サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
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2018.03.27
KTF ネオスプール DAIWA
 
  昨日は某製品のミーティングで東京へ行ってきましたが、見事に桜満開で全力で春も感じてきました。
この某製品は公私ともに今後が非常に楽しみです!

いよいよ来週はTOP50の開幕戦です。プリプラを経てその準備も少しずつ進めていますが、今日は昨年からテストしていたダイワ製品にインストールするスプールの最終のブレーキセッティングを行っていました。
そのスプールがこれです!


ズバリ 「 KTFネオスプール DAIWA 」!
先日ファーストリリースしたバーサタイルフィネススプールに対し更にラインキャパシティを持たせ、より幅広くストロングスタイルにも完全対応するハイレスポンスバーサタイルスプールです。
今回はネオスプールにおいて初のセンターVを設けた新設計で強度と爽快なレスポンスにはさらに磨きがかかっています。
スプールマテリアルは最強の強度を誇るG1ジュラルミンを採用、スプールシャフトには精度と強度のステンレスを装着してのスプール重量は 7.3g (ボールベアリング除く)
ラインキャパシティはフロロカーボン12ポンド約80m、14ポンド約70m、16ポンド約60m

そしてブレーキシステムは新開発の可変ブレーキ「KAHEN」を搭載しているのでフルキャストでのキャスタビリティの向上とショートディスタンスのピッチングでのハイレスポンスを完全両立したゴキゲンなスプールです!

リリースまではもう少しお時間を頂戴しますが楽しみにしていてください。

 
   
2018.03.24
初戦のプリプラへ
 
  先日はまさかの降雪で河口湖の積雪量は約30cmほどに達しましたが、流石にこの時期の雪ですから融けるのも早く道路には雪は残っていないものの辺りはまだまだ白い世界です。
そんなコンディションの河口湖では本日からJBマスターの初戦が開幕。
雪で水温が下がり濁りも入って難しそうな雰囲気が感じられますがどんなことになるのか結果が楽しみです。

さて先週の事ですがTOP50第1戦に向けてのプリプラクティスで開催地の愛媛県/野村ダムに行ってきました。
今回はフィールドの雰囲気と地形の把握をメインとしたので実釣は二の次と言うことで飛行機で松山空港まで向うと言う時短のスケジュールにてチェックしてきたわけです。
 
実は行きの便は17日の土曜日だったのですが羽田までの工程時間には十分な余裕をもって出発したのですが予想以上の渋滞で到着したのは1時間を切ってはいましたがまだ大丈夫。楽勝〜(^^♪ なんて思ったのは束の間!

想定外だったのは駐車場が全て満車だったことで駐車するまでに1時間以上を費やしてしまい なんと搭乗便に乗り遅れると言う失態。
因みに今回のスケジュールでのプリプラクティスは初戦が決定直後すぐに組んでいたので 飛行機は予約便の変更が出来ないチケットだったのでジ・エンドと言うことです。
仕方なく次便で向かうべく新たにチケット購入をお願いすると、乗り遅れた便の料金をそのままスライドしてシートを確保してくれたのです!
「日本航空の神対応」には心から感謝です。
お蔭さまで3時間遅れでしたが無事羽田を出発し、瀬戸内海に面した松山市はとても島が多く窓からの景色を楽しみながらの快適な空の旅でした。

翌日からプラクティスを開始し約1日半を要してほぼ全域の魚探チェックを完了。
フル防寒の準備もしっかりしていたものの予想以上に寒い野村ダムで、降雨のおまけつきで結構タフなコンディションでしたがバスの反応はまずまずと言ったところか? 試合では是非ともこんなキッカーフィッシュが欲しい物です。

 


 
   
2018.03.12
バーサタイルフィネススプール アップ
 
  KTFバーサタイルフィネススプール Daiwa が本日アップとなりました!
と言うことで適合機種やそれぞれの留意点等々についてご紹介してまいりましょう。
始めに適合機種についてですが、ダイワ製の34φモデルのほとんどに装着をすることが可能で、
詳細モデルは下記の通りです。
● スティーズ SV TW 全モデル
● スティーズ A TW 全モデル
● ジリオン SV TW 全モデル
● T3 ( 1016H-TW, 1016HL-TW, 1016SH-TW, 1016SHL-TW )
● T3 SV 
( SV6.3R-TW, SV6.3L-TW, SV8.1R-TW, SV8.1L-TW )
● T3 MX ( 1016H, 1016HL, 1016SH, 1016SHL, 1016XH, 1016XHL )
● RYOGA( 1016, 1016L, 1016H, 1016HL )

