サワムラ式 沢村幸弘オフィシャルブログ
2012年12月
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2012.12.31
2012ありがとうございました
 
  今年1年を振り返って、
トーナメントシーンでは記憶にある中でも常に我慢の展開というイメージが強く、しかもここぞと言うところで耐えることが出来ずに順位を落としてしまう事の多いシーズンでした。
昨年のTOP50のランキングは史上最悪の44位。ドン底を味わい今年は戦い方の方向性、マネジメントを変えてステディな展開よりもリスクのあるストロングなマネジメントで挑んできました。
特に最終戦ではシングルゼッケンも見えるポジションに有りながら結果として残せなかった敗北感。
結果以上に試合展開自体に大きなミスを犯していたことが少なくなかったことも強く反省しています。



そんな辛く苦しい事の多い1年間でしたが、河口湖レコード等多くの強く心に残る楽しい出来事も経験し、バスフィッシングと出会って四半世紀になる今でもとても多くの発見があり、その経験を今後の課題とすることで自らのスキルを向上させ、進化し続けていく事の楽しさも再認識することの出来たシーズンでした。

バスフィッシングを通じて様々な事を知り経験することが出来たのも全て背中を押し続けて頂いた皆さんの力に他なりません。
深く感謝すると共に心より御礼申し上げます。 
この1年本当にありがとうございました。

 
   
2012.12.29
2012 No1ベイト
 
  その年に最も活躍してくれたルアーは皆さんの心の中にもきっとあるはず! 
釣れるから信頼し、使用頻度が自然と多くなるのがフェイバリットルアーですよね。
2012年私にとって最も多くの釣果をもたらしてくれたフェイバリットルアーは間違いなく 4.8”スイミーバレット です。

トーナメントシーンにおけるキッカーフィッシュは勿論確実に喰わせるフォローアップでも絶大な信頼を獲得したのがコヤツで、やはりネコリグとライトテキサスで大活躍してくれました。
共にベイトフィネスタックルでのアプローチで ライトテキサスでは結構やっかいなブッシュをメインに攻めたものです。故にフックポイントのキープ力に優れる4.8スイミーReal です !
このレインボートラウトカラーはフェイバリットカラーの一つなんです。背中のカラーにフックポイントを持ってくるのがポイント。
フックはガマカツワーム322 #1/0 シンカーウェイトは1/32、1/16、3/32、1/8、の4種がほとんどだ。
シンカーの固定方法は一般的な浮き止めゴムは簡単に動いてしまうのでほぼ使うことが無く、恐らく今では使っている方は皆無だと思うが、フラットトゥースピックで確実に固定している点がチョット特殊かも知れない。
シッカリ止まると言う点では群を抜いているので入手出来たら試してみる価値は大ありです。
アメリカでは丸い楊枝ではなく、このフラットトゥースピックがスタンダード。


勿論カバーの濃さとラインの太さでロッドのセレクトが変わるけれどS-TAV610CLP+が圧倒的にメイン。
ラインが10ポンド位でやや軽めのシンカー(1/32等)&要ディスタンスの場合などは同じスーテクの63CLの方がキャストしやすくより繊細なバイトでも獲ることが出来るので強力な2本の柱になっている。
リールは勿論KTFアルファスフィネス!

そしてもう一つのメインリグはネコリグでシンカーウェイトのセレクト次第でオープンウォーターからテトラの穴撃ちまでを完璧にカバーしてくれる。
ネコリグではマテリアル比重の重いスタンダードカラーがベストで、シンカーウェイトを軽くしてもボトムフィーリングが損なわれないので、バイトチャンスは確実に増加し、根掛かりの軽減にも一役買ってくれるのだ。
フックはライン7ポンド以上の場合は紫のワイルドモスキート、5ポンド以下は緑のモスキートヘビーガードをセレクトし、ワイヤーガードの先端カットで使用するのがサワムラ式。 フックサイズは#1 
タックルは間違いなく GWT62CUL-KTF & KTFアルファスフィネス。
ヨシノボリカラーはマッディ〜クリア問わずグッド!


今年デビューしたこともありヨンパチスイミーをNo1ベイトに選出したけれど、ワンナップ魂と良い勝負していたのも事実。 因みに河口湖レコードフィッシュを獲ったのもワンナップ魂!
信頼のおけるルアーはどんなにタフな状況下でも確実に釣果をもたらしてくれる。それがフェイバリットルアーであり、高いモチベーションでアプローチ出来る源となっていると思うのです。
 
   
2012.12.28
年末年始
 
  2012年もいよいよ押し迫った感が強くなって来ましたね。
きっと多くの方が今日が仕事納めで 明日からお休みではないかと思います。

年末年始のキャリルは年内31日まで営業。  2013年1月1日〜5日までお休みを頂戴致します。
勿論ウェブショップは24時間常にご利用頂けます。
出荷作業は31日まで行ないますが流石に年末は荷物も多く 交通事情等も手伝って通常通りのお届が出来ない可能性もあるようです。
年明けは6日より通常営業ですが ウェブショップでのご注文のお届には多少お時間を頂戴する場合もありますので御了承下さい。

