は?
やってみなくては分からないのが正直な今の心境だ。

ここまでの2戦終了時点でのトータルポイントは10ポイント。
そのことをを意識せずにこの第3戦を戦うことは到底出来るはずもない。
しかしモチベーションアップにはは十分すぎる今の状況に自然と気持ちが高ぶるのだ。
とにかくやるしかない!
 
   
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