★ STEEZ ( 100H, 100SH, 100HL, 103H, 103HL )
★ STEEZ SV ( SV6.3R, SV6.3L )
★ STEEZ LTD ( 105XH, 105XHL )
★ STEEZ LTD TN ( 103H-TN, 103HL-TN )
★ STEEZ EX ( 100XS, 100HS, 100H, 100HSL, 100HL )
★ SS SV ( 103, 103L, 103H, 103HL, 103SH, 103SHL )
★ TD-Z ( 103H, 103P, 103ML, 103H Type-R, 103HL Type-R, 103ML Type-R, 105H )
★ TD-Z ( 103HL, 105HL, 103HL Type-R )

ご覧のように多くのモデルにインストールできるのですが上記のモデル名の頭に●と★で分類しています。
これはブレーキ本体のマグネットの強さの違いを表しており、●はブレーキマグネットが強いモデルで、
★はそれに比較して弱いモデルと言う事です。

それが何を意味するかと言いますと
●群のモデルで使用した場合ブレーキ設定は比較的弱い設定値でベストなブレーキ力を得ることが出来ます。 対する★群のモデルではブレーキレベルの後半6〜MAXの設定が必要と言うの違いがあります。

左はスティーズSVTWのマグネットホルダー 右が旧スティーズの物です。


一見同じように見えますが二重丸のネオジムマグネット自体の質量に大きな差があります。
余談ですがパーミングカップとしてみると最新のスティーズSVTWがいかにロープロモデルなのかと言うことが一目瞭然です。 それだけパーミング感に優れると言うことですね。
 
話は戻りますが、多くのモデルに対応させながらもブレーキのレベルの相違なども含め、
それぞれのリールで使用する際のフルキャストとピッチングの両立と言う点のセットアップは高次元で確立しています。
それでも個々のキャスティングスキルなど好みにセッティングしたいと言うご要望もあるかと思います。
例えばスティーズSVTWにインストールしての使用時でもう少しピッチングでのレスポンスをアップさせたいとか、その逆も然りです。


こうしたブレーキセッティングを変化させることも可能で本来ならここでご紹介したいところですが「KAHEN」ユニットの脱着の際に専用のジグがないと かなり苦戦してしまいます。そのセッティングジグは現在作成中と言うことで、もうしばらく先になってしまいますが改めてご紹介させて頂きますので、
先ずはデフォルトでのセッティングでそのパフォーマンスを存分に楽しんでいただければと思います。
          
    KTFバーサタイルフィネススプール Daiwa
 
   
2018.03.08
ダイワ用の軽量ハンドルファスナー
 
  週頭はあれだけ温かかったのに河口湖では昨晩から未明にかけて予報通りの降雪となり辺り一面真っ白になりましたが、引き続きみぞれ交じりの冷たい雨が降っています。そしてこの後も明朝にかけての降雨量はかなりの量となりそうです。
三寒四温の今ですが 春は目前と言った感じですね。

さて今日ご紹介するのはダイワ用の軽量ハンドルファスナーです。
昨年からプロトテストしてきて安心して使用できる強度を確認出来た事で遂に製品アップすることが出来ました!
ダイワ スティーズやジリオンなどハンドルを固定しているフラットヘッドのタイプに適合する 軽量タイプのスクリュービスです。


IXAカーボンハンドルに換装する際には不可欠となるハンドルファスナーですがこれまではスティーズなどでは純正のスクリュービスを流用していましたが、この軽量ハンドルファスナーの完成によってカラー統一ばかりでなく実用面においてこれまで以上に大きな役割を担っています。
上記画像は純正スクリュービスとの比較です。
左が純正部品でその重量は 2.5g と実際に手にすると想像以上に重さを感じるのに対し、
今回作成したIXAのスクリュービスは軽く強度に優れた超々ジュラルミンを採用したことで
その重量はナント 0.8g ! 約60%の軽量化に成功し、ハンドル側が軽くなることでのパーミングバランスも向上し ロッド操作や巻き心地も劇的にアップします。

IXAオフセットカーボンハンドルに換装し 軽量ハンドルファスナーとオフセットカーボンスタードラグでゴキゲンなパーミングバランスと巻き心地のリールにグレードアップです!!