明るい時間から降り出した雪は今晩降り続く予報となっているので明朝は今シーズン初の雪かきを強いられそうです。 16時現在
 
   
2012.12.27
GWT60CL完結!
 
  先日ティムコスタッフとFenwick2013ニューモデルのミーティングを行なったのですがその中でも決して外すことの出来ない最終プロトがありました。 モデル名は既に記憶にあるかと思いますが今年6月にファーストプロトとして完成したゴールデンウィングGWT60CLです。
私にとって河口湖レコードの樹立など、TOP50の実戦からプライベートフィッシングにおいてシーズン途中からの投入でありながらも 極めてビッグフィシュ捕獲率が 際だって高かったモデルです。

ベイトフィネスモデルでの究極のフィネススペックとして レングス、テーパー、パワーバランス、フィネスガイドシステムやグリップなど細部に渡って見直し、
完全にスピニングタックルの領域に踏み込んだベイトロッドとしてこれまでにない軽さ、感度、切れを有した極めて操作性重視のスーパーフィネスモデルとしてサードプロト+αを経てようやくここで完結をした訳です!


きっと持った瞬間にそのパフォーマンスが判るはずです!
勿論持っただけでフィールイメージが出来るロッドは決して多く存在しません。
あえて言う必要はないのですが逆にこのロッドを持って5キロオーバーのビッグフィッシュをもリフトさせる事が出来るとは想像しにくいかも知れません。
それだけフィネスに特化したモデルであり操作感が伝わりやすいと言えるからです。



最終的にコスメティックにおける細かな変更をしましたが、来春リリース予定で順調に生産ラインにアップしました。
KTFエンブレムがバットエンドに刻まれていますが、このGWT60CLはKTF/Fenwickとのコラボレーションモデルですのでカタログにもアップされるスタンダードラインナップモデルと言うことになります。

これまでのフィネスモデルとは一線を画したGWT60CL!各部の詳細なスペックなどは2013に改めますので、楽しみにしていて下さい!!
2013ニューモデルとして発売になりました!

GWT60CL-K.T.F.商品詳細ページ

 
 
   
2012.12.25
M.B.S.マイクロベアリングシステム
 
  KTFアルファスフィネスをはじめベイトフィネス対応のKTFチューンドリールではIXAセラミックボールベアリングを採用した M.B.S. (マイクロベアリングシステム)を搭載しています。
そのM.B.S. をあらゆるメカに搭載して頂く為にも 遂にリリースが決定したのでそのお知らせです!

M.B.S.はDAIWAが10年以上前から保有しているパテント技術で、小径ベアリングによる最大のメリットである小さな力(軽量ルアー)でも、回転の立ち上がりに優れる 低慣性を最大限に生かしたシステムです。 
これにより従来サイズのベアリングに比較してスプールレスポンスは明確にアップするため、ストレスの無いフルキャスト&ピッチンを可能にしてくれるのです。
そしてより低抵抗で滑らかに高速回転するIXAセラミックボールベアリングとの相乗効果によって、更なる低慣性・低抵抗なスプールの立ち上がりを実現しています。
またベアリングの劣化などにより交換を要する場合にもハウジング内のベアリングのみの交換で済むのでとてもリーズナブルな仕様でもあります。
KTFチューンドリールやグローブライド社との技術提携の中で誕生したT3-AIRにも採用されているM.B.S.ですが、ベイトフィネス対応のリールのみに適しているという訳ではありません。
パフォーマンスアップを狙ったリールチューンなどをはじめ、想像以上に幅広いニーズに対応します。
但し通常サイズのベアリングに比較すれば極小のセラミックボールの小径ベアリングは一般的なサイズのベアリングと比較して、強度が低くなるのは当然のことですので、根掛かりをした際の対応には注意が必要です。
スプールを指で押えるだけでラインを切る行為は、ベアリングは勿論、スプール、ギヤ等、リール本体へ非常に大きな負担を掛けています。ですから愛機と長く付き合うの為にもどうにも外れない場合の最終手段としてラインを切る場合にラインを手に巻くなどして、(タオルなど使用してケガには十分注意してください)引っ張るようにする事を忘れないで下さい。
こんな事を書くと強度は大丈夫なの? と躊躇してしまうかも知れませんが 決してそうではありません。
普通にキャストしてビッグフィッシュのランディング程度で簡単に破損する様な心配はありませんから、
以上のことを知った上で適切な使い方として認識して頂ければ十分なのです。
糸巻き量の多いモデルでウェイトの重いルアーのキャストを目的とした場合などは従来のサイズのベアリングが適していることも知った上で
M.B.S.との上手な使い分けで更にゴキゲンなベイトキャスティングを楽しんで頂ければと思います。
M.B.S.と既存サイズの比較です。左から1154、1034、834

スプールレスポンスを大きく左右するのは最終的にはスプールデザインであり、各部の形状や重量、ブレーキ等とのトータルバランスに尽きますが、M.B.S(マイクロベアリングシステム)によっても明確にポテンシャルアップするのでその違いを体感頂ければと思います。
アップするタイミングで装着上のチョットした注意点と併せて改めてご紹介しますのでご期待下さい!!
 
