サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2012年6月
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2012.06.30
D-27スプール Ver2
 
  明日からプリプラクティスで福島県入する予定で今週は時間の許す限り桧原湖に向けての準備を行なってきました。
と言うのもこの数日次の生産から搭載するアルファスのニュースプールのブレーキセッティングの最終段階に入っておりスプールポテンシャルを最大限引き出す微妙なセットアップを行なってきたことにあります。
次回よりKTFアルファスフィネスにもT3エアーに搭載のAIRブレーキシステムを採用し、フルキャストとピッチングの完全両立を実現しこれまでにないストレスフリーなキャスティングによって更にベイトフィネスの楽しさは倍増と言っても過言ではありません!
このAIRブレーキシステムのセッティングの幅 と言うか方向性は極めて広く、実に0.1ミリ単位でも明確に変化するので、RCレーシングの様に少しずつ変化させるセットアップと同様に楽しくて仕方がありません。
ですから逆に製品としてのデフォルトの状態からもご使用になるオーナーの好みに応じて自在にセッティング変更することが可能なのもこのブレーキシステムの優れた点です。

例えばスキッピンなどでフルキャスト時にはバックラッシュの起こらない強めのブレーキにすると安心してルアーを撃つことが出来る訳ですが、他のモデルは勿論これまではそのままのブレーキ設定でピッチンした場合ブレーキの掛かりすぎでルアーが浮き上がってしまいスムーズなピッチンが出来ませんでした。
しかし! フルキャストでバックラッシュしない強いブレーキのままでも、低弾道でのゴキゲンなピッチングが可能なセッティングにも自在に変化させることが出来る訳です。

そして進化したのはブレーキだけではありません!
スプールデザインを一新 更にレスポンスアップを実現し
トータルパフォーマンスと共にスプール強度も飛躍的に向上しました!!

因みにこのD-27Ver2スプールを搭載したKTFアルファスフィネスのリリースは秋頃の予定です。また、これまでのアルファスフィネスにもVer2をお使い頂ける様にアップデートサービスも予定しています。


と言うことで超ゴキゲンなセッティングに仕上がったコヤツと共に明日から桧原湖へプリプラクティスに行ってきます。


 
   
2012.06.28
無事完結
 
  昨日の天候は予報通り穏やかな快晴に恵まれ新緑眩しい河口湖湖畔で快適なロケを行なうことが出来ました。
キャスティングのチョットしたコツの解説ですが最も重要な事と言っても過言ではない点について。

これまでのロケはベイトフィネス&スーパーフィネスをティムコプロスタッフの北、山岡、両プロと共に来月のバスワールドにてDVDでお楽しみ頂くことが出来ますので乞うご期待下さい!
 
   
2012.06.26
明日で完結
 
  本日2本目のアップ。
明日はチョットした室内撮影とキャスティングのコツをまとめるロケを行なう予定です。
以前より霞ヶ浦水系で行なったってきたロケの最終段階の詰めで、すでに実釣編は完結している事からいよいよ明日をもって完全フィニッシュと言うことになります。

そうですこの画像はTOP50北浦戦の翌日に行なった常陸利根下流での様子ですが、
早朝からストイックに しかも全力で攻めていました!


昨今ではサックリOKとなる実釣取材やロケというのは以外と少ないのが実情で多くの場合苦労して完結となることもしばしばです。
逆に苦があるからこそ終えた時の達成感やそれまでの思いが楽しさとして記憶に残る物
ご多分に漏れずこれまでの一連の実釣も天候やコンディションには結構苦労させられたロケでした。

さあ明日は河口湖。実釣はありませんが梅雨の最中でも天候は味方してくれるようです。
 
   
2012.06.26
速報として
 
  今月2日に獲った河口湖レコードフィッシュが今月号ルアーマガジンの巻頭に!
 