 
   
2018.03.05
バーサタイルフィネススプール DAIWA
 
  今日は前線を伴った低気圧の通過で全国的な降雨となり、河口湖も久しぶりの暖かな雨でした。
雪ではなかったのが何よりだが今週の木曜日は降雪の予報になっているのが心配だね。

さて、以前よりご紹介しているダイワ製品に適合する「KAHEN」搭載のスプールが間もなくリリースとなります!
先日製品サンプルが仕上がりKAHENブレーキシステムのセッティングの最終チェックを行い製品のアッセンブリーをスタートしたところです。
そのダイワ製リールに対応スプールのファーストリリースはバーサタイルフィネススプールです!
 

スプール外径34φにして その驚異的なスプールのパフォーマンスは「超ゴキゲン!」の一言。
これまでに培ってきたノウハウの集結で形となったスプールデザインとマグネットブレーキの可変システムの搭載によって、快適なキャストフィールとピッチングでの気持ちの良い低弾道レスポンスは 如何なる状況においてもアプローチの難易度を劇的に優しくしてくれる寛容性が これまでより更に一つ上の次元でキャスティングを楽にしてくれる事間違い無しです!


その快適性能をつかさどっているのは紛れもなく「KAHEN」ブレーキユニットであり、DaiwaパテントのAIRブレーキシステムも含め今やマグネットブレーキのモデルに可変構造は不可欠なシステムと言っていいだろう。

その「KAHEN」を簡単にご説明するとピッチング程度の入力回転では磁性体のインダクトローターの位置は変化しないが、キャストレベルの回転時には磁力が強くなることでインダクトローターが迫り出してバックラッシュすることなくしっかりと且つ伸びのあるブレーキ力を得ると言う仕組みだ。
詳しくはこの時の記事をご一読いただければと思います。

製品名はKTF バーサタイルフィネススプール daiwa
スプールスペックは
ボビンのマテリアルには史上最強のG1ジュラルミン、 スプールシャフトにはステンレスを採用した強度と精度の最強コンビネーションに、KAHENユニットを含めたスプール重量は6.7g
スプールベアリングにはIXAのMBSマイクロボールベアリングシステムを装着しレスポンス向上と高負荷にも耐えます。
ラインキャパシティはフロロカーボン12ポンドで約50m
ベイトフィネスをメインとする場合には糸巻き量を40m弱に抑えることで皆さんのイメージ以上のスーパーレスポンスでのアプローチを可能にします。
適合機種は新旧含め非常に多く34φのモデルにはほぼ全て装着可能です。
ただしモデルによってブレーキの任意設定が異なりますのでこれはまた後日触れたいと思います。

因みに昨年のバサクラで投入したセッティングの中に公開はしていなかったのだけど下記も大きな戦力となっていたことも付け加えておこう
ロッド : フェンウィックGW68CML
リール : KTF スティーズSVTW バーサタイルフィネス「KAHEN」(プロト)
ライン : ジャッカル レッドスプール BFスペック 12ポンド
ルアー : サワムラワンナップスピン 3/8oz


リリースまでもう間もなく。 ご期待ください!!

 
   
2018.03.02
大事に至る前に
 
  例年より10日ほど遅れと言う事でしたが昨日は春一番頂きました!
引き続き今日も風が強くボートで出るには結構やばいコンディションでしたが日中の気温はゴキゲンな温かさでした。
水温も確実に上昇しているので河口湖の春爆ももう間近と言う感じです。


さて、シーズンに向けてお預かりしているエレクトリックモーターのメンテナンスももう少しで一段落と言うところまで来たのだが、今日は不動と言うことで修理依頼の製品を手掛けたところ、
なるほど作動チェックでもうんともすんとも反応がない。
と言うよりアーマチュアシャフトがすでに固着して全く回らない状態にあり雰囲気的に水没の予感。
水没とはモーターケース内に水が浸入することで、障害物にモーターをヒットさせてしまったりすることで発生する率が高いのだが、少量の侵入程度なら錆が発生する程度で対処のしようはある。
しかしジャブジャブに入ってしまうと厄介で、ブラシはあっという間になくなってしまいモーターケース内のすべてが錆びてしまい再生不可となってしまうパーツも出てくるのだ。

で、恐る 恐る 開けてみると。

  
予想通り真っ黒な水がドロドロと・・・
判りにくいかもしれないがブラシの残量はゼロ。
かなり悲惨な状態となってしまっていた。


何かが育っている? かの様なスゴイことに。

と言うことでエレキユーザーの皆さんには使用中にモーターをヒットさせてしまい操作不能の全開になったり作動が不安定になった時は 浸水を疑って出来る限り早めの修理やメンテナンスをすることで軽傷で済むことを知っておいていただければ幸いです。

 
   
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