   
2012.12.24
メリクリ2012
 
  子供の頃の1年間ってとてつもなく長く感じたのに いつからか自覚はないけれどアッと言う間に一年が終わってしまうようになったよね。 早い物で今年も残すところ1週間。
普段からキャリルではBGMとしてFM富士を流しているけれど、毎年末24日には朝から繰り返しクリソンが聞こえてくる。


そんな今年はオプションパーツの全てを搭載した KTFアルファスフィネスVer2 に GWT62CUL-KTF のコンボで、勿論これまで共に戦った愛着のある1セット。
2012年オンラインショップをご愛顧下さった皆様の中からランダムに選出して感謝の気持ちを込めて送らせて頂きましたので、フルキャスト&ピッチンの超楽〜な最先端ベイトフィネスタックルで来シーズンを存分に楽しんで頂ければ幸いです。 

メリークリスマス!
 
   
2012.12.23
T3用フロントカバーポストの換装
 
  昨日アップしたIXAのNewカラーパーツ ダイワ T3用フロントカバーポスト
チラ見えのパーツなんですがその存在感は以外と侮れません。
換装はギヤカバー開ける必要がありますので手順をご紹介致しましょう。

ハンドル、スタードラグを外します。 装着されていた順序を忘れずに。
ギヤカバーの3つのビスを緩め、ハンドルシャフトを上にしてギヤカバーを開けます。
次に作業しやすくするために、ピニオンギヤ、メインギヤ、ラチェットプレートなどを取り外します。


細いマイナスドライバー(幅3mm)で画像黄色い丸内の純正フロントカバーシャフトを緩めて外します。
その際ギヤカバー内のナットが出てこないように指で押えておくと良いでしょう。(もう一つ下の画像、黄色の丸内) ややタイトに出来ているため抜き取りは慎重に。




純正ポストを抜き取りカラーポストを挿入して締め込みますが、
緩める時と同じようにナットを指で押えながら締めますが、力の入れすぎで舐めてしまわないよう十分ご注意を。


ここから組み上げです。 組まれていた通りに慎重な作業を!
ハンドルシャフトのフラット面とラチェットプレートの内面がキッチリ填るように乗せ、半透明の樹脂ワッシャー、次にここでピニオンギヤを装着しておきます。


メインギヤを乗せ、クラッチプレートスプリング×2個を入れます。
残ったパーツがないことを確認してギヤカバーを閉め、スタードラグ、ハンドルを装着して作業完了です。
※換装作業はT3AIR開発時のプロトリールで行なっていますので、製品とは若干各パーツが異なっていますがそこは突っ込まないで下さいね。


T3AIRで行ないましたが装着イメージはご覧の通りです。


スタードラグ(プロト)、オフセットカーボンハンドルなど換装したコンプリートイメージはそそるでしょ♪



T3に限った話ではありませんがレベルワインダー部のラインガイドシャフト、チューブのお問い合せや製品化の依頼など頂くのですが、レベルワインダー自体が常に稼働するパーツですから、
使用することでの摩耗によってアルマイトの色落ちが免れないのと、動作不具合も発生しやすくなる為、そこは純正に限ると考えますので製品化は致しません。
今回のポストは稼働部とは縁の無い箇所であることから採用しており、T3の純正ポストのマテリアルはステンレスですから軽量化にもなるカラーパーツです。(AIRはアルミ)
 
   
2012.12.22
千載一遇のチャンスが
 
  今日の雨予報もバッチリ的中。最近の天気予報の精度は非常に高くなっているように感じます。
多くの場合この時期の低気圧では降雪になってしまうのがほとんどですが、比較的気温は高く (とは言っても十分寒いが) 雨で済んだので良かった。

そんな冷たい雨が降りしきる中、イレギュラーなお誘いを頂きいつものS氏と河口湖へ出撃!
この時期の雨降りですから流石に湖畔はひっそりとしてノープレッシャー状態。
河口湖は相変わらず減水が続いています。


ロイヤルワンドでのランチングでスタートフィッシングは11時前とだいぶ緩〜い感じですが、そのまま溶岩帯へ巻きながらのチェックです。 まだまだこの時間は結構な雨です。


透明度は決して悪くはないので暫くシャローを流して行くも、見える個体は何故か皆無。
水温は5.2度 さっきまでのボートデッキの水は完全に個体に変わっています・・・。 近隣の山頂はうっすら雪景色に。


ディープのドラッギング、メタルソニック、ワサビー等のリアクションも交えながらNB、NFのまま午後に突入し、気が付けば雨も上がりすっかり青空まで広がる天候回復っぷり。


本当はほんの数時間程度で上がるつもりでしたが、今日が最後の釣行になる可能性が高かい? とくればどうしてもバスを手にしたいのが人情と言う物。
天候も回復したことで結局日没間近までやりきってしまい、
畳岩エリア水深8mの溶岩の張り出しと泥フラットとの境目でメタルソニック3/8ozのリフト&フォールに千載一遇のチャンスが訪れたのですが、残念ながらオートリリースに・・・。
それでも集中した楽しい時間を過ごすことが出来たのは言うまでもありません。
でも出来ることならバスをゲッツして締めくくりたい〜。
 
   
2012.12.21
本日水揚げの一部
 
  いつもと変わらない師走の1日で、どうやら人類滅亡は免れた様だね。

本日も色々と奔走しながらもファクトリーへ!
モールドから出てきたそのままの姿は一般的に目にすることは無いと思います。
コヤツは4.8スイミーバレットの生まれたままの姿です。 私のフェイバリットカラー034


全開生産中のワンシャの一部です。
およそ30秒に一回のタイミングで次々に生まれてきます。 伝わらないかも知れませんがショット直後のできたてホヤホヤ♪ 超美味しそうです。
これからパッキングされて皆さんのお手元にお届です!

