サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2010年11月
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2010.11.29
消える魔球対策
 
  今日は風が強くセッティングには好都合だったのでRevoエリートUワークス仕様のセットアップ最終チェックを行ないましたが、その結果はプロトと全く変わらないパーフェクトなセットアップが出来ました! 
と言うのもRevoエリートUワークス仕様ではフィネス、ネオ共にブレーキセッティングの
変更を行なった為、量産パーツでアッセンブリーした製品状態での確認という事です。
ネオは糸巻き量に関わらず幅広いルアーウェイトにも、より楽に扱えるイージーセッティング。
フィネスではレスポンス向上により軽量ルアーをストレス無く扱うため、
糸巻き量を少なくしたベイトフィネスに更に特化したセッティングに仕上げています。
そのキャストフィールは両モデル共に明確にパフォーマンスアップしています!!
RevoエリートUワークス仕様のリリースまであと少し!

さてさて、そんな感じでここ数年はフィールドへ出ることが無くとも、キャスティングは欠かすことはなく、
よほどのことがない限りほぼ毎日ロッドを振っています。
その多くは頭の切り替えや息抜きの一服ついでにキャリルの駐車場で振ることがほとんどで、
今回のように本気のトライセッティングや、ラインの太さ、糸巻き量と言った様々なデータ取りの時もありますが、キャスティング感覚のキープと目指すところは 巨人の星!?  巨人の星はご存じですよね?

主人公星飛馬の常識はずれのボールコントロールのことなんですが、
それは飛馬の幼少期にのこと、家の壁にボール大の穴が空いていて、(あり得ませんが・・・)
お茶の間からその穴めがけてボールを投げ、外の木に当てる!
さらにその木に当たって跳ね返ってくるボールが再び壁の穴を通り抜け、片手でキャッチする!!
その針の穴をも通すコントロールに川上哲治が驚愕するというスポ根漫画のワンシーンです。

針の穴をも通すコントロールは無理ですが、狙ったところへイメージ通りにルアーを滑り込ませる事が出来れば絶対的なアドバンテージになるからです。
ややこしくルアーが入りにくいところはバスは好んで身を隠すことは周知の事実ですよね。
ただ、そう言ったところ程敬遠されがちで、核心部はノープレッシャーと言うことが少なくないと思うのです。
そんな面倒なところのバスを狙い通りに捕れれば、それは 自分の魚 であり嬉しさもひとしおですし、
フィールドに出た時の毎キャスティングの楽しさも倍増すること間違いなしです。

ただ、最近はその目指すところにプラスアルファーが加わってきたのです・・・・
私は数年前に視力回復のレーザー手術を行っており、現在も昼間はゴキゲンによく見えるのですが、
夜、特に薄暗い部屋では細かな作業で手元が見づらくなりました。
ブッチャケあまり言いたくはないけれど、年齢的なハンデも徐々に出てきているのでしょうね。
それがキャスティングとどの様な関係があるのかって?
ローライトコンディションで飛んで行くルアーが見にくい。 いや、見えないことが多々あるようになってきたのです。 いわゆる消える魔球ってヤツですよ!

そこでここ最近は、あえて夜にもロッドを振るようにしてるんです。
駐車場だからショップや看板のライトで真っ暗ではないので、ルアーが着地するのは確認出来るわけね。
勿論飛んでいくルアーは全く見えないので、感覚だけで狙ったところにルアーを落とすことにトライしたのですが、
この感覚だけのキャストは想像以上効果が高く、実釣で消える魔球になるコンディションでもストレス無く入る様になったんですよ!

ストイックに練習してると思われるかも知れませんが、私自身は練習と言うつもりでは無く、
あくまでも息抜きとスキルアップの相乗効果程度で楽しんでいるだけです。
どちらにせよ絶大な効果有りですから時間が許すのなら 是非お試しを! 
とにかく楽しみながら継続することが大切だと思います。
 
   
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