   
2012.06.23
完全固定
 
  今週はサワムラ式もアップ出来ない程? 何かとバタバタしてしまいプリプラの準備等も全く出来ていない状況だったが、今日から少しずつだが手掛けられる時間も出来てきたところです。
先ずは先日のTOP50北浦戦のトーナメント最中に外れたサイドイメージのトランスデューサーの取り付けから。 実は最終日の朝 準備している時に発覚した緊急事態で、とりあえず水中には浸からない様に応急処置しただけでスタートしたのだった。
随分前に桧原湖でトランスデューサーが外れた時はケーブルが長かった為そのままエンジンのプロップの餌食になったことがあり、
それ以降は万一外れても大丈夫なケーブル長にしたことで今回は外れただけでトランスデューサーはノーダメージだったのです。


今まではタミヤの耐熱両面テープのみで固定していたのだが 今回は両面テープ+ビス×3本で完全に固定したので、何かに激突でもしない限りは2度と外れることはない!
因みにタミヤの両面は私の知る限り最強の接着強度を持つテープだと思います。
 
   
2012.06.16
スティーズのハンドル&スタドラ換装
 
  先日ご紹介していたDaiwaスティーズ用オフセットカーボンハンドル+スタードラグセットがアップ致しました。
換装は決して難しい作業ではありませんがワッシャーなどの装着順序があるので手順を参考にして下さい。

1,純正ハンドル、スタードラグを取り外します。
装着されている純正パーツの順序は画像の通りです。
青丸で囲っているパーツのみ流用します。赤丸内のパーツは使用しません。


2,ここから装着作業です。ベアリング上に画像の幅の細いワッシャーを忘れずに入れます。


3,次にセットに同封されている2つのワッシャーの外径の大きいワッシャーをハンドルシャフトに入れ、
その上に純正のスプリングワッシャーを画像のようにドラ焼き状になるように入れます。


4,スプリングワッシャーとスタードラグ、メインギヤシャフトのタップにKTFハイパーレンジバリアをまんべんなく塗布します。




5,スタードラグを装着します。タップのズレやかじりに注意して下さい。


6,セット同封の外径の小さいワッシャーを入れカーボンハンドルを装着します。
※カーボンハンドルは使用上でガタの発生が無いようにシャフトへ挿入する際若干きつめに設計しています。


7,最後に純正のハンドルナットを使用してハンドルを固定し、セット同封のロックプレートと軽量HEXビスを装着して換装完了です。
ルックスは勿論トータルで11gもの軽量化になりパーミング時のバランスは飛躍的に向上します!!
 
   
2012.06.14
TOP50第2戦 北浦
 
  TOP50/5日間+DVDロケ2日間の計7日間の本気で集中した一週間を終え一昨日河口湖へ戻って参りました。
さて今回第2戦北浦ではスポーン回復の個体に的を絞りエリアとレンジを見極め、複数のパターンフィッシングの確立に成功しマネジメントを組み立てることが出来たと言って良いと思います。
しかし目論み通りの展開に出来なかったと言うのが本音です。



Day1ではシャローを中心に3本の入れ替えを行なったが2つミスをしたことで4,475gセカンドウェイトに止まってしまった。
メインルアーは4.8スイミーバレット+ワンナップシンカー1/42ozのネコリグが最高にイイ仕事をしてくれた。
バスの活性は決して良くない事はバイトを重ねるごとに明確に判断出来たことから、ルアーアクションはほぼ皆無。着底後数秒(5秒ほど)のステイでバイトがなければ次のキャストへ、 非常にスローなアプローチではあるがベイトフィネスタックルによる極めて手返しの良いアプローチがそれを相殺にしていた。



そして今大会の鬼門となったのがDay2だった。
スタートフィッシングのファーストポイントでアッサリとキーパーをキャッチしたのだが、
この後からリミットメイク以上のミスを繰り返してしまったのだ。ポスト回復のスローなバスのショートバイト対策はしていたつもりだったが、想定していた以上の浅いバイトによりことごとく水中でのフックアウトに苦しめられたのだった。
今後決して同様の悔しい思いをしないためにも今回のミスを糧に早急に改善策を講じるつもりだ。
そのDay2の結果は 3本で1,584g・ ・ ・ 39位。



暫定13位で迎えた最終日はレイクコンディションと他の選手とのバッティングでのフィッシングプレッシャーを考慮しながらのランガンだったが、よりフレッシュなエリアをセレクトしたことで苦しいながらもこの日だけはノーミスで3本のキーパーゲットに成功。
ウェイトは前日と同じ1,584gだが、決勝は更に厳しいコンディションとなっていたことで多くの選手がスコアを落としリザルトは13位キープでのフィニッシュとなった。