水揚げされた魚にも見えるのは私だけ?

 
   
2012.12.20
アルデ&メタマグのベースリング
 
  シマノ アルデバランのメカニカルブレーキベースはシマノゴールドのアルマイトが施されているので他のカラーで統一したい場合にはOリングで目隠しをしてきました。
しかし計時劣化でOリングのひび割れなど避けられないので更なるカラー統一感も得られるベースリングを欲していたのですが、
遂にアルデバラン、メタニウムMGに対応したメカニカルブレーキのベースリングがアップしました!
チラ見えのゴールドが残念・・・。


ベースリングはハンドルやスタドラを外す事無く簡単装着出来ますが参考までにご紹介しておきます。

メカニカルブレーキを外し下記画像の黒いOリングを先細のピンセットや楊枝などを利用して外します。


リングには段が設けられていますので、広い方を下に、径の小さい方を上にして装着します。


Oリングを戻してメカノブを締め込んで装着完了です。


メタニウムMGのブレーキベースはシルバーですがベースリングの装着でカラー統一感はアップ。
メタマグはこんな感じです♪
 
   
2012.12.18
Oni Cup 
 
  年末の野試合的な釣行は世間一般的に多く行なわれているのも事実。
ティムコ開発O氏主催の「Oni Cup」もその一つで、ティムコスタッフ&契約プロのコンビネーションバトルなのだが、そこには参加人数が多いとか少ないとかは全く関係なく、気のあった仲間とのガチバトルで心の底から楽しむ! お気楽でもあり本気のプライベートフィッシングの極みと言っていいだろう。

勿論一昨日の西湖も正にそれと同じ究極のバスフィッシングの一つなんだ。
今回の西湖ではスパーキッカーフィッシュをゲッツする事が出来たが、
Oni Cupでも51.5cm/2640g なんて言うすんごいヤツが釣れているからこの時期はやめられないよね!
しかも霞ヶ浦本湖だそうだ。


そして今年のOni Cupには七色のレジェンド 山岡プロも遠方よりスペシャル参戦し、本日霞ヶ浦からの帰路途中で河口湖へ立ち寄ってくれた。
私の超お気に入りの河口湖にあるハンバーガーショップでランチを共にしながら、今年テストを繰り返してきたフェンウィックのNewブランク PMXGWT60CL & KTFリールのNewモデルを軸にしたバス談義に花が咲く。 何よりも お互いのフィッシングスタイルが異なるからこそ楽しいのだ。


来年のOni Cupは山岡プロとの50コンビで暴れさせてもらうぜ!  イヤ 楽しませてもらいます。
 
   
2012.12.17
ジリオン用オフスタ換装
 
  本日アップしたダイワジリオン用カーボンオフセットスタードラグの換装手順をご紹介致します。

先ずはハンドル、スタードラグ、各ワッシャー関係を外します。
装着されている順序は画像の通り、リール側からベアリングワッシャー、クリックホルダー、スプリングワッシャー×2、ワッシャー0.5、スタードラグ


下記画像の純正パーツは換装で使用致しません。
左はスタードラグ稼働時のクリック音を発するパーツで、軽量化のためにクリック音は敢えて排除しています。 パーツの排除とドラグスカート内の加工も不要となるので一石二鳥です!


ワッシャーを組み入れる前にメインギヤシャフトにハイパーレンジバリアを薄くまんべんなく塗布します。


ワッシャーを入れていきますが、先ずは最も薄く径の小さいベアリングワッシャーを入れ、その上にスプリングワッシャーを下記画像のようにどら焼き上に装着します。


スプリングワッシャーに楊枝などを利用してハイパーレンジバリアを塗布します。


更にワッシャー0.5を乗せて再びハイパーレンジバリアを塗布します。


スタードラグのタップ部にもハイパーレンジバリアを塗布します。


ネジ山に対して斜めにねじ込まない様に注意しながら装着します。


カーボンスタードラグに下記画像 付属のハンドルワッシャーを乗せてからハンドルを装着します。


カーボンオフセットハンドルをセレクト。
ハンドルナットの締め込みはキズ防止の為に気持ち厚手のビニールを挟んで締め込んで下さい。 ロックプレート、HEXビス(6角対辺2mm)を装着して全ての作業完了です!
※ダイワ製リールにIXAカーボンハンドルを換装する場合はIXAハンドルファスナーが必要です。



換装後のイメージです。
スタードラグで6.5g。 ハンドルで6.2g ファスナーが1.5g。トータルで14gもの軽量化となります!
 
