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2008.02.18 |
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スウェーデンが認めたKTF |
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2ヶ月ほど前にリールについてこんな事を書きましたが、私がリールをチューンし始めたのはバスフィッシングを初めて間もなくの頃からの事で、すでに四半世紀近くになります。 最初に手がけたのは忘れもしないアンバサダー1021です。当時としては画期的な流線ボディが気に入り即バイトしてしまったものの、その使用感に疑問を持った事がきっかけでした。それはベアリングを洗浄しフリクションロスを軽減する事からでしたが、どうしたらもっと使いやすくなる?が根底にあり、これは今でも変わっていません。 キャリルを始めてからはそれまで以上のレスポンスと扱いやすさを追求し、 様々なリールを手がけた思いがあり、中でもその時代において究極とも思えるモデルがやはりアンバサダーのライトプラスでした。 今では考えられない程ノーマルとチューニングモデルとの差は歴然で、この頃からそのリールに備わったポテンシャルをフルに生かし、使い易さも損なわない方向のチューニングをするようになっていたと記憶しています。
右:ポラリス1021 左:ライトプラス キャリルSP このライトプラスに至ってはベアリングの追加はもちろん、アンチリバースまで組み込んだ超力作です。GW58CMHと組み合わせ、1/2ozのキャリラバでボコボコに釣っていた頃を思い出します。
そして、2月8〜10日横浜国際フィッシングショーでの事、Abuから開発スタッフの来日が予定されており、 先日ピュアフィッシングに送ったハイレブチューン仕様のレボエリートについて、事前に本社とコミュニケーションが取られていたそうです。 そして私の手がけたチューンドリールを絶賛し、是非データを取らせて欲しいとスウェーデンのAbu本社へ持ち帰ったという事を、ショーが終わってから聞きました。 ファクトリーチューンを 世界のAbu が認めてくれたのですからこれほど嬉しい事はありません。 直接話が出来なかったのがとても残念ですが、そのノウハウが全世界で使われるリールに反映されると思うとゾクゾクしますね。
これと共に長期に渡り活躍してくれたキャスプロメタルライトもお役ご免となり、今シーズンから共に戦ってゆくリールはようやく決定し、先程オーダーしたところです。
今回ギヤに使用しているグリスや、ベアリングオイルなどのケミカル剤も特殊な物を採用して仕上げた ワンオフのKTFハイレブチューンド エリートです。 この特殊なケミカル剤については後日ご紹介しますのでお楽しみに!!
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