JBトップ50 第2戦 茨城県/北浦 エースメーカーCUP

この戦いで学んだ事は多く 今後の戦いにも大いに役に立つことでありメンタルの面でもほんの少しだけ進歩出来たと思っている。
当然優勝を狙ってのマネジメントで挑んではいるが、無謀なギャンブルだけで終わらせるつもりも無い。
それ故に今回掴んだパターンを生かし切れなかった結果には悔しさがつのる。
しかしその悔しさと、背中を押してくれる方々の力こそがモチベーションの源になっているのだ。

第2戦を終え現時点での暫定年間ランクは9位。
ダメなりに今年はメチャクチャ楽しい戦い方が出来ているのも間違いなく、気持ちは既に次戦の桧原湖に向けて早くも心の準備がスタートしている。

そして最後に今大会も応援頂いた皆様、メッセージを下さった方々に心より感謝申し上げます。


タックルデータ
ロッド : フェンウィックGWT60CL(プロト)
リール : KTF PX-68フィネス(プロト)
ライン : バークレーバニッシュウルトラ5ポンド
ルアー : 4.8”スイミーバレット+ワンナップシンカー1/42oz ネコリグ
フック : モスキートヘビー#1


ロッド : フェンウィックGWT62CUL-KTF
リール : KTF アルファスフィネス
ライン : バークレーバニッシュウルトラ5ポンド
ルアー : 3”バレット(ファストシンキング) ノーシンカー
フック : ワイルドモスキート#1

ロッド : フェンウィックS-TAV610CLP+
リール : KTF アルファスフィネス
ライン : バークレーバニッシュウルトラ10ポンド
ルアー : ワンナップシャッド4”+ワンナップシンカー3/64oz
フック : ガマカツワーム316#2/0
 
   
2012.06.14
アルデバランフィネスのお申し込みについて
 
  明日の正午より17日17時までアルデバランフィネスの抽選お申し込みの受付を行ないます。
前回まではギヤ、ベアリング、スプールの換装工賃+調整費¥525を別途カートへ追加して頂く形でしたが、 今回より換装+調整を予め含めたページを追加致しました。
お申し込みの際は上記 パーツ換装+調整 を行なった製品をお勧めします!!

初めての方はメーラーのセキュリティ解除や携帯でのメールの受信設定を先に行なってからお申し込み下さい。
 
   
2012.06.10
北浦終了
 
  TOP50第2戦北浦の結果は13位。

勿論本意の結果ではなく非常に悔しい思いです。

詳細は後日改め、まずは結果のご報告まで。

明日から引き続き霞ヶ浦水系で2日間のロケですので今日は早くやすみます。
 
   
2012.06.04
感謝
 
  先日の河口湖レコードで大変多くの皆様からメッセージを頂戴致しました。
お返しすることが出来ないのでこの場をお借りして心より御礼申し上げます。

6月2日は単純に言ってしまえば「持っていた日」だったのかも知れません。
しかし私一人の力で獲ることの出来たレコードフィッシュではありません、勿論ただの偶然でも無いと思うのです。
ベイトフィネスワンオフのスペシャルプロトを仕上げてくれたティムコ開発、プライベートフィッシングに誘ってくれた友人。計量を快く引き受けて下さった湖波ボートさん&スタッフ。
その時間に、その場所で、そのタックルで、そのルアーを・・・・・。
この様な機会を得ることの出来るバスフィッシングそのもの。 素晴らしいフィールドがあって健全なバスが居る。 人との繋がり。 そんな当たり前な事に心から感謝する出来事でした。


さて、そんな感謝の気持ちからモードの切り替えが必要です。
今週はTOP50第2戦北浦開催ですので、昨日から最終の準備に取掛かっておりあと少しでフィニッシュと言うところまで整ってきました。
TOP50の開催地では距離的に最も近いフィールドですが明日移動の予定です。




 
   
2012.06.02
河口湖レコード更新!
 