   
2012.12.16
2012のラストフィッシュか?
 
  今日は久しぶりに西湖へ出撃してきました!
天候は晴天、風はそこそこでしたが予報通りのこの時期にはあり得ない程の暖かな正に冬の釣り日和となりました。 年末恒例の気のあった仲間との野試合ですが決して手抜き無しの超本気モードで7時過ぎに西湖の中央に位置する丸美ボートさんからスタートフィッシング。
上流西エリアの溶岩帯へ向かい、ワンナップ魂W1/16ozのノントレーラー(カラー:ブルーギル)を
2mレンジイメージでアプローチしていくとわずか数投で明確なバイト!
デカッ!! と思わず叫んでしまう程のスーパーキッカーフィッシュをゲッツ。 その引きはメチャメチャ絞られましたよ
勿論この時期ですから決して簡単ではないと想定していたので反面嬉しさもひとしおです。


水温は約7度強、その後も同じアプローチを継続して行く中、シャローにはサイトの出来るグッドコンディションの個体がチラホラという状況でしたが、やはり簡単ではなかった・・・。その後2回のミスのみでストップフィッシング。



久しぶりに西湖の50オーバーと思いきや わずかに足らずの49.5cm。 しかしそのウェイトはこの時期ならではのスーパーコンディション2,740g。
このシーズンの西湖は一筋縄ではいかないが 時に驚異的なウェイトをもたらしてくれるのも事実。
この年も同様に楽しませてもらったのを明確に記憶している。
さあ今年も残すところ2週間。コヤツが2012年のラストフィッシュになるのか?

 
   
2012.12.14
Newプロト
 
  今年も残すところおよそ2週間。そんなタイミングで仕上ってきたプロトサンプル!
ファーストトライとしてのシルエットイメージはナイスバランスと言ったところだ。 早速実釣テストを行ないたいところだが流石に師走だけあって? そのタイミングが作れないのが残念でならない。

製品情報も無しで、いまはまだキッチリお見せ出来るタイミングではないのでこんな画像でゴメンなさい。
勿論この先々でテスト進行状況と共にご報告していきますのでお楽しみに!
とりあえず来週早々には行ってくるぜ!
 
   
2012.12.13
冬の釣り日和
 
  流石に12月。寒い日が続いており河口湖のの水温もいよいよ6度台迄降下しました。
ロイヤルワンドの水際では微妙に薄氷が張り本格的なミッドウィンターの到来を感じざるを得ません。
でも今日の天候は快晴。午前中は無風! 気温はマイナスですが体感温度は10度はあろうかというグッドコンディション♪
先日エンジンを載せ替えましたが、そのセッティングで初めて河口湖に浮いてきました。


残念ながら釣果はご報告出来ませんが、絶景の富士山と穏やかな湖上は本当に心癒されます。
ここしばらくの間は強烈な冷え込みも無く比較的温暖なコンディションが続くとのことです。
ボートでは減水が進んでいるためランチングは少々やっかいですが、実釣の面では年内は最低水温に至らないので比較的喰わせは容易? な筈ですから是非冬バスにトライしてみて下さい。


 
   
2012.12.11
新たな領域への挑戦
 
  シーズン真っ直中ではタイミングが合わずご紹介しきれない事などが山盛り合ったりまします。
特に新たな試みのプロトは即OKとはならない方がほとんどで、その全てをご紹介していてはきりがない程ですが、コヤツはさわり程度ですがご紹介しておこうと思います。


ハイ、一見してギヤであることがお分り頂けます。
先月に仕上り既にテストを重ねているプロトですが、これまでにないマテリアルを採用し、全てが新たな領域への挑戦となるスペックのギヤです。
ファーストインプレッションは 「これキタッ」 って感じ!
基本スペックとしてはほぼ完成だがNewマテリアルを100%生かした製品に仕上げるためにはまだまだテストを繰り返し追い込んで行く必要あり。 と言ったところです。
製品にインストールされるその日を目指しトライ&テストが続きます。
 
   
2012.12.10
Gフォースハンドル
 
  数ヶ月前に口コミで知ったエレクトリックモーターのマウントロープ&ハンドル
エレキの上げ下げはハンドルを持ってロック解除して下ろすのが常識だが、実はマウントのロープがくせ者だ。  私も過去に釣行最中切れたことがあり、とんでもない目にあったことがある。
純正のロープも比較的耐久性の高い物を採用している筈だが、それでも計時劣化や使用頻度に比例して いずれは切れてしまういわゆる消耗品だ。
しかしそれ以上に恐ろしいのはエレキを上げようとして体重を掛けて引っ張り上げた瞬間に切れる恐怖・・・。
切れた瞬間そのまま落水したアングラーをこれまでに2人も目撃してしたことがあり、1例はトーナメント最中だったこともありマウントロープは常に摩耗チェックする癖が付いている程だ。

そんなマウントロープ切れの心配を解消してくれるのが Gフォースハンドル と言う超優れものだ。


少し前に河辺さんの取り替え作業のお手伝い と言う程難しくない作業なので見学に。
ロープの代わりに赤い樹脂でコーティングされたワイヤーなのでロープのようにアッサリ切れる心配は激減。 さらにはワイヤーなので伸びがないためハンドルを引いた時ロック解除のダイレクト感も劇的に向上するのだ。


今週末は久しぶりにレンタルボートでのお気楽フィッシングを予定しているので、準備ついでにレンタルボート用のマウントロープもGフォースハンドルに交換しておきました!
と言うのもこの16Bマウントは取り付けが少々やっかいと聞いていたので、アッパーマウントを分解せずに作業出来るのか検証も兼ねて行なったという訳です。
結果としてはバラす事無く交換は出来ましたがまあまあそれなりにコツがいる作業ではあります。


因みにですが、言ってもレンタルボートでの釣行は私自身決して多くはない方だと思うのですが、
それでも純正ロープにはダメージで毛羽立っているのが直ぐに判る程です。



そして最もゴキゲンなのがこのハンドル。
握りやすさ抜群! ワイヤーのダイレクト感と相まって重い109ポンドでも上げ下げがとっても楽に感じるのは決して気のせいではない!? そう思うのはきっと私だけではないはずです。


モーターガイドの16Bマウント以外 GF360や21Gの交換はとっても簡単。ミンコタは検証していないけれど同様に簡単作業でゴキゲンなハンドルに!
好みの長さにワイヤーをカットすると更に使い勝手アップです。 
Premium Trolling Motor Cord  G-Force Handle
 
   
2012.12.09
IXAセラベア
 
  遂先日IXAセラベアの新たな製品が届いた。
ダイワT3-AIR用の M.B.S.(マイクロベアリングシステム) の小径ベアリングです。

久しぶりにベアリングの話でほんの少し寄り道してみますね。
私がリールに装着されているボールベアリングに手を掛けたのはまだ東京に在住の時代だから既に四半世紀以上になろうか。
もっと飛ぶようにならないものかと言う思いからベアリングのシールドを外して洗浄したのがキッカケで、その時のモデルはアブ1500Cだった。
当時のベアリングは今では考えられない程グリスがタップリ封入されていたので、ベンジン(現在はパーツクリーナーだが)で洗浄してそのままドライで使用しただけだったがその衝撃的なレスポンスアップは今でもハッキリ覚えている。
何故なら再起不能のバックラッシュになったからだ・・・。

それ以降もその時代に登場した優れたオイルや添加物など、その当時なりのパフォーマンスアップを目的としたチューンを施し より快適なアプローチをしてきたのだが、
およそ5年前にベイトでライトリグをキャストしたいと言う思いから 更なるキャスタビリティの向上を目指してスプール製作に着手したその時から更に踏み込んだ試行錯誤のスタートとなった訳だ。
今現在のリールの進化は5年程前でさえおよそ想像の付かない位の 劇的なパフォーマンスアップを果している。
その一つ スプールレスポンスアップの最大の要素はスプールデザインだが、勿論その性能を100%引き出すためのボールベアリングの性能も絶対条件となる。
これまでに数々のベアリングを使用してきたが IXAセラミックボールベアリング のテストサンプルを初めて使用した時のインプレッションは超ゴキゲンの一言だった。

セラミックボールの共鳴や昨今の軽量スプールによって回転ノイズは顕著になるが、それを差し引いてもセラベアには非常に大きなアドバンテージがあり、比重が軽く 強度に優れるセラミックボールの軽快な回転性能とロングライフは正にリールにインストールする最適のベアリングと言って良いだろう。


優れた加工技術によって極めて真円度の高いセラミックボールが生まれ、それを受ける精度の高いハウジングによってハイクォリティなボールベアリングが完成する。
一部のパーツではあるけれど、トータルバランスの中の重要な一つでもある。
結果として快適なキャスティングを続けることが出来るのだと思うのです。


M.B.S. マイクロベアリングシステムについては後日改めましょう。 
 
   
2012.12.08
ジリオン用カーボンオフスタ
 
  先日のアルデBFSのスタードラグに引き続き、待望のダイワジリオンに対応のIXA軽量オフセットスタードラグが間もなくアップします。
ジリオン用IXAカーボンオフスタの自重は 約5g。 
対する純正スタードラグはオリジナルモデルの100P/Hで 約9.1g。 
換装する際のワッシャーも含めると、ナント 6.6g もの軽量化となるのです!!
ギヤ側の軽量化ですからパーミングバランスと捲き心地はカーボンハンドルと同様に その劇的な違いを体感出来るチューンドパーツです。


製品アップ時に換装手順と共に改めてご紹介しますね。
 
   
2012.12.06
アルデBFSのパーツ換装 その2
 
  先日のアルデバランBFSのメカニカルブレーキの換装に引き続き本日はオイルホールキャップ、ラインガイドキャップ、スタードラグ&ハンドルの換装作業をご紹介します。

ハンドル、スタードラグ、各ワッシャー関係を取り外します。


先ずはオイルホールキャップの換装からです。
※このパーツはスタードラグの取り外しが必須となります。
リールに付属されている下記画像のレンチを使用して純正のオイルホールキャップを緩めて取り外します。