  昨晩のこと・・・甲州市在住のS氏から明日の土曜日久しぶりに一緒に河口湖どうですか?  
そんな嬉しいお誘いをいただいたのだった。
これがまた実にタイムリーで昨日届いたプロトロッドのテストを兼ねて出来るという思いもあったので即OK! そんな経緯で久しぶりのプライベートフィッシングへ出ること事となった。
そして今朝の河口湖は快晴無風♪ とても穏やかなコンディションの中スタートフィッシング。
水温は20度弱 透明度は極めて高く4〜5mが丸見えと言う状況。
畳岩周辺の溶岩帯へ流していく最中にも数匹の50cm近いネイティブのクルーズを発見するが ことごとく激無視されてしまう・・・。 まあまあいつも通り簡単ではない。
ただ今日の目論みとしてはそこそこのサイズでとりあえずのテストが出来れば十分でありビッグフィッシュ狙いと言うことではなかった。 しかし デッカイヤツ を見てしまえば勿論話は別だ。

さすが関東でロクマルキャッチ率の最も高い河口湖。小規模な溶岩ハンプにナナマル?! とも思えるスーパービッグフィッシュを目撃。
宝くじは買わなければ当たらないのと一緒で、狙わずして獲ることが出来ないのがそのサイズだが、多くの場合狙ってもアプローチすらさせてもらえないトリプルA級難易度の個体ばかりなのが実情だ。

宝くじを買いに行くべく一旦やり過ごして再び探しに行くと うっすらだがあの個体を発見!
勝負はほんの数投で決まりプライベートフィッシングでは久しぶりにアドレナリンが爆発した瞬間でした。






獲った瞬間にこれまでの自己ベスト66cm 4,500gは楽勝で越えていることが判断出来たので湖波ボートさんでハカリを用意して頂き計測

体長:67cm ウェイト:5,640g    河口湖レコードを樹立!! 勿論自己ベストも更新!
 


ホームレイクの河口湖で開発中の最先端ベイトフィネスタックルでレコードフィッシュを獲った喜び。
そしてこれ以上ない最高のプライベートフィッシングにする事が出来た全てに感謝致します。

ロッド : フェンウィックGWT60CL(プロト)
リール : KTF PX-68フィネス(プロト)
ライン : バークレーバニッシュウルトラ5ポンド
ルアー : ワンナップ魂 1/16oz #1
トレーラー : アンクルジョッシュミート・ミートミノー3"
計測協力:湖波ボート様
 
   
2012.06.01
仮称GWT60CSL
 
  TOP50第2戦北浦開催まで1週間。
現時点では公式プラクティスに向けてのイメージとマネジメントの組み立てをしながらルアーやタックルのセッティングを徐々に進めているところです。
とにかく今大会はスポーニングに関わるシーズン移行の見極めとそれぞれのコンディションに対応して行くことがポイントでありフィールドコンディションとプレッシャーを加味して・・・ 
な〜んて当たり前の事ではありません 当然の事ながら全く違った方向性での組み立てを目論んでいます。
とは言っても決して簡単な状況では無いと思われるのでハイリスクなマネジメントだけでは決勝に残ることすらままならないだろうから、見極めと見切りを最大のキーとしてイメージする様にしています。

そのようなことからしても強いルアーでのサーチ/アプローチは勿論だが ポスト/アフターと言うシーズナル的な事も考慮すれば超スローなアプローチは不可欠であり完全網羅する必要がある。
中でもフィールドのタイプとしても今の霞ヶ浦/北浦水系ではディープは考慮する必要ない為ライトリグは100%ベイトフィネスタックルと言うセレクトがベスト!
実はTOP50第2戦に向けて間に合わせて欲しいというリクエストをしていた超フィネス対応のワンオフプロトが本日届いたのだ!


仮称のモデル名は GWT60CSL とでもしておきましょう。 
操作性におけるキレと感度は想像していた以上のパフォーマンスに仕上っており興奮すら覚える程です。
特に今回のワンオフモデルはこれまでにないショートレングスと言うこともあり、持ち重り感は皆無!
その軽さとキャスタビリティは超ゴキゲンの一言!!
これまでに数々のプロトが手元に届くたびにその進化に胸躍らせて来たが、その中でもこのモデルは群を抜いて素晴らしく 超イケテるのだ。

相応に超極みのモデルではあるけれどそれだけに今回の北浦戦でメインタックルになる可能性は極めて高い。 バスを掛けてすらいないのにそんなことが言えてしまうのだ。
故に 一刻も早く実釣テストしたい! これが今の正直な気持ちです。



 
   
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