純正のオイルホールキャップ内に装着されているOリングと中心にオイルで付着しているメカニカルブレーキプレート(黒い小さな丸のベークライトワッシャー)を移植します。
念のために移植の前にメカニカルブレーキプレート脱落防止のためにIXAのキャップのセンター部の凹みにほんの少量のグリスを塗布しておきましょう。


Oリングとメカニカルブレーキプレートを移植したキャップをギヤカバーに装着しますが、スプールのクリアランス調整を同時に行ないます。
1、パーミングカップ側のメカニカルブレーキノブを最大に緩めておきます。
2、純正のレンチを使用して締め込んで行きますが、スプールが左右にほんの少しだけカタカタする程度のクリアランスになるように調整します。

スプールのクリアランス(遊び)は下記画像のようにスプールを上下から同時に指で持つように左右に振る方法が最も判断しやすいことを覚えておいて下さい。



これでオイルホールキャップの換装は完了。 次にラインガイドキャップです。先ずパーミングカップとスプールを取り外して下記画像赤丸内のビスを緩めて外しておきます。


次にギヤカバーを開けます。
ギヤカバーを固定しているのは下記画像左赤丸2本のビスと、パーミングカップ側の画像赤丸内の計3本で外れます


ギヤカバーを外せばレベルワインドガードを前方に引き出すように外すことが出来ます。


純正のラインガイドキャップを取り外します。
キャップ内に残っている可能性が極めて高いのですが、画像のようにドーナツ形状のワッシャーがありますので取り外します。


ワッシャーはウォームピンの面にピッタリですので乗せてからIXAラインガイドキャップを装着します。


ここから組み上げの作業ですがワンウェイクラッチ内に入っているワンウェイスリーブを抜き取ります。


上記画像のワンウェイスリーブの突起部を下記画像のようにドラグプレートの溝にキッチリはめ込みます。


次にギヤカバーを閉めますが、スプリングなどがちゃんとはまっているか確認して隙間無くはめ込み、ビスで固定します。
ギヤカバーを取り付けた後、各ワッシャー関係を装着しますが、純正のスプリングワッシャー(画像左)をIXAカーボンスタードラグに付属のスプリングワッシャー(画像右)に取り換えます。

※2015年7月1日追記:2015年7月現在、スタードラグのデザインを順次切り替えています。新型は純正のスプリングワッシャーをそのまま流用できるタイプとなります。

カーボンスタードラグに付属のスプリングワッシャー、スタードラグスペーサー、スタードラグ固定ナットの順で画像の様に装着します。
スプリングワッシャー×2の向きに注意!
 

さて、お次はスタードラグパーツの移植です。
純正スタードラグのクリックプレートを押えている5角形のピンを外します。 飛ばさないように


純正スタードラグの上面画像の赤丸内のクリックピンとスプリングを取り外しカーボンスタードラグの穴に移植します。 先の細いピンセットがあると便利♪


クリックピンは画像の左側が外に出るように装着します。 非常に小さいのでなくさないように注意して下さい


スプリング、クリックピンの順序で移植します。



クリックプレートの両面にハイパーレンジバリアを薄く且つまんべんなく塗布します。



クリックプレートをカーボンスタードラグに乗せ、5角形のピンを内側の溝に各角を一つずつはめますが、
シッカリ確実に深くはまる様に注意して固定します。



次にハンドルシャフトを利用してクリックプレートの穴の方向を整えます。スタードラグの四角内の向きとクリックプレートの角度(向き)は下記画像を参考にして下さい。


更に四角いスタードラグ固定ナットを締め込みつつメインギヤシャフトを下記画像の様に固定面を一致させておきます。


いよいよ装着ですがその前に一度カーボンハンドルをハンドルシャフトに通しておくと本取り付けする際に楽になります。
と言うのもIXAカーボンハンドルは装着後にガタの出ないようにシャフト穴を若干タイトに設計しているためです。
ダイワやアブでは苦になりませんが、シマノ製品の場合スタードラグのバネテンションを押える必要があるので少しでも楽に作業するためです。


スタードラグスプリングを固定ナットに乗せ、ドラグをはめ込みます。
スタードラグを押し上げるスプリングのテンションが掛かりますのでチョット”コツ”を要しますが上手に押えて下さい。


あと少しの我慢です!
スタードラグのスプリングテンションを押えながらハンドルを装着します。
私はハンドル装着後はこんな風に持ち替えていますが、作業しやすい押え方でトライして下さい。
この状態でハンドルナットをある程度のところまで指テンションで取り付けます。


ハンドルナットの締め込みはキズ防止の為に気持ち厚手のビニールを挟んで締め込んで下さい。 ロックプレート、HEXビス(6角対辺2mm)を装着して全ての作業完了です!


カーボンオフセットハンドル、カーボンスタードラグ、
オイルホールキャップ、ラインガイドキャップ、の換装後のイメージです。

カラーの統一感は勿論ですが、大きな軽量化も果しています!
スタードラグの重量が4.7g 純正が6.5gですので約1.8gの軽量化。
本体から最も遠い重量物でもあるカーボンハンドルは15.5g 純正が23.9g その差約8.4g
トータルで10g以上もの軽量化でパーミングバランスと捲き心地は劇的に向上します!
オフセット量5mmのハンドルによってコンパクトなBFSが更に一回り小さくなったフィーリングでのキャスト&リトリーブになります♪


因みにアルデバランBFS用のカーボンスタードラグの到着はもう間もなくの予定です。
オフセットカーボンハンドル
軽量カーボンスタードラグ
オイルホールキャップ
メカニカルブレーキノブ
ラインガイドキャップ
 
   
2012.12.04
アルデBFSのパーツ換装 その1
 
  IXAのNewパーツのご紹介と換装はまだまだ続きます。
今回は待望のアルデバランBFS XGのチューンナップパーツです。 
その1として先ずはパーミングカップ内のメカニカルブレーキノブの換装手順から行なっていきましょう。

パーミングカップを外し下記画像赤丸内の皿ビス2つを緩めます。
※パーミングカップを外す際はスプールを指で押えるなどしての脱落に注意してください。


ブレーキフレームの取り外しが可能となり、メカニカルブレーキがあらわになります。


メカニカルブレーキを緩めて取り外すと、ご覧の様に回転を抑制するための黒いOリングが確認出来ますので、これををピンセットや、楊枝等を利用して取り外します。


純正のメカニカルブレーキノブから取り外したOリングは下記画像の矢印の凹みに装着して、ブレーキフレームに締め込んで装着します。



ここからは組み上げ作業になりますが、パーミングカップを緩める際に回すツマミが外れた場合を想定して追記しておきますと、
下記画像の様な角度で填るようにパーミングカップとSVSCl4+の位置関係(角度)を参考に取り付けをして下さい。


透明のプレートをネジ穴と2本のピンに合うように乗せます。
この時脱落しないように裏から押えながらキープして下さい。


次にブレーキフレームを乗せますが本体フレームに固定する爪の位置関係参考にして下さい。
画像は左ハンドルモデルすですが、赤丸内ブレーキフレームの爪が前方に2つ来るようにセットするのが正解です。


最後に皿のタッピングビスを締めて完了ですが、
締め込む際のコツはいきなり締め込むのではなく、ネジ山の取っ掛かりを探す意味でゆっくり反転(緩める方向)に回して”コトッ”とハマッタことを確認してから締め込むことです。
また相手が樹脂ですから締め込み過ぎは禁物ですよ。

換装後のイメージですが、チラ見えしているスタードラグやルーブホールキャップ、ラインガイドキャップの換装は後日アップしますのでそちらもお楽しみに!

アルデバランBFS XG対応
●メカニカルブレーキノブ  ●ルーブホールキャップ
 
   
2012.12.01
スコーピオンXTのパーツ換装
 
  スコーピオンDCに引き続きスコーピオンXTの換装手順をご紹介致します。
両モデルの共通パーツは多く換装の手順もカーボンハンドル、スタードラグ、メカニカルブレーキノブは全く同様ですが、ラインガイドキャップについては作業工程が全く異なりますので今日はスコーピオンXTのラインガイドキャップの換装についてです。

先ずはハンドルとスタードラグを外し、金色の四角いスタードラグ固定ナットを緩めてスタードラグスペーサーとスプリングワッシャー×2も外します。


始めに行なっても良い作業ですがパーミングカップを開けレベルワインドガードを固定している画像赤丸のビスを外しておきます。
ただしスコーピオンXTはこれだけではレベルワインドガードが外れません。


さて次にギヤカバーを開けます。
ギヤカバーを固定しているのは下記画像赤丸の2本(M2×7mm)のビスと、
パーミングカップ側の画像赤丸のM2×6mmの計3本で外れます。




ギヤカバーを外せばレベルワインドガードを前方に引き出すように外すことが出来ます。


純正のラインガイドキャップを取り外します。
キャップ内に残っている可能性が極めて高いのですが、画像のようにドーナツ形状のワッシャーがありますので取り外します。


ワッシャーはウォームピンの面にピッタリですので乗せてからIXAラインガイドキャップを装着します。


ここから組み上げの作業ですがワンウェイクラッチ内に入っているワンウェイスリーブを抜き取ります。

上記画像のワンウェイスリーブの突起部を下記画像のようにドラグプレートの溝にキッチリはめ込みます。


次にギヤカバーを閉めますが、スプリングなどがちゃんとはまっているか確認して隙間無くはめ込み、ビスで固定します。
ギヤカバーを取り付けた後、スプリングワッシャー×2、スタードラグスペーサー、スタードラグ固定ナットの順で画像の様に装着します。
スプリングワッシャー×2の向きに注意!


スタードラグ固定ナットはこの後スプリングを乗せますのでセットしやすくする溝を上にして締め込みます。


この後はスタードラグ、ハンドルの装着ですので、昨日の作業と同様ですのでスコーピオンDCを参考にして下さい。

オフセットカーボンハンドル、カーボンスタードラグ、メカノブ換装のイメージです。
以前はレッドでご紹介しましたが、今回は私の個人的な主観でイイ感じに仕上ると思っていたのでパープルバージョンで組み上げてみました♪

10 スコーピオン XT 1000/1001
09 スコーピオン XT 1500/1501 1500-7/1501-7
 
   
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